2014/03/31
2014/03/30
Turlough O'carolan
先日アイリッシュハープの有名奏者ジョン・ビリング氏が来日され
大阪でライブをされると聞いたんですが
あいにく仕事が詰まっていて断念
でもライヤーと呼ばれるこのハープにはとても興味がありました
何しろワールドミュージックに興味を持ちだしたのは
ケルトハープを聴いたのがきっかけでしたからね
正直どう違うのかも知らないのですが
どうしても聴いてみたい気持ちが強くCDを購入しました
ジョン・ビリング氏のアルバムはたくさんあったのですが
「アイルランド最後の吟遊詩人」と名高いターロック・オキャロランの作品集をチョイス
ハープというのは実に豊かな音色の楽器でした
ソロ演奏で深みのある演奏が楽しめます
むしろシンプルな演奏の方がよさを堪能できるというもの
アイルランドの情緒豊かな旋律は独特です
心にしみこむようなライヤーの音色は自然との共生を感じさせます
2014/03/29
2014/03/28
2014/03/27
横隔膜のお仕事
引力のある地球で生きる私たちにとって
前提となる大仕事は抗重力
これができないと立ち上がることはおろか
立体としての人の形を維持することができません
生まれて一年ほどで歩きだし
当たり前みたいになっているので気づかない人が多いのですが
我々の身体は常に重力に抗って生活をしています
重力ゆえにスーパーマンのように空を飛ぶこともかなわない
そういうように考えていただければ幾分か理解もしやすいと思います
皮膚の内側を構成する組織が活動しやすいように
骨格というものが活躍しています
まさに骨というのは形を維持し
多くの組織のスペースを確保するために存在するのです
ただ動物というのは動くことにこそアイデンティティがあるわけですが
骨格だけでは動くことはできません
その駆動力として骨格筋が骨の位置を変えるという作業をして人間は動くことができます
当然動くという作業においても重力に対抗しないといけないわけです
重力というのは地球上から垂直に力がかかるというのは言うまでもないこと
だからこそ人間の骨格筋の多くは重力に抗うべく地面から垂直方向に走ります
厳密にいえば斜めに走行するものもありますが
これらの多くも抗重力に役立つものと考えていいでしょう
ただ問題なのは三次元の世界において
すべて縦を意識したもので構成することはできません
それでは立体という形を維持できません
だからこそ要所要所で立体を維持するための力も持っておかないといけません
オステオパシーの技法に「横方向の開放」を目的とするテクニックがあります
上から「胸郭上口」「横隔膜」「骨盤隔膜」という部位を弛緩するテクニックです
これらはきちんと水平に形をなすものではありませんが
付着部をたどるとほぼ地面に対し水平にあります
私はけっこう頻繁にこれらの技法を用いるのですが
それだけ横方向を走る筋肉(群)が疲弊しているカースがおおいというわけです
とりわけ横隔膜なんかは硬い人が多いんです
横隔膜といえば息を吸うとき収縮させ胸郭を広げることで肺に空気を入れる役割の筋肉です
余談ですが「横隔膜」という名前から「膜」というイメージでお考えの人も多のですが
焼肉でいうところのハラミなんです
だから正真正銘の筋肉であることは申しあげておきます
いわゆる腹式呼吸で活躍するもっとも重要な筋肉の一つです
ここでまた余談ですが横隔膜の仕事は息を吸うことだけで
腹式呼吸でいうところの息を吐くときには
腹横筋や骨盤隔膜を主に使用します
たまに息を吐くときに「横隔膜をあげて」という人がいますがアレは間違いです
さてさて脱線が過ぎたようですが
横隔膜が疲れるということは息を吸いすぎて…
そう考えられるかもしれませんが
そんなヤワな筋肉だったらとっくの昔に呼吸困難に陥ります
寝ている間でもずっと呼吸しているのですから
けっこうタフなはずです
そのタフなはずの横隔膜が疲れて硬くなるのはなぜか
そういう疑問が生じるはずです
結論から言うと横隔膜が立体を維持するということに対するストレスがそれだけ強いということだと推測します
普段我々は当たり前に立体の身体を維持しています
お茶の子さいさいでやっているはずなんで気がつかないだけですが
これがけっこうな労力なんだろうと思うのです
空気中だとわかりませんが
海に潜れば立体の身体を維持する作業が実感できます
水中ダイビングなんかで深くに潜れば水圧が上昇し
身体に強い圧迫を感じます
とことん深いところに潜ればいずれはこの身体も押しつぶされるんでしょうね
海で身体にかかる負荷は水圧です
陸で身体にかかる負荷は気圧です
水の圧力に比べると微々たるものですが
まったくないわけではありません
それを覚えておかなければならないのは
気圧が高くても低くても横隔膜には何らかの影響があるということ
気圧が低くて身体が膨張しても困るからです
なぜか雨が降る日には予約の電話が鳴ります
そしてこられる方の多くは横隔膜が硬くなっています
それが直接どうこうということはありませんが
そこから二次的にいろいろな症状を引き起こすと考えています
横隔膜は呼吸筋という認識は間違いないのですが
それ以外にも大きな仕事をしていることを知ってあげていただきたいのです
2014/03/26
治ったはずでも
2日ほど前から家を出てすぐ大きな朝日を見るようになりました
これから10月までは明るいうちに出勤できます
日差しが柔らかく気温もずいぶん上がってきました
これで何も言うことはない…
そんな気持ちでいたのもつかの間
どうやら花粉の飛散量が増えたようです
PM2.5というのも交じっているんだとか
もうずいぶん前に花粉症も治ったと言ってますが
実は毎年何日かは鼻水やクシャミに悩まされます
前のように長い期間ではありませんが
1日で終わる日もあれば
一週間続くときもあります
穏やかな気候で桜でもさけば
心ウキウキになるところですが
世の中そう甘くはないようです
日曜くらいから私の鼻の奥には悩みの種が詰まっています
2014/03/25
何もしないのに
毎年同じような感じなんですが
3月に入るととたんに忙しくなります
暖かくなって縮んだ筋肉も伸びそうなイメージはあるんですが
三寒四温のこの時期は日々の気温差も一日の気温差も激しくなります
結局体温調節がうまく機能せず体調不良というパターン
春と秋にはこんなことを何度もブログで申し上げていますが
これといった原因もないまま痛みがでるのです
本当に寒いときと違って油断してたら
どこからともなく痛みが襲いかかるので
油断もすきもありません
「何もしていないのにどうして痛くなったんですか?」
こういう問いかけも無理はありません
この季節多くの場合外気温の変動が原因で自律神経が乱れ
体温調節が正常に働かなくなり
暖かいのに冷えてしまうという変な現象がしばしば見られます
寒くなって冷えるのならまだしも
暖かくなって冷えるというのは解せない話です
しかし身体の機関というのは機能が低下すると体温が下がります
いえ、逆に体温が下がるから機能が低下するといった方が正しいでしょう
だからこういう状態に陥らないためには
体温をあげる練習をしなければいけません
体温を自発的あげる方法は動くのが一番
要するに運動がいいわけです
何もしないと気付かぬうちに体温が下がり
身体のあちらこちらが冷えてしまい
機能低下に至るのですから
「何もしていないのに…」ではなく
「何もしていなかったから」痛みが発生したと考え方をかえていただきたいのです
厳しい言い方になりますが
何もしないでいけるのは体力に余裕がある若いうちだけ
そこそこのお年頃になれば何もしないで健康は維持できません
加齢による衰えは普段はわかりませんが
こういう気候変動の激しい時には突如襲いかかります
要するに普段から運動して若い身体をキープしておかないといけないということです
2014/03/24
あわいの力
能楽師でありロルファーである筆者が「心」をテーマに書かれた本です
私らごときがこういうのもアレですが
以前から安田さんの文献を読んで
同じような発想をする人がいるもんだと妙な関心をしていました
もちろん知識や経験の深さは比べるべくもありませんが
我が意を得たりという内容に引き込まれて行きました
「あわい」という言葉は亡くなった祖母がよく使ってましたが
今ではほとんど聴くこともありませんが
「間」の意で使われていました
筆者は能楽師としてワキ方という立場にあり
異界と現実の間の存在から見える価値観がとても興味深く書かれています
我々人間には生まれながらにして「心」というものが備わっていますが
そのむかし人類には「心」というものがなく
時系列の認識とともに心が生まれたという
今までに考えたことのない指摘があります
心の成り立ちは過去の出来事を検証し
そこから未来の予測ができた結果
不安が生じそれが心の始まりということだそうです
言われてみればその時その時の感覚だけなら
すべての動物に存在するでしょうが
それが寸断され一つにつながらないければ
いつまでたっても感情という次元でしか存在しえず
心という次元にまで昇華することはないでしょうね
そして問題は心をどのようにして生みだすのかという問題に対する指摘もあり
身体の部分のそれぞれで質の異なる心が生まれるというくだりはとても面白かったです
私ごとで恐縮ですが何年か前にトレーニングジャーナルのコラムで
「腹が立つ、むかつく、頭にくる」というテーマで書いたことがあるのですが
心で感じるという作業はその部位で質が異なり
上に上がるほど荒々しいものになってしまうという指摘もまったくもって同意します
だからこそ「氣」を低い位置に落ちつける必要性があることは
藤平光一先生も言われています
心に翻弄される人が多い現代社会において
心というものを知ることでコントロールすることの必要性があると考えています
そういう点において大きなヒントになりうる一冊だと思います
2014/03/23
Eye to the Telescope
スコットランドのシンガーソングライター、KTタンストールの2004年のアルバム
「Suddenly I See」が映画『プラダを着た悪魔』で使用されたそうですが
映画は観てないのでわかりません
アコギが響くアレンジはフォーク世代の私にはとても懐かしく
ピュアな印象が残りました
切れ味の鋭いボーカルは暖かのある乾いた風のような爽やかさを感じさせます
力のあるアーティストがフツウに世に出るのは
欧米のスゴイところでもあり
日本も見習わないといけません
若くてルックスのいい人を引っ張りだしてきて
金をかけて売り込むやり方では
本物が埋もれてしまいます
それが私がテレビを見ない理由でもあるんですけどね
こういう動画を見てたら強くそう感じます
2014/03/22
2014/03/21
2014/03/20
2014/03/19
2014/03/18
からだことば
アタックネットにブックレビューが掲載されました
こちらをご覧ください
私も似たようなタイトルでコラムを書かせていただいておりますが
言葉というのは人の心であり生活であり価値観でもあります
何気なしに使う言葉には自分たちの身体に対する想いが込められています
それを掘り起こすことは生き方の道しるべになるのかもしれません
2014/03/17
2014/03/16
アニメンティーヌ~Bossa Du Anime~
アニメンティーヌ~Bossa Du Anime~ クレモンティーヌ
フランスのボーカリスト、クレモンティーヌが
日本でおなじみのアニメソングをボサノバにアレンジしたアルバム
アレンジのよさが光ります
いかにもアニソンって感じはありません
心地よいボッサを聞いているとなんとなくどこかで聞いたことがある曲って感じ
いわば本格的なボサノバとして聞ける代物です
上手い事やったなぁ~
そんな印象が残るアルバムです
「続アニメンティーヌ」では「天才バカボン」が
サントリーのCMに使われていましたから聞いたことがある人は多いと思いますよ
うららかな春の日にぴったりの一枚です
2014/03/15
2014/03/14
2014/03/13
パフォーマンス向上のための体重管理
今月のテーマは「パフォーマンス向上のための体重管理」
体重管理と聞いて耳の痛い人も多いのではないでしょうか?
私もその一人かもしれませんけどね
体重が落ちればそれでいいわけではなく
あくまでもパフォーマンス向上が最大の目的
だからやみくもに体重を減らすわけにはいかないのが難しいところです
やっぱり体重管理は毎日量って客観的な状態を把握することから始まるわけですね
必要な栄養素を摂取しつつ食事量を調整しないといけないので
栄養学の知識も必要みたいです
それにしても海藻で高脂肪食の悪影響が防ぐことができるというのは興味深いです
さっそくひじきを買ってくることにします
体重管理といえば減量と思っていましたが
コンタクトスポーツでは体重の増加も大切なこと
相手とぶつかったとき軽ければ飛ばされますからね
こちらも難しいのは体重を増加させたうえに
動ける身体を維持しないといけないわけですから
取り組み方のポイントもいくつかあるようです
連載コラム「身体言葉に学ぶ知恵」
今月のテーマは『着眼大局、着手小局』
物事の深いところまで見るのは大切なことですが
それよりも全体を見渡していないと判断を誤ります
それでいて実行するときは
小さなことからコツコツと…
それが成功の秘訣だそうです
2014/03/12
無心のすすめ
日本武徳院試斬居合道師範の黒澤雄太さんのお勧めで読んでみました
学生のころある裁判官と勉強会をしたときこんなことをおっしゃってました
「裁判というものは事実認定がちょっとかわっただけで判決がかわってくる」というお話でした
当時は「それをいっちゃ~おしまいよ」とばかりにみんな笑ってたんですが
現実にはだからこそ事実認定の材料となる証拠を正しく吟味しなければならないという
裁判官としての強い心構えを軽い口調でおっしゃったのかもしれません
世の中の出来事ってすべからくそんなものなのかもしれません
ひとつの出来事でも前から見るのと後ろから見るのとではまったく違ったものに感じるわけで
スポーツでも自分が応援しているチームが勝てばうれしいですが
相手チームを応援している人にとっては悔しい出来事に他なりません
人には感情があります
それを押し殺して生きるのは人間としての本質に反するように思います
しかしながらつらく悲しい気持ちに押しつぶされるのも嫌なもの
マイナスの感情でさえ人を育てる糧にはなりますが
必要以上に増幅させてそれだけに囚われてしまうと自分自身を見失う恐れがあります
人には「こだわり」というものがありますが
それが足枷となり横から見ることも後ろに回り込むこともできなくなる場合もあります
心の自由をなくしてしまうと見える角度が固定され
心が澱んでしまうこともあるようです
本書は心の足枷を取り除き
安らかな心を取り戻すための道しるべが記されています
「禅問答」といえば難しそうですが
丁寧に噛み砕いて話せば誰にだってわかる理ばかり
「わかった わかった」と喜んでいても明日には忘れてしまいます
時間をかけ実践してこそ著者の気持ちに応えられるというもの
力を抜いて「無心」を会得したいものです
2014/03/11
311
今日は3月11日
あまりテレビや新聞を見ない私でも3年前の話題で埋め尽くされることはわかっています
遠く離れた大阪でもずいぶん揺れたので
阪神淡路大震災が再び起こったのかと思いました
それがはるかかなたの東北で起きたことをし知り
その規模の大きさに身震いしたのを覚えています
ご縁があり東北に行くこともでき
福島の方と交流を持つことができました
テレビではわからないこともたくさんありましたし
私ができることが何かあればと思っていたときに
ちょうどお誘いをいただき福島の地を訪れることができました
復興が進んでいるかというのがいつも話題になっていますが
進んだ部分もあればそうでない部分もあるようで
ひとくくりにして論ずることはできないみたいです
私の眼に映った極めて狭い範囲での感想は
個人レベルで立ち直れる人が立ち直ったという感じで
全体レベルでは思惑や利害・権利関係が錯綜し
3年たった今でもあまり進んでいないところもあるようにお見受けします
復興が進んだと感じるまでのまだまだ長い年月がかかりそうな気がします
むしろその間が長い年月ゆえに風化してしまわないかという懸念さえあります
それでもやるべきことを一つずつやっていかないと前には進めません
今年もお声がかかりスマイルアゲインの企画に参加し
GWに福島にいくことが決まりました
まだ詳細は未定ですが多くの方にお目にかかることが楽しみです
大阪の地であれこれ言ってるより
東北に行って行動した方が自分らしく思います
今年はご要望がありもう一日増えるそうです
行って見むきもされないのは辛いのですが
ニーズがあるということが一番うれしいのです
3回目ですから今までよりも工夫ができそうで
打ち合わせでフレキシブルに対応できるように考えています
とりあえず行って整体をするという感じではなく
ようやく行った先の状況に合わせて
やり方を変化することができるようになりましたので
密度の濃いイベントにできればいいですね
はっきり言って気合いが入ってきました
GWは真っ赤に燃えて東北に参ります
2014/03/10
腰痛になる人は風邪をひく
いつもは腰痛の原因について一元的に考えないと言っています
いくつもの要素が複雑に入り混じり身体のバランスを損ない起るんだと思ってます
だから「これをやれば腰痛が治る」というのには疑問を持っています
きっとあるケースでは治ったんでしょうが
すべてのケースにそれが当てはまるということはまずないでしょう
しかし事故やスポーツ障害なんかを除けば
多くのケースでその人の身体が弱っていたという要素はあるでしょう
疲労・老化・冷えなどわりと世間一般で当たり前に存在する問題
そんな事情で身体の機能全体が低下しているときってよくあります
たまたま腰痛関連の筋肉が激しい機能低下を生じた場合
腰痛という現象が発生するんじゃないでしょうか?
でもそれって考えてみたら
たまたま症状が腰痛という形で発生しただけで
あくまでも身体全体が機能低下しているわけですから
当然免疫力だって高い水準にあるはずはありません
つまりそんな時には風邪だって引きやすいっていうことになります
「泣きっ面に蜂」なんていいますが
ようやく腰痛が治ったと思ったらすぐに風邪をひいたなんて話をたまに聞くのです
少々乱暴な理屈であることは私も承知していますが
体調が悪いときは身体全体が芳しくないと思って用心するくらいでちょうどだと思うのです
「身体はひとつのユニットである」
オステオパシーの理念はこういところにも当てはまるような気がします
2014/03/09
The Best of Eric Clapton
いまさら説明する必要もありませんがエリック・クラプトンのベストアルバムです
だいたい90年代のヒット曲を集めたもの
とりあえずこれだけは押さえておいた方がいいということで購入しました
正直「Tears In Heaven」くらいしか知らないのですが
ヒットするのも当然
それぞれの曲に聴きいってしまいました
日本でも200万枚のセールスを記録したというアルバムですから
それだけの値打ちがあるというもの
しみじみとした曲調がいいですね
2014/03/08
2014/03/07
13周年
ものの見事に忘れてましたが昨日は腰痛館を開業した記念日でした
一応13年周年ということになります
毎年この時期って忙しさにかまけて忘れてしまうことが多いのですが
忙しいのはありがたいこと
それだけ必要としてくださる方が多い証拠でもあります
こうして14年目のスタートを迎えることができたのも
そういった方々の支えがあってこそ
厳しいご時世、夢破れ業界を去っていく仲間も多いのですが
曲がりなりにも腰痛館が続いたことに感謝を禁じえません
ちょうど昨日、3年目を迎える福島での東北支援活動の打ち合わせをしました
遠く離れた東北の地でも必要としてくださる方がおられることは
最高の喜びであります
13年の年月が流れ
開業当初では考えられない活動も増えてきました
私自身そういう変化を楽しみにしています
これから迎える一年はどんなことが待っているでしょう
2014/03/06
暑さ寒さも
最近の時候の挨拶といえば「暑さ寒さも彼岸まで」
今まで寒さに耐えてきたわけですが
それもあと少しの辛抱
たがいに激励するようにこんな話題が上ります
明日からはしばらく寒い日が舞い戻ってくるそうですが
それでもあと2週間もすれば耐えてきた寒さともおさらば
そんな心の支えが芽生えてくる時期でもあります
お彼岸といえばお墓参り
お参りをしてくれる親戚縁者もいますので
先にお参りしておかないといけません
火曜日はヒマだったので午前中にお参りしました
朝は氷が張るほどの寒さだったのですが
お参りに行ったころは穏やかな暖かいお天気でした
お参りを済ませて帰ろうとしたら連続で携帯が鳴り
気がつけばヒマだった一日も午後から全部予約が埋まりました
きっとご先祖様が気を使ってくださったんでしょうね
2014/03/05
ティーブレイク
リーフティーをいただきました
フォションといえば有名なブランドですが
マタン・オ・ルーブルという紅茶
二十歳前後に紅茶にこってずいぶん茶葉を集めたり
遠くまで紅茶を飲むためにわざわざ出かけたものです
新幹線に乗って紅茶飲んで帰ってきたのは若気の至り
やりだしたら徹底するのは今も昔もかわらないようです
今はどうも優雅にお茶を楽しむ時間もなくなり
落ち着いてお茶を入れる作業さえ面倒になったのが正直なところ
毎朝ショウガ紅茶を飲んではいますが
こういうお茶を飲めば時間がゆっくりと流れます
スッキリした味わいにほのかな香りが素敵なお茶です
このブランドは産地別ではなくブレンドが特徴
「アーモンドや菩提樹の香り」と説明書きがありましたが
さすがに菩提樹の香りって知らないものでわからなかったです
ブランクが長すぎるので産地までは判別できませんが
たまにはこういう時間も悪くありません
2014/03/04
疲労骨折の早期発見
今月の特集は「疲労骨折の早期発見」
スポーツをすれば身体が鍛えられる
それはある程度までのお話で
鍛えられる前に疲労するということを忘れてはいけません
それでも競技者にとって負けるために努力を重ねてきたわけではありませんので
どうしても限界まで追い込むことも必要です
真剣にやればやるほどギリギリのところでやらざるを得ません
しかしケガをして競技ができなくなれば元も子もありません
ましてや尾を引くようなケガもありますから
分析したうえで対策を考える必要もあります
近年マラソンで疲労骨折のニュースを何度も耳にします
走れば走るほど骨芽細胞が活発になり
骨が丈夫になるというのは一般論で
それも程度を超えると今度は骨密度の低下を招くというのがわかってきました
トップランナーのレベルで頻発する疲労骨折
単純に骨だけの問題ではなく
それ以外のポイントの予防法もあるそうです
また被害を最小限度で食い止めるためのチェック方や診断法も紹介されています
「記録は破られるためにある」といいますが
記録を更新するということはそれだけ身体に対する負担も増大しているわけです
それだけに新たなトレーニング方法の必要性も増し
競技技術の変化もあるみたいです
2014/03/03
割れた
雛祭りの良き日にお見せするべき画像ではありませんが
私が履いている仕事用の靴の裏です
11月に下ろしたばかりなのに靴底が割れてきました
たいていは1年以上もつのに
わずか4カ月でこんなことになるのは初めて
しかも靴底が割れることも初めて
不良品なのかもしれませんが
私としては割れた個所に注目したいのです
ちょうどMTP関節(中足指節関節)といって
足の指の付け根に当たる場所
しかも親指側から割れていて小指側は割れていません
これは右足の親指の付け根の部分に大きな負荷がかかっていたことの証でもあります
自然と親指の付け根に体重をかける習慣がつきつつあるわけです
まだまだ完全とは言えませんが踵重心から前側に体重が乗るようになりました
良い傾向かもしれません
2014/03/02
Worrisome Heart
ジャズ・カントリー・ブルースなど様々なジャンルの楽曲が収録されていますが
メロディ・ガルドーのテイストがアルバム全体を支配しているので
ジャンルの違いなど瑣末な問題って感じさえします
ハスキーボイス・クール・気だるさ
テンションをあげて歌ののではなく終始淡々としたボーカルなんですが
すごく印象に残ります
BGMにしても聴きやすいアルバムですが
いつの間にか曲を追いかけてしまう訴求力があります
2014/03/01
肉吸い
むかしむかし大阪は千日前にある「千とせ」といううどん屋に
吉本新喜劇の花紀京が来店したんですが
二日酔いのために軽いものしか食べられず
「肉うどんの麺抜き」という風変わりな注文をしたそうです
その後それが千とせの看板メニューとなり
今も行列ができる人気店となりました
私自身千日前に行くならば向かいの釜たけうどんに行くので
いまだ千とせには行ったことがありません
しかし突然どうしても食べたくなり自分で作ってきました
イリコでダシをとり醤油(薄口・濃口)・酒・みりん・砂糖で味付け
牛バラ肉・木綿豆腐だけでは物足りないのでモヤシも入れてみました
薬味にネギを入れ温泉卵をトッピングして出来上がり
どうも肉よりも豆腐の方が目立っておりますが
一応肉吸いです
菜の花をぬか漬けにしてみました
ほろ苦さは間近に迫る春の味です
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