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2014/04/02

満開

005

毎朝見る桜の花も満開になってきました
ここから先はお天気も定まらないようで
週末にお花見を予定している人は心配でしょうね
散り際の潔さが日本人の心をうつのですが
美しい姿を見せる日数が少ないのが残念でもあります

この間調べ物をしていたらとても興味深いことを見つけました
花の散るさまを表現する言葉は花によって異なるということです

桜は「散る」
梅やからたちは「こぼれる」
椿は「落ちる」
朝顔は「しぼむ」
菊は「舞う」
牡丹は「崩れる」

同じ現象に対し実に豊かな表現だとは思いませんか
それぞれの花の特性に合った言葉使いです

きっと咲き誇る姿だけではなく
散りゆく姿をも愛でる習慣があるからでしょうね
散るさまに「無常」を感じるという文化がこれらの言葉からも読み取れます

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コメント

こんにちわ!

ほんと、満開ですね。
桜って、圧倒されるくらいの華やかさが
ありますよね。

花の散るさまも、色々違いがあるとは、
言われてみて、気付きました。

投稿: うさうさ | 2014/04/02 14:43

今の時期はどこへ行っても桜の花が目につきます
人を引き付ける桜花は決して鮮やかなものではありませんが
それゆえにいっそうの情緒を感じるのでしょう

日本人の言葉に対する繊細さは素晴らしいと思います
高度な言語であると胸を張れます

投稿: ひろ | 2014/04/02 15:56

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