正しいスクワット
ハムストリングと腓腹筋の作用に膝関節の屈曲があります
そして膝関節の伸展というと大腿四頭筋が浮かんできます
これが教科書通りの膝関節の動きとなります
ところが興味深いことを知りました
この図のように足を地面につけ体重がかかった状態で
ハムストリングと腓腹筋を共同して収縮させると膝関節は伸展します
解剖生理学を学ぶときは単品の筋肉の作用として覚えるものですが
実際の動きになれば共同して作用することの方が多いわけで
真逆の作用も出てくるようです
これを見てピンと来たのがスクワット
スクワットをするときの注意点としてつま先の位置より膝を前に出さないというのがあり
私もなんとなくそっちの方がきついのはわかってましたが
このハムストリングと腓腹筋の関係をあてはめると
体重を後方にかけることによりハムストリングと腓腹筋に負荷がかかり
これらの筋肉も鍛えることができるわけです
もし膝をつま先より前に出すと大腿四頭筋に負荷がかかるのです
下半身トレーニングの王様といわれるスクワットですが
この原理を利用していたわけです
しかも伸展時にはエキセントリックな運動になりますから
より効果的ということになるんですね
ひとつお利口さんになれました
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