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2013/12/02

力が入る

「力を抜いて楽になさっててくださいね」
施術前にたびたびこんなことをいいます
特に初めての方はこれから何をされるかわからないわけですから
多少の緊張は仕方のないこと

施術の多くの時間を筋肉の弛緩に費やすのですから
自ら力を入れて硬くなった状態だととてもやりにくいのです
とりわけカウンターストレインという技法は
脱力状態が前提条件となりますので
力が入っていては技も無効になるのです

難しいのは「力を抜いてくださいね」といってしまうと
逆に力が入ってしまう場合が多いので
言い方やタイミングを考えないといけません
ほとんどの場合無意識に力が入っているのですから
急に「力を抜け」と指示されても困惑し
逆効果になりかねません

しかし気になるのはこういうタイプの方って
普段から力が入りやすく
のんびりしているつもりでも
ほんの僅かに力が入っているのでしょう
たとえ本人が気づかない程度の微細な緊張でも
長時間続けば、毎日続けば、何年も続けば
かなりの筋拘縮を産みます

そんなお話をしていて
「普段から力を抜く習慣をつけた方がいいですよ」
と申し上げることもあります
「無意識だから仕方がない」と考えがちですが
無意識に力が入るならば
意識して力を抜く練習をし
長い年月をかけてでも力の抜き方を習得すべきだと思います

スポーツの身体の使い方でも
必要最小限度の力で運動することが
究極の身のこなしなんだろうと思いますし
それが自在にできれば達人並みのパフォーマンスも可能なんだろうと思います
スポーツのトッププレーヤーの動きは実に優雅です
余分な力が入っていないからこそ効率的な動きができるのです
余分な力はスポーツにおいても日常生活においても
ブレーキとアクセルを同時に踏むようなもの
効率の悪さばかりかいずれどこかがオーバーヒートします

だから力を抜くことの必要性はいうまでもありませんが
同時にそんなに簡単なことでもありません
申し上げている私自身力が抜けているかどうかさえ怪しいもんですが
少なくとも普段から力を抜こうとする意識は持ち続けています
そんな生活を繰り返しているうちに少しずつできてくればいいだろうと考えています

どちらかといえば男性の方が力の抜き方が下手な人が多いように感じるのですが
普段の生活で緊張する場面が多いということなんでしょうか…
皆さんは自分が意識して力を抜くことができるでしょうか?
力をコントロールできたらいろんなことが変わってくると思います

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