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2013/12/24

影響

B型の私は人からマイペースだと言われます
頑固で人の意見も聞かないというご指摘も頂戴します

当たってるなと思う部分もありますが
頑固なんですけど人の意見はよく聞く方だと思うのです
ただ納得できない意見には頑なに反論してしまうので
そういう評価もあるのはわかっています

人は常に何かに影響されます
心温まる音楽に触れては感動し
小さな赤ちゃんを見ればついつい頬笑み
ちょっとしたことに影響されて人の心はいともたやすく変わることもあります
大きく影響される出来事もあれば
ほんの少しだけ影響されることもあります

そんなことの積み重ねが知らないうちに人生を大きく変えることさえあります

「どうして腰痛になるか?」
我々にとっても大きな命題ではありますが
まだ解明されていないというのが本当のところ
何一つわかっていないというのではなく
解明できた部分もあれば未知の部分もあるということです
それが証拠に何年かに一度の割合で
信憑性の高い「腰痛の原因」というのが話題になります
それは今までこうだと思われていたことが否定されるというのではなく
いくつかの「原因」のひとつに加わると考えてもよさそうです
ここ数年でもローカル筋とグローバル筋の腰痛における作用機序が話題になりました

「腰痛の原因はコレだ!」という
ひとつの現象面から見た解説も従来から多数ありました
確かに一般人には単純な理論の方が理解を得られやすいのですが
中には自説以外をすべて否定される方もおられますが
その理論で全員の腰痛が治るとも思えず
おそらく何割かの方が治ったという事実を
針小棒大に宣伝されているんじゃないかと推測します

人の身体にはたくさんの組織が存在します
これらが相互に影響しあい有機体としての人間の身体があるのです
だから単純な一つの現象面に目を奪われてしまうことは
全体の把握という点においてマイナスとなり
全体像を見失う可能性も感じます

人の身体は機械ではありませんので
コード一本切れたからといって動きを止めることはありません
けっこう融通が効くもんでなんとかして動こうとします
だから一箇所や二箇所何か問題があっても
それ以外の組織で補完し
一見何事もなかったかのように振る舞えるのです

ただそれも量的な問題で
使えない部分が増えれば増えるほど
何か問題が発生するのです
それが身体の痛みというように私は理解します

難しいのは痛い部分が即ち悪い部分とは限らないということ
つまり別の部分から何らかの影響を受けてそうなったのであれば
当該個所にもしかるべきアプローチが必要だと思うのです

「身体はひとつのユニットである」
オステオパシーの理念でもありますが
きっとこういうことも含めての理念なんだろうと理解しています

「影響」「連鎖」「関連」
言葉を列挙すればいろいろあるでしょうが
身体の中のかかわり合いを知ろうとする発想は
我々の仕事においてもっとも重要な事柄のひとつだと思います

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