勝負に強くなる「脳」のバイブル
こちらの書評を読んですかさずアマゾンアタックしました
スポーツ選手ならば皆が勝つつもりで苦しい練習をします
そこで培った体力と技術
仮にそれが同程度であったとしても
現実には勝つ者は高い確率で勝ち
実力はあまり変わらないのになぜか負けてしまう者
このふたつに分かれてしまうケースは少なくありません
もちろん実力が同程度ということですから
それ相応の体力やスキルは前提となりますが
「何か」が足りないと考えてしまいます
従来であれば「根性論」が登場するのでしょうが
今では脳のシステムからのアプローチという方法論もあるようです
しかもそれは新しい理論というのではなく
日本のオリンピック選手がすでに実践し効果を上げているのですから
信じないわけにはいきません
根性論やメンタルトレーニングのように精神的なものかといえば
本質がまったく異なり脳の機能や性質を利用したもの
しかもフィジカルとメンタルを分けて論じるのではなく
相互に関係するところに説得力を感じます
「心技体」に「知」を加え「心技体知」と説明されるあたりは言い得て妙
だからトレーニングの仕方にまで言及しているのが
メンタルトレーニングとの大きな違いかもしれません
常に勝利という結果をだす者を「一流選手」と呼びます
彼らに共通するのは
卓越した身体、卓越した技術、誰にも負けない強い気持ち
これら「心技体」であるのは間違いありません
そしてこれらを相互に結び付ける脳の働きを知るということも大切なわけです
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