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2015/01/03

戦略的リカバリー

Sq167
月刊スポーツメディスン167

今月の特集は「戦略的リカバリー」
スポーツ科学は進歩を遂げ
かつてはやみくもに鍛えていたのを
その競技の特性に則したトレーニング
あるいはトレーニングの目的を明確にしたり
パフォーマンス向上のため最短距離を走るための
トレーニングが考えられ実行されています

そういう意識が次に向いたのは「戦略的リカバリー」
漠然と疲労回復を図るのではなく
競技パフォーマンス向上のための機能的リカバリーをいうそうです

疲労感があってもパフォーマンスが落ちなければそれでいいし
逆に身体の調子がよくてもパフォーマンスが落ちてはお話になりません

例えばトーナメント戦において試合数が増えるに従い疲れがたまります
そのときそのままだんだん能力が落ちていくののと
どの部位がどの程度疲れてきたからどういう対策を取るかで
勝ち上がっていく力に差が生じます

もちろん試合のときだけでなく
普段の練習のときでも効率的に練習をするため
効率的なリカバリーが必要になってきます

軽運動・マッサージ・ストレッチ・ホットパックなど
安静にする以外に様々な選択肢がありますが
どれがいいかという単純な問題ではなく
どのタイミングでどれをどの程度選択するかという
個々のケースと状況に応じて選ぶのも大事な要素みたいです


「暑さ」というのはスポーツをするうえで気にかけなければいけないのは当たり前のことですが
夏の甲子園なんかでもよく倒れずにやってるなと感心します
場合によっては命にかかわることもあるかもしれませんので
よりキメの細かいリカバリーが必要になります

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