月刊トレーニングジャーナル6月号
今月の特集は「推定・推測の威力」
何事においてもすべてを把握することは困難で
一部分から全体を推測するのはよくあること
しかしどの部分をピックアップするかで信ぴょう性も変わってきます
本特集で私にとってかかわり合いの深いのは「立ち上がりテスト」
ある高さのところに腰掛けて反動なしで立ち上がれるかを見るのですが
その腰掛けが低いほど立ち上がるときに筋力を要します
腰掛けの高さによりどれくらいの筋力があるかを推定するというわけ
もちろん普段のようにどこかにつかまって「どっこいしょ」といいながらではなく
腕組みをして足とお尻の筋力で立ち上がらなければならないから
これが意外に難しいのです
私もよく治療用テーブで仰臥位(仰向けで寝る)からどのように起きるかを観察して
シットアップする能力で腰痛関連の筋肉の力を見ることがありますが
昨今ロコモティブシンドローム(運動器症候群)が話題になります
腰痛に限らず加齢による筋力低下が根本的な問題となる以上
動きの観察によりどの程度の筋力があるかを見極める必要があります
連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今月のテーマは「眼光紙背に徹する」
物事の本質を見抜く力を洞察力といいます
この力は持っているものではなく養うものです
宇宙(そら)にでて空間認識力をアップすればアムロ・レイみたいになれるでしょうか?
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