藁草履
あんまり見栄えのいい画像ではありませんが
先日箕面で買ってきた藁草履です
とはいっても藁ではなく竹の皮で編んだというレアもの
ずいぶん昔は農家では草履を編んだそうで
生前祖母がよく作ってくれたものです
当時学生だった私にとってまったく興味のないもので
もらったはいいけど履いたことがありませんでした
それが30年ほどたってすごく魅力的なものになったというのは皮肉なもの
この藁草履をはくために五本指ソックスまで買うという熱の入れよう
さすがにこの季節藁草履で出かける根性もないので
職場のスリッパがわりに使用しています
雪駄よりも柔らかい分だけ動きに融通がききます
しかも幸か不幸かサイズ的に3cmほど小さいので
かかとが使えません
だからきちっと鼻緒の部分で着地しないといけないわけで
今まで雪駄で習得した歩き方をさらに強化できそうです
予想通りアキレス腱から下腿三頭筋に疲労がたまり
現在好ましくない状況ではありますがこれも予定通り
それだけ下腿を鍛えているということにつながります
先日その足の運びで走ってみると
従来の走り方とはまた違った感覚が得られました
私はアスリートではありませんので
それがいいのか悪いのかもわからないのですが
これで冬場も研究が続行できそうです
古来の日本人の歩き方は奥行きが深いです
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