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2013/09/06

からだのメソッド

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からだのメソッド: 立居振舞いの技術  矢田部 英正

電車での長旅ってその時間をどう過ごせたかで決まります
ましてや一人旅となれば話し相手もおらず
退屈といえば退屈
タブレットでネットばかりやるわけにもいかず
この本を一冊バッグに忍ばせました

話は変わりますが5月ごろから雪駄を履き
歩き方を掘り下げて研究するという目的だったのですが
その答えがこの本に書かれていたとは…
この本を買ったのは去年の冬
読むタイミングを逸しずっと本棚の肥やしになってたわけですからね
しかし雪駄履きで私が感じたことの裏付けが得られて
私としては一番いいタイミングだったのかもしれません

踵(かかと)ではなく足の前の部分で着地する
これが日本の履物の歩き方
鼻緒のところからすり足で着地し指で踏ん張る
これは全体を包み込む西洋の靴ではあり得ない歩き方
その着地を効果的にするためやや膝を曲げ気味で
骨盤も若干前傾させて歩く

そうすれば洋服ではなく和服に適した歩き方になるわけです
この本には書かれていませんが
このような歩き方は山道のような傾斜のあるところ
あるいは石だらけの不安定な道
特に下り坂になれば抜群の安定感を発揮することがわかりました

実際にそれを確かめるべく斑尾山に登ったのですが
平地より傾斜のある土地が多い日本の国土に適合した歩き方だと言えるでしょう

そしてこの歩き方の一番のポイントは
臍下丹田に重心を持ってくるということ
体格的に欧米人よりも小さい日本人が
より効率的に安定感と力感を発揮できる歩き方であることが明らかになりました

本書は歩き方だけではなく座り方や日本のテーブルマナー
そして呼吸法にまで言及されています
まさに日本人としての正しい立ち振る舞い
そしてその「理(ことわり)」を書いたもの

日本人の立ち振る舞いには臍下丹田を常に軸として
そこから生み出されたものだということが言えるようです

いいタイミングでいい本を読めました

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コメント

こんにちわ!

一人旅は、そうですよね、話す相手もいないし
本は、いいですね。
歩き方も、履いているものによって、さまざま
違うものなのでしょうね。

膝も、少しずつ良くなってる気がしますが、
今日は先生の診察はなく、2日前まだ腫れてる
と言われたんです。
いつまで通うのかなぁなんて、ふと・・・。

投稿: うさうさ | 2013/09/06 17:09

せっかくの旅でネットばかりだといつもと変わり映えしないし
ゆっくり本を読めたらいいなと思ってたら
新幹線でいやというほど読める時間を作っていただきました(笑)

膝は一度悪くすると治ってからでも半年くらいは気をつけないと再発の恐れもありますからね
ある程度長期戦で臨まれた方がいいと思います

投稿: ひろ | 2013/09/06 18:23

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