はがす
プリミティブな手技療法の手段を考えてみると
「揉む」「押す」「伸ばす」「縮める」「擦る」などが代表的なものでしょうか?
ご大層な理論構成を背景とする手技でも
やってることはこれらに該当するものはけっこう多いだろうと思います
カイロプラクティックなんかで骨をバキバキ鳴らす
いわゆるスラストテクニックでも高速低振幅で関節を動かし
ゴルジ健器官に刺激を与え反射弓を利用して制限された筋肉を弛緩すると考えるなら
このテクニックも立派に筋肉を伸ばしているに他なりません
巷で言われる骨格を矯正するというのは
その二次的な効果だと思います
もちろんクラニオワークやAKなどそのどれにも属さない特殊なものもたくさんありますが
ただクラニオワークに関しては「触れる」という行為ですので
同じ仲間になるかもしれません
私個人的にプリミティブなテクニックでも結果さえ出ればなんでもいいわけで
手技に貴賎なしというのがポリシーなんです
最近「はがす」という作業に興味を持ち
あれやこれや考えて工夫をしています
身体の中で「癒着」という現象が思いのほか多くあることに気付き
部位によっては弛緩が困難だったところでも
「はがす」という作業が的確に行われたら
比較的簡単に弛緩するという場面に遭遇し
考えを改めるようになりました
「いける」と思えばすぐにでも実行に移すのがモットーの私としては試さずにはいられません
まだ使えるところとそうでないところがあるので
技術的にまとまりも体系もありませんが
しばらく試してみたいと思います
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コメント
剥がす作業は肩甲骨しか思いつきません(><)
癒着も内臓しか思いつきません(TT)
もっともっと色々な書き込みを楽しみにしています♪
投稿: ひよこ | 2014/10/01 20:30
実際のところギョーカイでは「はがす」という手法はトレンドかもしれません
その対象はかなり幅が広いですよ
投稿: ひろ | 2014/10/01 21:19