閾値
冬場になって嫌なことは歯磨き
歯磨き自体は嫌いではないのですが
口をゆすぐとき冷たい水が歯にしみるのです
いわゆる知覚過敏
冬の難敵です
歯医者で訊いてもわりとあっさり辛抱するように促されるのは
効果的な治療法が存在しないということなんでしょう
巷には色々な療法があるようですが
本当に効果があるならば
本職の歯医者が知らないはずがありません
私の仕事でも寒くなれば痛みが増して
症状が悪化したかのように感知することがあります
これは痛みを感じる神経が敏感になるから
刺激の存在、あるいは刺激の量的差異を感覚するに必要な最小限の刺激値
これを「閾値(いきち)」といいます
寒くなれば閾値が下がり神経は過剰に反応することもあるそうです
私の場合歯を磨いて口をゆすぐ一瞬ですむのですが
関節の痛みを持つ人が寒くなり
症状が悪化するのも閾値が下がることが原因だったりすることが少なくありません
客観的には状況が変わっていないにもかかわらず
痛みが増すというのはとても辛いもの
「痛み」という主観的な要素が本人にとっては一番大事なことでもあります
これだけは私が説明して理屈の上で納得していただいても
痛いものは痛いということですから…
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コメント
こんにちわ!
寒さが増して来ましたね。
そういう時期には、歯が痛んだりと
色々と症状が出るものなのかな。
閾値って、初めて聞きましたよ。
投稿: うさうさ | 2013/12/11 12:26
寒くなると筋肉は縮んでしまうし
神経は敏感になるし
痛い人が増えるわけです
投稿: ひろ | 2013/12/11 12:45