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2013/11/11

手洗い

毎年インフルエンザが流行り出すと
「手洗い」「うがい」の励行が呼びかけられます
手やノドについたウィルスを洗い流すことで予防するためです
最近「手洗い」にそれ以外の効果があるかもしれないという研究があるそうです

手洗いで挫折感が縮小、やる気も低下

 細菌やインフルエンザの蔓延を防ぐ手を洗う行為には、“挫折感”を和らげる効果もあるとドイツの専門家が明らかにした。

 オスナブリュック大学のカイ・カスパー(Kai Kaspar)氏の研究によれば、手を洗うと、与えられた課題に失敗した後の挫折感を軽減できるが、「次はもっと頑張ろう」という“やる気”も減ってしまうという。

「私は、身体的な経験と抽象的な認識がどのように関連し、影響し合っているかという点に注目している」とカスパー氏は語る。

 このテーマに関心を寄せる研究者はカスパー氏が初めてではない。「クリーン状態効果」、つまり手洗いなどの行為が、道徳的な純潔度や、「幸運や不運は洗い流せる」という信念に対して前向きの影響を与えるという理論もある。同氏は、その後の行動にもたらす影響にまで発展させようと試みた。

「“実際の認知能力”まで調査対象を広げるとどうなるか? 以前の研究は、望むかどうかに関わらず、“洗うことで過去の痕跡を払拭できる”という説に留まっている」とカスパー氏。「失敗の後に手を洗えば、立ち直れるのだろうか? その後の行動はどうなるのか? 知りたかったのはこの点だ」。

 同氏は被験者を2つのグループに分けて、同じ「不可能な課題」を解くように依頼。想定どおり課題に失敗した後、一方のグループだけに手を洗ってもらった。どちらも特に落ち込むこともなく2度目の課題に取り組み、最初よりも上手にこなしたが、手を洗ったグループの様子は明らかに楽観的だったという。

 しかし、前向きな気分と“やる気”の高さは直結しなかったという。2回目は、手を洗わなかったグループの方が成績がよかったのだ。

 理由についていくつか説明できるが、カスパー氏は次のように考えている。「失敗の後に手を洗うと気分がよくなり、問題に区切りをつけようという気持ちが生まれる。しかし、もっと頑張ろうという欲求も洗い流される」。

「手洗いは、身体から汚れを取り除くだけでなく、精神的なレベルで複数の効果をもたらすのではないか。まるで何もかもリセットする儀式のように」と、カスパー氏は持論を説明している。

 シェイクスピアの戯曲『マクベス』では、罪の意識にさいなまれたマクベス夫人が、夜ごと手を洗う仕草を繰り返す。結末はご存じだろう。

私たち人間は多くの作業や仕事をするとき手を使います
だから手は「行為の象徴」なのかもしれません
自分にしたことに対し自信を持てるとは限りません
不満を持つこと、失敗することもあります
そんなとき心のリセットボタンを押すことができ
すべてが振り出しに戻れば気持ちの上では楽なんでしょうね
それこそ「挫折」なんてする必要はありません

ただすべてがリセットされてしまうと
失敗を取り返そうとする気持ち
悔しくて今度は上手くやろうとするモチベーションもわいてきませんからね
気分的には楽にはなるんでしょうが「次」につながらないということなのかもしれません
「失敗は成功の素」なんていいますが
悔しい思いが人を成長させてくれるんでしょうね

そうかといって思いつめてしまうのも
精神衛生上よくないこと
過度の心理的抑圧により破綻をきたすことさえありますからね

適度に失敗し、適度にプレッシャーをかけ
その中から気持ちの切り替え方を覚えていくことができたら理想的
ただその「適度」が誰にもわからないだけのことなんでしょう

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