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2013/06/04

ストレッチングの研究と現場

Sq151
月刊スポーツメディスン151

今月の特集は「ストレッチングの研究と現場」
ストレッチというと関節可動域を広げ柔軟性を高めるもの
その程度の認識が世間一般のものだろうと思います

ところが最近の研究はかなり進んで
その方法によっては柔軟性のみならず
筋瞬発力、筋持久力の向上にも役立つという結果が示されています

アスリートの能力向上にとどまらず
一般人の健康管理という面でも
ストレッチで血糖値が下がったり、血管を柔らかくするという効果もあるというから驚きです

もちろんその方法論については以前から多くの議論があったようですが
やみくもにやっても逆効果というデータもあります
特に競技前のウォーミングアップで過度なスタティックストレッチを行うと
筋力が低下するという事実もあるそうです
だからその程度や量は正しく行われべきであるということです


ちょっと話題はズレますけど
先だって読売ジャイアンツの沢村投手が不振なのは
ウェイトトレーニングが原因で首脳陣はそれを禁止する旨の報道がありました
具体的に沢村選手がどういうプログラムを行ったのかは存じませんが
トレーニングそのものの是非より
やり方や準備などに問題があったのではないかと推察します
どんなにいいトレーニング方法でもやり方が不適切であれば逆効果になることはあります

今回の特集を読んでもストレッチングの効果は素晴らしいのですが
その取り組み方の難しさも説明されています
沢村選手の件でも禁止する前に専門家も入れて
本人も納得できるプログラムを考えていく方向性の方が先々いいのではと考えます
でないと同じことの繰り返しになるかもしれません

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コメント

おはようございます!

ストレッチで、血糖値が下がったり、
血管を柔らかくする効果があるとは、
凄い事ですね。

投稿: うさうさ | 2013/06/04 09:58

ストレッチをすると少なくとも筋肉中の毛細血管は柔らかくなり血流量も増え代謝も活発になります
糖を消費する量も増えるはずです

毎日やらないとダメですけどね

投稿: ひろ | 2013/06/04 10:15

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