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2014/06/11

ブラフ

かえって印象を悪くする「業界用語」にご用心

業界用語を使うと、博識な印象を与えられるような気がしますね。けれども、ビジネス情報メディア「Inc.」のコラムニストであるGeoffrey James氏は、ビジネスでより尊敬されようとして業界特有の表現を使うのは、避けたほうがいいと述べています。

ひとつの職種に長い間携わっていると、その業界の専門用語の知識は豊富になります。では、業界用語を使うと、どうして相手に悪い印象を与えてしまう場合があるのでしょうか? James氏はその理由を次のように説明しています。

業界用語(別名「ビズ・ブラブ」:わけのわからないビジネス用語)は、馴染みのないカタカナ言葉を乱用し、「ビジネス風」の響きになるように仕立てることで成り立っています。例えば、「......についての対話を活性化するため、カスタマーにリーチアウトする」といった表現が、その一例です。普段からそのような表現を流暢に使いこなしている人であれば特に違和感を感じないでしょうが、そうでない人が聞いたら、おじけづいて目を回してしまうでしょう。

改善策:誰もがわかるシンプルな言葉を使いましょう。例えば、さきほどの表現は、「......について話し合うために、顧客に連絡を取る」と言い換えられます。こうすると、よりプロらしい響きになり、「マンガに登場するビジネスマン」のような雰囲気は避けられます。

何でも知っている雰囲気を出そうとして、かえって相手に悪い印象を与えてしまわないようにしましょう。わかりやすく、的確な表現を心がければいいのです。

業界用語って専門性の高い事象をひと言でわかるようにした
いわばその業界内でのみ通用する言葉なわけです
だから一般人にはわからなくて当然なわけです

もともとわからない言葉を素人さんに向かって使うことで
プロであることを誇示したいという思惑もチラリホラリ
「難しいことを知ってるんだぞ」と言わんがばかりの話しぶりは
見方によっては見苦しいことさえあります
自分がわかってて相手がわからないことで優越感をもつんでしょうね

我々のギョーカイも専門用語が少なくありません
それでも普遍性の高い医学用語であれば
定義づけがしっかりしているのでまだいいのですが
手技療法の世界では自分で勝手に言葉を創り上げ
それを一般の人に使うこともよくみるパターンです
「創始者」の先生はそれでご満足なんでしょうが
同じ業界の人でもわけのわからないことさえあります
孤高を気取る「はったり」と判断せざる場合もしばしば

私の知る限りレベルの高い先生ほど
誰にでもわかりやすい言葉を選んで使われる傾向にあります

むかしNHKのチーフアナウンサーから
「ひらがなで喋らないと相手に伝わらない」と教わったことがあります
きちんと理解できていて
キメの細かい分析ができている人ならば
相手にわかりやすい言葉を選択する能力もある
そんな意味でおっしゃったのだろうと思います

近頃本を読んでいても著者だけがわかってて
読み手に雰囲気だけで押し切ろうとするようなものに出会いました
ひょっとしたら書いている人もしっかりわかってないんじゃないか…
そんな邪推さえしてしまいます

たまにこのブログでも難しいことを書いていますが
一般の方に向けたお話と
業界の方に向けたお話があります
そのあたりの使い分けでわかりづらいこともあるだろうと思います
しかし誰にもわからない文章だけは避けたいものです

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