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2014/06/02

理学療法と鍼灸の融合

Sq161
月刊スポーツメディスン161

今月の特集は「理学療法と鍼灸の融合」
人間誰しも先入観というのがあって
本来対立すべき性質ではないものでも
その環境を異にするというだけで
自分の立ち位置から遠いところにあるものを
さら遠ざけようとする意識が働くのでしょうか?
否定的な見方をする人は少なくありません

いやしくも医療という目的においては
別に西洋医学であろうが東洋医学であろうが
目的が達成できるならばどちらでもいいわけなんですが
それにかかわる人が何を学んできたかで
それ以外のメソッドを否定的にとらえてしまうという空気があります

この特集においてはエビデンスに乏しいと言われがちな
鍼灸という手段から得られる結果をデータ収集をしたうえで
分析的にその有効性を検証するという試みがなされています

別にこれは不可能だったわけではないのに
それぞれの立場の妙な価値観がそれを邪魔していたのではないかと思います

しかし鍼灸という分野で西洋医学的な考察がなされると
興味深いところがたくさんあります
鍼を垂直に打つのと斜めに打つので異なる効果が出るというのは面白いです
昔から鍼灸の現場ではそれをわかってやっておられる方も少なくないんでしょうが
それをひとつの情報として残されるというのは
鍼灸の奥深い部分に存在する「極意」みたいなものを
普遍的なものにするための第一歩かもしれません

オステオパシーでもそういう試みがあれば
新たなる展開が期待できそうなんですが
なかなかできないですもんね

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コメント

ひろ先生お久しぶりです。

私もこの特集を一読致しましたが、興味深い反面、奥深過ぎて理解しきれないところも正直ありました。
鍼灸学生として最終学年となり、実習等で治療を行うことも多くなってきましたが、現代医療(いわゆる西洋医療)的な見立てだけでは良い結果を引き出すのは難しく、東洋医療だけでは「極意」だらけでチンプンカンプン(苦)、何とか両方を上手く組み合わせられないかを日々錯誤しています。
現在本邦の鍼灸業界でもエビデンスを求める傾向が強くなっていますが、鍼灸の持つ経験則を大切にして、そこは敢えて突かないという考え方もアリなのかな?と思う今日この頃です。

投稿: アクティブスタイル | 2014/06/02 09:36

お久しぶりです

おっしゃるとおり鍼灸の世界って伝承されない「極意」ってありますよね
これは鍼灸だけでなく手技療法の世界に多いことだと思います

それゆえに普遍性がなく内輪だけの世界に閉じこもっている原因だと思います
数値化されない、表現できない項目も多いだろうと予測されますが
だからといって閉鎖された世界でとどまるよりも
一歩踏み出した新しいものを構築できれば面白いと思います

無血刺絡という医師の目から見た鍼灸の形態もあります
これからはこういう試みも増えてくるでしょうね

投稿: ひろ | 2014/06/02 10:21

こんにちわ!

鍼灸は、お世話になった事がないので、
さっぱり分かりません。

話はそれますが、朝、NHKのTVで、股関節を
テーマにしていました。

投稿: うさうさ | 2014/06/02 11:14

鍼灸だけじゃなしに医療関係にお世話にならなくていいのが一番の理想です

股関節もとても大切な部位ですから大切にしたいですよね

投稿: ひろ | 2014/06/02 12:14

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