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2015/06/02

正しいスクワット

ハムストリングと腓腹筋の作用に膝関節の屈曲があります
そして膝関節の伸展というと大腿四頭筋が浮かんできます
これが教科書通りの膝関節の動きとなります
ところが興味深いことを知りました

Img105_2

この図のように足を地面につけ体重がかかった状態で
ハムストリングと腓腹筋を共同して収縮させると膝関節は伸展します
解剖生理学を学ぶときは単品の筋肉の作用として覚えるものですが
実際の動きになれば共同して作用することの方が多いわけで
真逆の作用も出てくるようです

これを見てピンと来たのがスクワット
スクワットをするときの注意点としてつま先の位置より膝を前に出さないというのがあり
私もなんとなくそっちの方がきついのはわかってましたが
このハムストリングと腓腹筋の関係をあてはめると
体重を後方にかけることによりハムストリングと腓腹筋に負荷がかかり
これらの筋肉も鍛えることができるわけです
もし膝をつま先より前に出すと大腿四頭筋に負荷がかかるのです

下半身トレーニングの王様といわれるスクワットですが
この原理を利用していたわけです
しかも伸展時にはエキセントリックな運動になりますから
より効果的ということになるんですね

ひとつお利口さんになれました

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