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2015/04/13

効果は?

妊娠中のお母さんは妊娠5カ月の戌の日に妊婦帯をつけるといいます
なぜ戌の日かといえば一度の出産で何匹も子供を産む犬が安産の象徴として考えられていたからと聞きます
そんな話を聞くと迷信のようにも思えますが
妊婦帯はお腹が大きくなると身体が後ろに反るので
通常時よりも背骨に負担がかかります
そこでお腹を絞るように腹帯を締めると腹圧が上がり背骨が安定します
ちょうど自転車のタイヤに空気を入れると安定性が増すのと同じ理屈です

腰痛ベルト(骨盤ベルト)も同じような原理で
お腹を締めることで腹腔内の空気圧を上げると
お腹の中に空気がいっぱい詰まったボールがあるのと同様
体重が背骨だけでなくそのボールの上にも乗ることになり
体重が分散されるので背骨が安定し
腰痛が軽減するという仕組みになっています
余談ではありますが最近は腰痛の原因として
腹圧を上げるための腹横筋や
背骨の安定性を維持する多裂筋がクローズアップされてきているのも
このようなメカニズムが注目されているからに他なりません

Photo
虎・マートン、必勝はちまきでフリー「トレーニング、スタイルネ」

なかなか並みに乗れそうで乗れないタイガース
マートン選手がハチマキをして猛特訓
これもタイガースの優勝を安産にするための作戦でしょうか?

ところでハチマキというのはここ一番頑張るときに締めるものですが
前頭骨・頭頂骨・側頭骨・蝶形骨・後頭骨など
クラニオワークで重要な骨をすべてホールドしています
これはひょっとして静止点の誘導を狙っているのでしょうか?
そういえば時代劇なんかで病気で寝込んでいる殿様がハチマキをしてましたね

クラニオワーク的な機序がぜひ知りたいものです

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