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2014/08/05

月刊スポーツメディスン163

Sq163
月刊スポーツメディスン163

今月の特集は「子供のスポーツ障害 大人の責任」
なかなか刺激的なタイトルですが
最近メジャーリーグで活躍していた田中将大投手が肘を痛め
メジャー全体で肘の手術をする選手が多いということもあり
その原因や肘の靱帯損傷を防ぐ方法について議論が交わされています
メジャーではトミー・ジョン手術が有名で
日本でもこの手術を受ける投手が多くなったそうですが
ある病院では圧倒的に小中学生が多いと聞き愕然としたものです

スポーツの本質は鍛錬を積むことで自分の限界を超えることにあると思います
ただし大人と違い成長過程の小中学生が身体が出来上がっておらず
また成長過程特有の問題点もあります
それゆえに兼ね合いの難しさは大人以上
高校野球ではプロの投手ができないことをさせるケースが目立ち
変えようとする動きはあるものの
それが現実のものとなるのはまだまだ先の話だろうと思います

特集記事では実際にメディカルチェックをしてみると
自己診断よりも要受診の子供たちが多かったわけですが
想像以上にスポーツ障害予備軍が多いことがわかりました

ケガを押してでも練習するよりも
未然にケガをしない方がいいに決まっています
なかなかそれに対し具体的な方策が見つからないというのが現状のようです

また投手・打撃に分けた「長期選手育成実験」という試みは
合理性のある育成方法で単にケガをしないだけでなく
その時期に応じた適切な練習をすることで
パフォーマンス向上という点でもメリットはありそうです
ただ現実の問題はそれぞれの環境の中で
成長よりも勝つということを優先してしまう点にあるのかもしれません

子供たちも大変だとは思いますが
自分の身体は自分で守らないといけないという意識も必要かもしれません
これからの時代子供たちがセルフメンテナンスを覚え
自分のコンディションを整えるという試みあるようです
現場では指導者がそこまでやれる時間もなさそうですから
子供といえども自己管理をしないといけないかもしれません

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