評価
施術する前にどこが悪いのかお話を聞いてから施術をするのですが
その前に大事な作業があります
それは「評価」
外から見えることとしては実際に動いていただき
動きの悪さを見て関節の可動域制限を見つけるのですが
外部から見てもわからないこともたくさんあります
「根本原因」という言葉を使えば簡単そうに思えますが
身体の機能から見て「痛いところ=悪いところ」とは限りません
例えば腰痛の場合でも腰と違う場所にあるのがフツウです
だからやみくもに痛い場所にアプローチをかけても上手くいくとは限らないのです
正直言って施術の半分はその評価を下すための情報収集としての位置づけです
あらかたお話を聞きそこから身体を触ることで情報を得て
ある程度確信を得てから本当の施術が始まるというパターンになります
たまには数回通っていただくうちにようやく評価ができるという場合もあります
自慢にもならないのですがその間何の効果も出ないことさえあり
せっかく来たのに何も変わらないという場合もありご不満なときもあるのですが
わけがわからないときにあてずっぽうで行う施術にたいした効果がないことを何度も経験しています
もちろん状況や理由を説明して納得していただいてはおります
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コメント
ひろさんも施術後に患者さんから「なおりました」とか「痛さが治まりました」とか聞かされたらやはり嬉しいですよね?色んな意見があると思いますが患者さんのそう言った声に答える為にもこれからも頑張って下さい。私ごときで恐縮ですが実は昨日「ムーブ21ホール」で演奏会あったんですが師匠が電子オルガンの音の調整するんですが私が演奏しようとしたら音が出なかったので頭の中が真っ白になってパニック状態になり演奏中もちょっとミスしてしまいました!師匠のせいで恥かかされてしまって私も腹たって不愉快になりました!昨日から落ち込んで元気ありません!天気は晴れでも心は闇です!
投稿: マイ・メロディー | 2015/02/16 11:57
仕事ですから上手くいくときもあればそうでないときもあります
ただ大事なのはきちんとコミュニケーションをとって手順も含めて説明すればいろんな場合に対応できます
演奏会は思うように行かなかったようで残念です
でも音楽は音を楽しむものなんであまり不愉快さを引きずらない方がいいかもしれませんね
気を取り直して次の機会に頑張ってください
投稿: ひろ | 2015/02/16 12:20