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2014/05/23

身体の見方は限りなく

関節可動域制限は普段仕事でかかわることの大部分を占めます
腰痛、膝痛、五十肩などの関節痛の多くに伴う現象です

先日ご紹介した月刊トレーニングジャーナル6月号の特集でも
関節可動域の特集が組まれさまざまな試みが紹介されていました
その記事でも申し上げました通り
いろいろなパターンを類型化したうえでそれぞれ個別のケースに対応し
時系列的に必要かつ有効な手段を整理する必要性を痛感しました

オステオパシーの中でもこういった関節可動域制限に有効なアプローチは数多く
たとえば筋拘縮に対する技法としてはストレインカウンターストレインやマッスルエナジーテクニックなどもあります
もちろんオステオパシー以外の技法でもたくさん存在するわけでして
それぞれのセラピストはその直接原因たる部位にアプローチをかけるわけです
セラピストの技量により適正な処置がなされるかどうかの問題は存在するのですが
それ以上に関節可動域制限が起こる原因となる部位の異常が発生した原因を遡ることの必要性を感じずにはいられません

トレーニングジャーナルの特集でもそういった観点からの言及があり
ひいては予防につなげるという試みも紹介されています
ただこういったことの検証は容易ではなく
直接痛みのある部位からフォームのチェックや
練習メニューまで様々な角度からの考察が必要となります
近年バイオメカニクスの研究も進んでいますので
手掛かりを探すうえでは大変便利になったと感じています

ただそれですべての原因が網羅できるかといえば
まだそのような段階ではないと考えます
スポーツ医科学の世界だけではなく
我々のような手技療法に携わる側の考察も参考になるときがあります
オステオパシーにこだわらなければ身体機能の連鎖に関する理論もけっこうあるので
ときにはこういうものを参考にしてアプローチしてみると
思わぬ好結果が得られる場合もあります
エビデンスも大事ですが結果はもっと大事です

私自身の考えにもいまだまとまりがないので
きちんとしたご説明もできないのですが
身体を触った上で浮かび上がってくることは
ある意味我々の真骨頂だとも思えるのです

どの方法がいいとか悪いとかのくだらない問題ではありません
そういう身体の見方もあってもいいんじゃないか
そんなふうに思うのです

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