脳・神経の働きから高める集中力
ネタ拾いのために読んでみました
自己啓発のような本かと思ったのですがちょっと雰囲気が違います
結局著者のなさっておられる脳神経専門のコンディショニング「分析ラボ」の宣伝という位置づけかどうかの微妙な本でした
それでもストイックに高い精神性を養うというタイプのアプローチではなく
あくまでも脳・神経のコンディションを高めて集中しやすい環境づくりを心掛けるという点においては合理性を感じました
修行という位置づけで苦労して坐禅などをするのではなく
普段の生活から集中力を阻害しそうな要素を排除するという試みは傾聴に値します
力んで一生懸命に集中するのではなく
不要な意識に費やす無駄なエネルギーを捨てる
いわゆる脱力系のアプローチは意外に本質をついているのかもしれません
「努力している」という段階は言いかえれば無理をしていることにもなり
長続きせず結局途中で諦めてしまうもの
ところが普段の生活習慣で少しずつ変えようというのですから
ルーティンワークになってしまえばそれはもはや苦労ではありません
やり遂げたという充実感は得られないでしょうが
案外当たり前のことを黙々と続ける方が効果はありそうな気がします
具体的な方法論に関しては「そんなことで?」と感じることもあれば
安っぽい健康本に出てきそうな内容もありましたので
大絶賛でおススメしたいとも思いませんが
「信じるものは救われる」的にとりあえずやってみたらいつの間にか集中力が高まりそうな雰囲気がします
納得はしてませんがやってみようかな…
って感じです
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