Ceremonials
Ceremonials Florence and the Machine
「イギリスのロックバンド」
そう言ってしまうとその通りなんです
彼女たちの音楽には荘厳さや雄大さを感じます
実際にいろんな要素を取り入れた音楽のようです
フローレンス・ウェルチの才能は全英のみならず世界中で認められています
個人的には1stのLungsの方が際立った雰囲気で好きなんですが
このアルバムも彼女たちの魅力が満載です
Ceremonials Florence and the Machine
「イギリスのロックバンド」
そう言ってしまうとその通りなんです
彼女たちの音楽には荘厳さや雄大さを感じます
実際にいろんな要素を取り入れた音楽のようです
フローレンス・ウェルチの才能は全英のみならず世界中で認められています
個人的には1stのLungsの方が際立った雰囲気で好きなんですが
このアルバムも彼女たちの魅力が満載です
トマトのキーマカレーとホウレンソウのカレーとツインのカレー
一皿のカレーで二度楽しめました
ここは中之島にある旧ヤム邸
「カレーのウタゲ」と題したライブはLenonとiyco & kaka furaha
ふたつのバンドのCrunk Party
前回も参加してメチャメチャ楽しかったので再び訪れました
今回はLenonからスタート
すごく好きなタイプの音楽なんですが
お祭り騒ぎの楽しいステージに盛り上がりました
アフリカンポップに乗せたiyco & kaka furahaも個性的
ビートの利いた音楽は身体が熱くなります
それでなくてもカレーの辛さがジワジワ押し寄せる中
圧倒的な音楽でダメ押しですからね
疲労とストレスをため込みがちなここ数日ですが
思い切り発散させていただきました
今年に入ってから体温だけではなく血圧も測りエクセルにつけています
こうやってデータを取ると体調に変化が出だしたタイミングがわかり
いざというとき先手を打つことができると考えたからです
50を超えると若い時みたいに何もしないで健康を維持することができませんもんね
事実去年参加した同窓会でも同級生が7人も亡くなっていて
他人ごとではなくなってきたことを実感せざるをえませんでした
みんな薄々は感じていても心のどこかで
自分だけは大丈夫などと理由のない安心感みたいなものを持っているようにも思えます
さてここのところ毎日計測している数値に変化が出だしました
ここ10日ほど体温が下がり血圧は上昇気味
いつもなら36.7度くらいなのに今は36.5度平均
血圧は上は117くらいなのに125くらいまで上昇しています
血液循環の悪さが原因なんでしょう
ここのところ疲れがたまっているのも実感できますし
気温も下がってきたので変化についていけてないのも原因でしょう
問題はこれが一過性のことなのか
それとも寒くなって身体が機能していないのかです
できれば疲労回復して元に戻ればいいのですが
とりあえず経過観察といったところです
あまり無理はしないようにおとなしくしておきます
2004年、ちょうどTOKUが30歳になったのを記念したアルバム
いつもパワフルなフリューゲル・ホルンとボーカルを聴かせてくれますが
このアルバムは若干毛色が違います
アルバム全編において大人のムードが漂う
スローな曲が中心となります
抑え気味のボーカルが静かな力強さを際立たせます
私らから見たら20代も30代も若く感じますが
やっぱり心境の変化はあるんですね
シブイTOKUも聴きごたえがあります
先日ウォーミングアップをしていると
ふくらはぎを痛めてしまいました
去年軽い肉離れをやった個所と同じようです
寒くなって筋肉が固まっていたんですね
たいした痛みでもないんですが
動かすたびにピリッと走る痛みもイヤなもの
ところが翌日になると
足の引き攣れを感じ出し
内転筋まで違和感を感じるようになりました
さらに翌々日、梨状筋にも違和感を感じるようになりました
筋膜の連続性や相互関係に興味を持ち
本を読んだりそういったものを意識した施術もやっているんですが
自分で体験してみるとよくわかります
明らかに下腿三頭筋の筋膜から内転筋の筋膜がつながっているのが感じられます
たまにこの程度の痛みなら経験するのも悪くないもんだと思います
それにしても寒くなると
ウォーミングアップのウォーミングアップが必要かもしれません
最初から飛ばさんように気をつけてしないと…
現代のカリスマ経営者、稲森和夫さんが若き日に
松下幸之助さんの講演会に参加しました
松下さんは景気の悪い時に備える「ダム式経営」を提唱されたのですが
参加者からの質問で「余裕を持って備蓄したいのは山々だけど具体的にどうやればいいか」という質問を受けた際にひと言
「まずそう思わんとあきまへんな」
この一言で会場からは失笑が漏れたそうですが
稲森さんはこのひと言に身体中に電気が走ったと言われました
つまりは「できればいいな」という思いではなく
寝ても覚めてそのことを考え
何が何でも実現するんだという強い思いがあってこそ
何事も実現するんだというお話
行動というものは軽い気持ちであろうが
強い気持ちであろうができるものです
しかしながら望んだ結果を得るためには
「なんとなく」ではダメで
ほとばしるほどの強い思いがあってこそ
深い考え、広い考え、行動に出た時の意志の強さ
これらに違いが出るというところに気づかれたそうです
やはり名を成す人は誰もが見過ごしてしまうところに
深い意味や大きなヒントを見出すようです
「強い思い」が大切なのは何も新しい発見でもなく人生訓でもありません
むしろ誰しもが当たり前くらいに感じていることだろうと思います
しかし世の中にはいいことをたくさん知っている人はいくらでもいます
それなのに行動に反映することができる人ってほんの一握りかもしれません
わかってはいるけどできない
そしてそのいいわけを探すし体裁を繕うのに労力を使う人だって少なくありません
世の中を上手く渡るための目新しい教訓やノウハウなら
飛びついてやってみようという人も多いのでしょうが
原始的ともいえる教訓って常識すぎて
今さら実行したいとも思わなくなるのかもしれません
行動に反映できない知識など昭和の食堂の前に並んでたサンプル模型みたいなもの
それこそ煮ても焼いても食えません
長いこと同じ生活をしていると
ついついそういう部分が目立ち始めます
以前読んだ本を読みなおしてみると
今の自分にちょっと反省してしまう今日この頃です
久しぶりに机のテーブルクロスを替えました
「久しぶり」といっても数年前ではなく数十年ぶり
実はこの机は私の小学校の入学祝に叔父が送ってくれたもの
驚くなかれ半世紀近く使っているものです
小学生のころは好奇心旺盛で思いつくとなんでもやってしまうタイプでして
この机の上は彫刻刀の細工がずいぶんと施されています
問題は芸術性に欠けることと机の上が平坦でないこと
細工は細工でも明らかなる不細工
たぶん高校生のころにテーブルクロスを敷いてボロ隠し
以来30数年間そのまま使用してきました
今の職業に就いてから再びお世話になることになったのですが
テーブルクロス自体が汚くなってたので
上からさらにシートを敷いて誤魔化していました
いくらなんでもその汚さに耐えきれず
新しいテーブルクロスを買ってきたわけです
机の上のものを再びセットしてみると
以前とあまり変わり映えはしないのですが
細かい部分が少しマシになったので自己満足
机の方はここまで使ったのだから死ぬまで使い続けることにします
今月の特集は「動きの質を高める」
どんなスポーツにおいてもパフォーマンスを向上させるためにトレーニングをするのですが
まず得ようとするのは「力」です
そのために筋肥大というのは一番最初に浮かぶことなのでしょうが
場合によっては効率の悪さを生みかねないようです
「質の高い動き」を目指すのであればもっといろいろな要素を追求しなければならないようです
逆に力をを抜くことや柔軟性などもパラレルに考え
理想の動きを目指すことが大事
そのために自ら動きを感じることの重要性が説かれています
我々もそうですがボディーワークをする人の視点は読んでいても面白いです
主観的な要素だけではなく客観的評価もあれば鬼に金棒ってわけです
腰痛館でもアスリートのコンディショニングの依頼があるのですが
触ってみると問題のある部位が見えてきます
もちろん施術で改善できる場合もありますが
やはり時間をかけてトレーニングで作っていかないといけない部分もあります
そういうポイントは動きにおいて弱点となるのですが
意外と本人さんはそういう弱点を知らないケースが多いのです
基本的にはそういう評価はトレーニングの中で
客観的にされるのでしょうが
やはりチェックする基準を明確に持つ必要性を感じました
連載コラム「身体言葉に学ぶ知恵」
今月のテーマは『脳天気』
考えれば考えるほど不安になるときがあります
いっぱい考えたからといって必ずしもいい結果が出るとは限りません
考えるのをやめて感じてみるのもひとつの方法かもしれません
「Don't think. Feel!」
ブルース・リーもそう言ってましたよ
たいがいいろんなCDを持っていますが
これほどシブイものもありません
菅原洋一さんは私の父親と同い年なんですが
私が小学生のころはテレビにもずいぶん出ておられました
「知りたくないの」や「今日でお別れ」などは
ずいぶんブラウン管越しに聴いたものです
だからどうしても流行歌手のイメージがあったのですが
元々はタンゴ歌手としてデビューされたそうです
スーパーコレクションという位置づけのこのアルバムは
過去のヒット曲もありますが
タンゴやシャンソンなどいろいろなバリエーションが楽しめます
やっぱり力のある歌唱には魅了されます
単なる懐メロと言ってしまえばそれまでですが
聴きごたえのあるアルバムです
「TSUNAMI」なんかはサザンオールスターズのそれではなく
完全に菅原洋一さんの歌となっています
ついついじっくりと聴きこんでしまうアルバムです
子供のころ乗っていた自転車がパンクしました
そのとき考えたのはどうしてパンクを修理する必要があるのかです
パンクしてても自転車はこげるし
多少乗り心地が悪いのを我慢すれば乗って乗れないことはない
常識にとらわれない広い発想だったのですが結果はいけません
結局そのまま乗りまわしてもスピードはでない
ブレーキは利かない安定しない
あまりの不自由さにあきらめて自転車屋にいったら
チューブがボロボロでパンクの修理の何倍もお金がかかり
自転車屋のおっちゃんにはエライ説教されて青菜に塩
常識には常識たる所以があることを身をもって知ったのですが
ここで大切なのは空気圧
タイヤの中に圧縮された空気が安定性を生み出しているのです
空気の減った自転車はグラグラして不安定で乗り心地が悪いだけか
重量が一部にかかるとその部分が破損するのです
このメカニズムは腰痛そっくり
近年腰痛に対する視点が変わりつつありますが
昔は骨盤や背骨がズレたり圧迫されることに
注目が集まったのですが、今はそれだけではありません
むろん昔の考え方が間違っているのではなく
違う要素が腰痛に大きくかかわっているということ
それはお腹の中の空気圧
どう考えても細い背骨だけに上半身の体重がかかるとたいへんです
実はお腹(腹腔)の空気圧を高くすれば
大きな空気が詰まったボールみたいな状況ができ
いわばそのボールの上に胸から上が乗っかっているということになります
つまり背骨だけに体重がかかるのではなく
大きなボールの上にも体重が分散されてかかることになります
だから背骨は動きの上での軸になりますが
体重はボールの上にかかることになります
しかしお腹の中のボールの空気圧が減ると
たちまち背骨にその分の体重がかかることになります
さっきの空気が減った自転車のことを思い出していただくと
なんとなくイメージがわいてくると思います
ベコベコのタイヤと空気圧が減少したお腹は
それぞれ一か所に負担をかけ最後には破損してしまいます
いろいろなパターンの腰痛はありますが
その多くにお腹の空気圧が関わるケースはずいぶんあります
ぎっくり腰だってヘルニアだって結果において違いはありますが
そうなったプロセスには空気圧の問題はついてまわります
だから最近腰痛関連のエクササイズでは
体幹トレーニングとして空気圧に関わる筋肉の強化が必ずあります
むかしは腹筋といっても腹直筋が重要視されましたが
今では呼吸筋たる腹横筋の強化が注目されています
これは腹式呼吸で使う筋肉なんですが
ひどい腰痛の人は大きな声が出ないケースを見かけますが
明らかに腹横筋が弱っているか上手く使えていないということになります
ギョウカイでは常識となりつつあることも
一般の方の中ではまだまだ知られていないのも事実
腰痛のことはまだまだ未知の部分が多いのですが
少しずつ解明されていることもあるのです
オステオパシーってどんなことをするんですか?
初めての方からよくこんな質問を頂戴します
これから施術を受けようかという人にとって一番知りたいことであると同時に
やる側にとってこれほど説明が難しい質問もありません
抽象論でお茶を濁すのも相手の気持ちを無視するようなものですから
できる限り丁寧にお答えしているつもりなんですが
なぜ説明がむずかしいかといえば技法の種類の多さゆえに
ひとつひとつを挙げて紹介することが極めて困難というのが理由です
私自身オステオパシーの技法をすべて使えるわけでもありませんし
技の熟練度の低さゆえに使おうとしないものだってあります
現状テクニックの種類も相当多く派生したものを含めるととんでもない数になります
本書はオステオパシーの代表的な技法をまとめたものです
これを読んでいると私が使えるのはそんなに多くないというのもわかりました
基本的には初心者がオステオパシーを整理しつつ学習するには最適な本だと思いますが
ある程度ベテランの人が読んでみても
全部を把握しているわけでもないでしょうから
自分の使っているテクニックに対しても
きちんとした整理ができ新たな発見も期待できそうです
まあ最終的にはテクニックの熟練度も大切ですが
どのタイミングでどの技法を用いるか
つまりは施術手順が大切だというのが私の考えなんですが
そのためにもテクニックの本質や性格というものを充分に理解しておく必要はあります
そんなときにこの本に触れてみるのも一つの方法かもしれません
ここに記載される技の数は少なく
基本的なものが中心になるようですが
作用機序を理解するにはちょうどいい説明量だと思います
ここ2年ほど5本指のソックスをはいています
気にいってはいているのはフィット感の強いスポーツソックス
しかも足裏にツブツブのゴムがあるので滑りにくいのです
丈夫なんですがそれでもある程度はき続けると消耗します
最近はゴムの部分が磨り減ってなくなりつつあるのですが
その場所は全部のソックスとも親指から摩耗しています
別にスポーツソックスではない5本指のソックスもあるのですが
それも穴があいて捨てましたが
やはり親指から穴があいてきました
むかしはソックスに穴があくときは決まって踵だったんですけど
近頃は親指側になってきました
次第に踵から着地していたのが
足先、しかも内側から着地するように変わってきたことの証と受け止めています
雪駄をはきだしたことで5本指のソックスが必要になったのですが
最初のことは意識しないと踵から着地してしまったのですが
最近では意識せずとも鼻緒を軸として着地できるようになったわけです
せっかく身についた習慣ですから
今後も仙骨付近の臍下丹田を軸とした身のこなしを
心がけたいと思います
足の運びのみならず呼吸も含めた身体の使い方になればいいと考えています
ゆっくり時間をかけて完成させたいものです
半年ぶりに黒岩静枝さんが関西にやってきました
ライブももちろんですがアーティストだけではなく
全国から集まるお客さんに会えるのも楽しみのひとつ
懐かしい顔ぶれがそろいます
サポートする南ルミコさんやRocoちゃんの歌を聴くのも楽しみのひとつ
この日も遅くまで音楽を楽しみ
その後も話がはずみます
翌日は和歌山は太地に移動
5時間ほどの長旅ではありますが
車の中でもいろいろなお話が聞けました
今年は串本の橋杭岩を2度見ました
スゴイことだと思います
この日はホテル・ホリスティック・リゾートでのライブ
こちらは統合医療を実践なさっておられる珍しい病院
療養型の病院でオステオパシーや鍼灸あるいはエステなども取り入れられておられます
いわばホリスティック医学の先駆けとなる病院です
「ぜひここに連れてきたい」と言われ私も同行したのですが
院長先生やオステオパシーのセラピストの先生にもお目にかかれ
貴重なお話も聴くことができついてきた甲斐がありました
統合医療を研究なさっておられる先生は数多くおられますが
それを実現するのは容易なことではありません
私個人としても大変興味のある病院です
実はウチの来院者も先日ここに滞在され
エステを受けられたそうで
知る人ぞ知る有名な病院のようです
そして夜はこの病院内でライブ
なかなか珍しいですよね
ところ変われどスージーさんの歌に感動しない人はいません
初めての方も多いはずですがそれでも音楽に心奪われた人が多かったようです
翌日は仕事が詰まっていたのでこの日のうちに退散
本州最南端の日帰りはハードでしたが
この疲れも毎回のお楽しみになってしまったかもしれません
気持ちがノッているとなんだって出来てしまうものです
彼女と一緒にいるといつもワクワクに出会えます
先日壱六庵さんで行われた木野先生・吉山先生のライブで購入したアルバムです
前回は音楽祭のライブ盤を買ったのですが
こちらはスタジオ録音です
クライスラー編曲の作品が収録されています
あのときわずか数mの至近距離で聴かせていただいた迫力はありませんが
クラシックに疎い私でも格調の高さくらいは伝わってきます
ご両人の演奏をCDで聴いているだけで
あの日の興奮が蘇ってきます
01ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」 (タルティーニ/クライスラー編)
02サラバンドとアレグレット (コレルリ/クライスラー編)
03無言歌op.62~第1番「5月のそよ風」 (メンデルスゾーン/クライスラー編)
04ハフナーセレナーデ~ロンド (モーツァルト/クライスラー編)
05ラ・カンパネラ (パガニーニ/クライスラー編)
066つの歌op.38~第3番「雛菊」 (ラフマニノフ/クライスラー編)
07ロシアの主題による幻想曲op.33 (リムスキー=コルサコフ/クライスラー編)
08歌劇「サトコ」~インドの歌 (リムスキー=コルサコフ/クライスラー編)
09奇想曲イ短調 (ヴィエニャフスキ/クライスラー編)
10ロマンスop.26 (スヴェンセン/クライスラー編)
が収録されています
12月には忘年会のお誘いを受けましたが
形にこだわらず音楽にあふれた忘年会になりそうです
今から楽しみです
今日は来阪されている黒岩静枝さんに同行して和歌山に参ります
今回は太地まで遠出となります
車での移動中は電話に出られないこともございますのでご了解くださいませ
なお明日は通常通り営業いたします
先日、月刊スポーツメディスンの特集についてご紹介しましたが
その中で「バルサルバ効果」について触れました
「北斗の拳」を例に出したので食いつきがよく
何人かの人からご質問を受けましたので
ウィキペディアを参考にして記しておくことにします
バルサルバ効果とは息むことで筋緊張が起こり
普段より筋力がアップするという生理現象
息を止めて副交感神経を緊張させると
直腸筋、腹筋、声帯、口唇が緊張し
いつもよりも重たい物が持てたり
血圧が上がったり、脈拍が早まったりします
この息むという行為が腹圧を上げることと関連して
スポーツメディスンの記事は解説されていましたが
一般的に重い物を持つとき息みながら声を出したりするのはよくあること
「火事場の馬鹿力」もバルサルバ効果だと言われているそうです
なお筋力トレーニング中の死亡事故で一番多いのも
バルサルバ効果で血圧が上昇し突然死することだそうです
メリットもありますが同時にリスクも知っておいてくださいね
年を取ると身体も硬くなるのですが
思考も硬直化しがちになります
決まりきった日常生活を長く続けると
その中で考えることの内容が一定の範囲内に収まってしまい
それ以外の発想がなかなか浮かんでくるもんじゃありません
「創意工夫」が大切であることはサラリーマンのころ
よく上司に言われたものですが
考えてみたらそういってた上司が発想を枠に閉じ込めた張本人だったことに今さら気づいたりします
そんなことをボヤいても仕方がありませんが
錆ついた思考力を鍛え上げようというのがこの本の趣旨
エドワード・デ・ボノが1960年代に提唱した「水平思考」が
この本の軸になる考え方で
その具体的な実行方法が30項目にわたって記されています
天才と呼ばれる人は賢いことばかり考えているのかと思えばそうではありません
むしろ子供っぽいともいえる自由な発想で
突拍子もないことを思いつくのですが
凡人との違いはそれを実行して成功に導くことにあります
我々にその実行力と実現力が備わっているかどうかは別として
とりあえず突拍子もないことを考える練習なのかなとも思ってしまいます
世の中を上手く立ち回る方法というよりも
むしろ多くの失敗を積極的にして
そのうちいくつかが成功するかもしれないということかもしれません
しかもそういうネガティブな発想はよくないそうで
喜びながら失敗を繰り返しているうちに
失敗を失敗とも感じなくなるほどのポジティブさも身に付きそうです
普段からバカバカしいことを考えている私も
この本を読んであながち無駄なことではないんだなと胸をなでおろしました
今月の特集は創刊25周年記念ということで
「根幹からのアプローチ」という深遠なテーマ
解剖学というのは医療関係者にとって基礎中の基礎
それでありながら身体のすべてがわかったわけではなく
解剖学が年々進歩し新しい事実が解明されていきます
それを学ばずして次はないという吉尾先生の哲学はセラピストにとって最も大事なことを教えて下さいました
元々そういうところの勉強が足りない民間療法師にとっては
耳の痛い話でありますが
解剖学という身体の前提条件を無視して行われる施術の危うさを感じずにはいられません
身の引き締まる思いで読ませていただきました
河端先生の呼吸と腹圧のお話はすごく興味深い内容でした
どうも呼吸の勉強はしてきましたが
どうしてもイメージの中で話を膨らませるだけで
具体的なデータを基にしたものは今まで触れることがありませんでした
「北斗の拳」でケンシロウが「ハァー」といきみながら服がビリビリになるシーンがありましたが
あれはバルサルバ効果で筋力がさらにアップする目的だったと知り納得
呼吸と腹圧と安定性や外的負荷に対する能力の相関関係はぜひ覚えておきたいです
がんばってElbow-toeのトレーニングを続けてみます
その他熊本先生の二関節筋のお話も難しいんですが
とても便利で機能的にできていることがわかります
25周年記念は内容が濃いです
ブルーノートのレーベルから出た最新アルバム
今回はトランペットとサックスも入った編成です
私のイメージではピアノ・ベース・ドラムといったパターンが印象深く
彼女が自由奔放に演奏している感じが強いので
このアルバムの雰囲気は今までと異なり雰囲気があります
ピアノばかりが目立つのではなく
とてもバランスが良くてオーソドックスな感じがしました
クインテットやセクステットの強みを感じる演奏です
これぞジャズの王道かもしれません
新しい山中千尋さんの魅力を感じるアルバムでした
最近のコメント