過小評価?
人間誰しも年を取ってくると身体に一つや二つの不安はあるものです
これが意外に厄介で軽微なものから重篤なものまで様々ありますが
けっこう長い付き合いになるもので「持病」なんて言い方をする人もいます
私らが施術するといったんは楽になるのですが
またある程度の期間が経てば同じ症状を訴えてやってこられます
私がいつも「治すことはできない」というのは
その人の身体の属性みたいになった症状は
程度を抑えることはできても
完全に取り除くのは実に困難だからです
ほぼオープンのときから十数年通われている方がいます
その人は肩から背中にかけて疼痛を伴う肩こりとでもいうのでしょうか
月に一度くらいのペースでお越しになります
先日お越しになったとき「今日は違うんです」と困り顔
いつもと違って足がしびれるということだそうです
坐骨神経痛だろうと考えて矯正してみたら
意外にあっさりとしびれはなくなりました
それで驚いたその方…
「エライもんですねぇ」「まさかこんなことまでできるとは思わなかった」
私は苦笑いするしかありません
「一応ここは『腰痛館』ですから、そっちが本職みたいなもんで…」
みなさん自分の症状を介してしか私との付き合いがありませんので
そういうふうに思われるのもなんとなくわかるんですが
逆に今までどう思われていたのか聞いてみたいような聞いてみたくないような…
『腰痛館』といっても腰痛で来られる方の割合はさほど多くはありません
とりわけ最近はなんでもアリみたいな雰囲気もありますので
自分でも納得せざるを得ないのですが…
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