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2013/06/30

Fried Pride

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Fried Pride / Fried Pride

初めてフライドプライドの曲を聞いたときは衝撃的でした
もう10年近く前のことだったと記憶しますが
ディープパープルの "SMOKE ON THE WATER"のカヴァー曲でした
いきなり横田明紀男さんの超絶ギターの洗礼を浴び度肝を抜かれました

こちらのアルバムは彼らのデビューアルバムになります
ジャズやポップスのジャンルにかかわることなく
存分にフラプラの魅力が詰まったアルバムです

スティービー・ワンダーの「レイトリー」では
SHIHOの穏やかなボーカルが光ります
どちらかというと「ラヴ・フォー・セール」みたいな
アップテンポの曲の方が印象深いのですが
曲により違った顔を見せる彼女の引き出しの多さには感心するばかり
「ス・ワンダフル」はパーカッションとスキャットの掛け合いがたまりません
「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」は横田さんのソロが独壇場

一応ジャズのジャンルになるんでしょうが
独特の世界を創りだすユニットです

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2013/06/29

インゲンのベーコン巻

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どうも自分で書いておきながらインゲンなんていうと
むずがゆい感じがしてなりません
大阪ではサンド豆と呼びます
一年に三度収穫できるからというのが名前の由来だと聞いたことがあります

子供のころお祖父さんの引くリヤカーに乗って
サンド豆を植えに行ったことが今でも記憶に残っています
今ではその畑もなくそこの場所には羽曳野警察所が建っています

そんなことはどうでもいいのですが
叔父が持ってきてくれたサンド豆
いつもは胡麻和えにして食べるのですが
一回ベーコン巻で食べてみたかったんです

下処理をして塩で揉み
熱湯で2分間茹でます
半分に切った豆をベーコンで巻いてつまようじでとめる
あとはフライパンで焼いて軽く塩コショー

ベーコンのカリカリとサンド豆のシャキシャキした食感が良かったです
口の中で広がる異質な食材同士の味が相性抜群
意外と手間がかかりますが
たまにはいいもんです

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2013/06/28

食欲不振

「発熱と食欲不振は最高の名医である」
ヨーロッパにそんな格言があるそうですが
これぞ自然治癒力の賜物というべき現象でもあります
まあこれに陥った本人にすれば迷惑な話かもしれませんが
一次的にはとても大事な身体の機能だといっていいでしょう

さて食欲不振といえば夏場になればこれを訴える人が急増します
何とかならないでしょうかと来られる方もいます
食欲不振になれば栄養素をとることができず
なんとなく夏バテしそうな印象もありますからね

一般的に食欲不振を訴える人が増えるのは夏と決まってますが
どうして夏なのか?
それについて考えてみる必要がありそうです
あるところで夏場に食欲不振に陥る理由についての仮説を聞いたのですが
それがとても面白く納得のいくものだったのでご紹介します

我々人間は恒温動物で体温を一定の水準に保とうとする機能を有しています
だいたい36.5℃くらいを基準に考えてみますと
外気温が30℃を超える日でも氷点下の日でも36.5℃をキープしようと体温調節機能が働きます
簡単な引き算になりますが
36.5℃から外気温の30℃を引きますと6.5℃分だけ体内で熱を生み出せばキープできます
それに対し外気温が0℃であれば36.5℃分まるっぽ体内で熱を発生させなければキープできない勘定になります
体温を生み出すことを代謝といいますが
この代謝に必要なのが糖質
いわば糖質をエネルギー源としてこれを燃やし体温を維持することになります

要するに夏は冬に比べると代謝に必要な糖質の量が少なくていいということになります
もちろんまったくとらなくていいという極論はいけませんが
食べ物から得られる糖質をそんなに必要としないというのが身体の理由ということになります

普通動物は極力不必要なものを持ちたがりません
栄養素の備蓄というのは食糧難のときもありましょうが
それも過ぎると体重の増加につながり
これは彼らにとって捕食せんとする他の動物から
逃げようとするとき重い重い足枷となり
逃げ伸びる確率が減少するということに他なりません
だから備蓄も必要最小限というのが生き伸びるための知恵ということになります

人間だけは自然界の他の動物と異なる環境で暮らします
いつしか天敵も存在しなくなり
よほどでないと他の動物に襲われることはありません
それをいいことにいくらでも食べ続けます
これが幸せなことかどうか私にはわかりません
なぜならばこういった生活習慣が病となり人類の前に立ちはだかるからです
それでも人間は食べるんですからたいしたもんです

本題に戻りますと夏場に食欲不振に陥る人が増える理由というのは
夏場の環境に適合するための身体の知恵なのかもしれないという仮説です
ひとそれぞれ運動量により代謝量は異なるので
個人差は当然あるでしょうからあくまでも一般論と考えた方がいいでしょう

もちろん医学的にこれが証明されたわけではありませんので
全部が全部正しいとも限りません
しかしながら科学の叡智は森羅万象を把握しているわけでもありません
当然未知なる部分も多く存在します

だから夏場の食欲不振を「あまりたくさん食べなくていいよ」という
身体からの警告と捉えるか
それとも病気として捉えるかは本人の考え方次第かもしれません

ただ真実かどうかは私にもわかりませんが
こういう考え方もあるということは知っておいても損はないでしょう

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2013/06/27

尻矢口

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毎朝通勤で通る途中にある「尻矢口地蔵」です
ここの思い出は喜連に引っ越してきた小学一年生のとき
ここのお地蔵さんが集団登校の集合場所でした
その後も多少場所の変更があり
このお地蔵さんのすぐ近所にある大きな椿の下に集まったこともありますが
基本この近くから学校に通ったのでした

さてこの尻矢口というお地蔵さんのネーミングなんですが
戦国時代この場所に敵を待ち構えて矢を放つ場所があったんだとか

先日喜連小学校の西側あたりに喜連城があったという話をしたのですが
どうやらその情報は間違いで腰痛館のすぐ南西にある如願寺がその跡地というのが真相だということを知りました
先日の記事で詳しいことをご存知の方はぜひ教えてくださいとお願いしたら
先輩がご丁寧に喜連城の記述があるサイトを教えてくださいました

喜連城には何人かの領主が入れ替わりでおられたそうですが
まさかこんなに近所だったとは驚きです
昔あった喜連幼稚園から西に延びる用水路も
お城のお堀だったことは二重の驚きであったともに
なんとなく話のつじつまが合ってきました

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こちらが昨日撮影した如願寺ですが
去年の秋喜連音楽祭で久々に境内に入りました
まさかここがお城の跡地だったとは…
右に見える大きな木は喜連幼稚園に中ですが
昔は空き地でしてよくこの木に登ったものです

尻矢口のお地蔵さんですが
ちょうどこの位置が城の南東の端になるそうで
ここにも環濠があり1960年に埋め立てられたそうですが
それまではここに石垣があったんですって

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2013/06/26

呼吸筋

呼吸というものに興味を持ちいろいろ情報収集しだして10年くらいになります
呼吸が生命活動においてなくてはならないものであることはいまさら言うまでもありません
身体活動において生命の維持にかかわる項目はたいてい自律神経の支配を受け
自分の意思に基づきコントロールすることはできないのですが
私の知る限り唯一呼吸だけは随意の活動が可能です

いったんこういうことを書き始めると
おそろしく長ったらしい文章になり
何が本題なのかわからなくなってしまったので
ほとんど削除してこの先に進みたいと思いますが
要はそれだけ呼吸というものがすごく大事なもので
いろんなことに関わってくるということだけは申し上げておきたいのです

いろんな本を読んでいると呼吸のメカニズムについて触れてあるのですが
どうも納得できない記述がいくつか見られます
推察するに呼吸という機能に供する筋肉や肺の動きに対する
整理がきちんとできていないことがその原因ではないかと思うのです
おそらく機能解剖の分野でも未だ呼吸に関しては
未知の部分もあるのではないかと感じています
もちろんその時代時代でわかってなかったことも多いようなので
批判することが目的ではありません
むしろきちんとその働きを整理しておくことで
自分自身の中で誤解のないようにしておかないといけないのです

前置きが長くなりましたが
呼吸筋について整理しておくと
呼吸筋の種類は横隔膜、内肋間筋、外肋間筋、胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋などがあります
ただこれらの筋肉が同列に作用するのではなく
正常時の安静呼吸では横隔膜を収縮することで息を吸います
同時に外肋間筋も使用し胸郭を広げます
そして息を吐くときは筋肉の収縮はなく
伸びた肺が自然に元に戻ろうとする力で呼気が行われます
ときたま「横隔膜を動かして息を吐く」なんて表現が
腹式呼吸の説明でなされることもありますが
これは明らかなる間違いで
横隔膜が緊張するのは息を吸うときのみで
呼気ではむしろ力を抜かなければいけないわけです

さらに努力呼吸といって不足した呼吸量を補うために行われる呼吸の場合
上記の動き作用に加え、吸気には胸鎖乳突筋・前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋が働き胸郭を持ちあげます
呼気には内肋間筋・腹直筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹横筋らが働き胸郭をすぼめる役割と腹圧を上げ横隔膜を押し上げる役割を果たします
これらは呼吸補助筋といいますがあくまでも極度に緊張あるいは興奮したり運動時にその役割を果たします

よく腹式呼吸がよくて胸式呼吸はダメというような表現もありますが
完璧にどちらか一方のみの呼吸法はありえず
あくまでもその割合の問題と捉えた方が自然ではないかと感じています
さらに言えば腹式呼吸をすれば落ち着くといった考え方も見受けますが
腹式呼吸でも興奮や緊張を促すタイプの呼吸法も存在し
スポーツのとき気合いを入れるため腹から声を出すというのは
明らかに緊張するのが目的の呼吸法だと言えます
リラックスすればいいというものでもなく
緊張時とリラックス時の切り替えをコントロールできれば理想的なんでしょうね

通常呼吸と筋肉に関しては現在このあたりまでが
普遍性のある説明なんでしょう
マニアックなところに目を向ければ
骨盤底の筋肉も呼吸に関係すると言われています
どちらかといえば最新の医学的・科学的な見地というよりも
ヨガや虚無僧尺八の呼吸法『密息』であるとか
どちらかといえばかなり古いものにこういった呼吸法が存在します
最近では声楽にもこういう呼吸法が取り入れられているということも聞きます

呼吸というものは誰もが当たり前にできるもの
しかしながら細かいメソッドに関しては
古来より多くの方法があるようです
それぞれの方法により心や身体に何らかの影響を及ぼすことは承知している方も少なくはありません
理論よりも実践し体感してみなければわからないことも多いはず
しかしながらその前に呼吸の仕組みや細部の働きを知っておかなければ
体感したことを表現する場合誤ったものになる可能性も高いのではないかと思う次第です

知識的なこともきちんと整理しておかないと
本を読んでも自分の中で修正が利かなくなりそうでコワイんです
そういうわけで一度整理してみました

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2013/06/25

リスクを知る

この仕事をやり始めたころはちょこちょことクレームがあったりしました
翌日にかえってしんどくなったとか熱が上がったとかいう内容が多かったように思います

私が用いるオステオパシーの手技はとてもソフトなものばかりで
そのようなトラブルが起きることは考えてもいなかったのです

その後本を読んだら術後2~3日は風邪をひいたような重だるい感じに陥ったり
若干熱が上がることもありうると書かれていました
結局は私の勉強不足だったわけで
今から考えるとお恥ずかしいことも少なくなかったのです

技の効果として反射弓を利用し
筋拘縮を解放するだけでなく
血流を促進するという作用もあったわけで
施術の前後で血流量も変化するのですから
体温の上昇もいわば当たり前
その結果風邪をひいたときと同じようなけだるさもあるわけで
むしろ冷えていた身体が温まるということは歓迎すべきもとで
それだけ技が上手く効いたと言ってもいいのですが
ただしんどくなったり熱っぽくなった方にとっては迷惑な話で
要するに施術前にきちんと説明していなかったことが一番の原因だと思います

「好転反応」とか「めんけん現象」と呼ばれるもので
基本的には悪くなったわけではないのです

常々私は「治すことはできない」と言ってますが
治すことができるのは自分の身体の機能であり
我々は治ろうとする身体の機能に対するお手伝をするだけだと思っています
この話を詳しくしだすと長くなるので割愛しますが
自然治癒力というホメオスタシスに由来する力が
何らかの理由でその機能が十分働かなくなったとき
痛みや症状が発生し
我々が与える刺激で自然治癒力が目覚め始め
十分な機能を取り戻すことで、そこから治癒が始まるというのが
私の施術に対する評価です

むかしそういうクレームがあったころは
そういう意識を持ち合わせていなかったので
なんとか治してやろうと必死でやったものです
その心意気は自分自身でも評価してやりたいのですが
如何せん私の手技で直接治せるもんだと思っていたのがそもそもの間違い

技が身体に与える刺激が多ければ治るというものではありません
刺激そのものには治す力はないと思います
単なる現象を生むだけでそれで身体内のバランスが整って
ようやく身体は治そうと働きだすのです
過ぎたるは及ばざるがごとし
栄養価の高いものを食べすぎたらかえって病気になることは皆さんご存知です
同じくいい技とか施術でもやりすぎるとマイナス面もあることは知っておくべきです
軽い発熱やけだるさ程度ではリスクと呼べないのですが
刺激も過ぎるとそれ以上のこともありうるわけで
それを理解した上で「いい加減」ができるのもひとつの能力

いつもお世話になっている東海大学医学部准教授の川田浩志先生のご著書
見た目が若いと長生きする」という本の中で
「ちょっとした毒を体に与えるのが長生きに秘訣」とおっしゃっています(p141)

詳しい解説はぜひこの本をお読みいただきたいのですが
わずかな毒ならば人の身体は毒に対する対抗力を持つというのが大雑把な説明です

私は手技療法が人の身体に与える刺激とはここでいう「わずかな毒」に共通するのではないかと考えます
例えばマッサージなんかはとても気持ちのいいもんですが
これも力加減を誤ると細胞組織をつぶすこともあります
そうなってしまえば単なる身体に対する侵害行為に他ならず
デメリットも発生します

あくまでも手技療法というものはその刺激を受けた身体が
「侵害刺激」であると認識し治癒という作業が発動されるという限度に留まるべきものだと考えます
だからやればやるほどというのは心情的には理解できますが
いやしくもプロの仕事としては欠落したものを感じてしまいます

具体的には受け手の体力、治癒力が発動するまでに必要最小限の刺激量
場合によっては天候気候などの環境も考慮にいれるべきでしょう

難しいのはどれくらいやればいいのかではなく
どの程度でやめるべきなのかを知っておくことです

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2013/06/24

身体を感じる

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(画像:よくわかるヨーガ療法 木村慧心監修)

ヨガでシャバ・アーサナというポーズがあります
大の字になって寝るだけのなんてことのないポーズです
日本では「屍のポーズ」とも言われますが
アクロバットのようなポーズとはうってかわって
誰でも簡単にできそうなポーズです

もちろん細かいポイントはたくさんあるようですが
私自身はたいして気にもしていません
それでも数あるヨガのポーズに中でも最も難しい部類だと聞き及びます

その目的はポーズ間の休憩であったり
リラクゼーションであったりするので
何も考えることなくボーっと寝ていればよさそうなものですが
そこが曲者だったりするのです

なぜならば自分ではリラックスしているつもりでも
ほんの僅かでもどこかに緊張感が残るのがフツウなんです
パーフェクトのリラクゼーションはしようと思ってもなかなかできないもの
しかもわずかな緊張をなくすには
まずどこがどう緊張しているのかも見極めなければできません
だから漫然とリラックスするのではないと私自身は考えています

これはもう必死でリラックスするようなもの…
といえば誤解が生じそうですが
坐禅なんかでいう「無我の境地」みたいな感じになるのかもしれません

意識を身体の内側に向けて集中すると
身体の営みが見えてきます(あるいは聞こえてきます)
生物としての営みが感じることができれば
その状態を覚えておきます

この作業を長年にわたり続ければ
普段の状態と異常な時の状態の違いがわかります
それこそが身体の異変なわけなんですが
ごく初期の段階では「病気」というレベルに達していないことが多く
「未病」の段階といってもいいかもしれません
まだ病になっていなければ自分の力を利用して活性化が可能なこともあります
すべてが可能ということはないでしょうが
未然に病から逃れることは可能だと思います

身体を感じるためには身体に「気」を向けなければなりません
この「気」というのは「意識」とは少し違うのかもしれません
身体の隅々まで「気」を送り
病に近づこうとしつつある状態から元の状態に戻す作業
それが元気でいられるコツではないかと思います

まずは自分を感じてみる練習が必要です

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2013/06/23

No Angel

Dido
No Angel Dido

ハスキーボイスというのとはちょっと違う感じです
どちらかというと霞がかかったような声っていう印象があります
それでいてこもることなく突き抜けるような歌い方もあったりして
神秘的な部分が少し見えたりする
つかみどころのないボーカルといえるかもしれません
これらが魅力的な方向に作用するのだから
独特の世界観があるボーカリストとでもいえばいいのでしょうか

このアルバムはとても落ち着いて聞くことができます
「癒し系」というジャンルとはちょっと違うような感じもしますが
けっこう淡々としたボーカルがすんなり心の中に入ってきます
結局何なんでしょうね?彼女の魅力って…

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2013/06/22

水ナス

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水ナスの漬物です
大阪は泉州産の水ナス
大阪では「水ナス=泉州」というくらい栽培が盛んです

ジューシーでほのかな甘みのあるナスですので
あまり漬けこんでもいけません
こちらは2日間漬けこんだものです

ぬか床もボチボチといい感じになりつつあります

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包丁で切るのではなく
手で裂くのがお約束
この方が美味しく食べられるそうです

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2013/06/21

初めてお越しの方へ

腰痛館のサイトには地下鉄喜連瓜破駅からの道順を示した地図があります
基本的にはどの道をお越しいただいても到着すればOKなんですが
けっこうこれがややこしい道でして
地図を見ながら来たら簡単そうに見えて
高い確率で迷ってしまいます

その理由はといいますと
むかしむかし戦国時代のことなんですが
喜連城というお城があったそうで
当時から存在する村の中は巨大迷路さながらの造りになっています
戦国時代は敵の来襲に備えてわざと細い道にしたり行き止まりを作りました

聞けば江戸時代までお堀だけは残っていたそうですが
城の詳細は調べてもわかりませんでした
領主が誰でどんな歴史的背景があるのか私も知りません

喜連小学校の西側がお城だったことは
今の街の作りからも読み取れ
お城の北側には今も古い大きいお屋敷がたくさんあります
どう見ても街並みの時代が道路一本はさんで変わっているのがわかります

どなたか喜連の歴史をご存知でしたら
ぜひご教授願いたいのですが
とりあえずそんなわけで初めてお越しいただく際には
こちらが指定いたしました道順をお越しいただくようお願い申し上げます
お帰りの際にはゆっくり喜連の町をご堪能くださいませ
私もこの間久しぶりに迷いました

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2013/06/20

150万アクセス

あと2カ月足らずでこちらのブログを開始して9年になろうとしています
よほど突発的なことがない限り毎日書き続けてまして
よくもまあこれだけしつこく続けられるものだと感心するのであります

はじめのころはアクセス数やコメントの数も気になっていたんですが
アクセスも100万の大台を超えてからあまり確認しなくなっていました
ピーク時には1日800前後のアクセスをいただくこともあったのですが
最近は半分程度で落ち着いたようです

このへんもブログというものの注目度が下がり
SNSに比重が移ったということもあるかもしれません
はたまたブログの内容に問題アリなのか?

このあいだふとアクセスカウンターを覗いてみたら
累計150万をオーバーしていました
最近あまり確認してなかったので
大幅に超えてから気付いたのはご愛敬
当分アクセス数がネタになることはないと思ってたんですが
続けていれば増えるのは自然なこと

延べ人数ではありますが
それだけ多くの方の目に触れているということをありがたく思う次第であります

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2013/06/19

一日にしてならず

「一週間で痩せる」
こんな文言をみると反射的に反発心が芽生えてしまいます
誰だって短期間で楽して痩せたらいいに決まってます
そんな気持ちに付け込んで商業主義丸出しの痩身術が後を絶ちません

人の身体を変えるにはそれ相応の時間が必要です
体重を落としたいだけなら一週間ほど
水だけで過ごせばそれなりに体重は減ります
しかしそれでは健康に過ごすということは難しいでしょう
またいずれ命までも落してしまうので
いずれ止めざるを得ないのですが
その後、リバウンドが大きな口を開けて待っていることは周知の事実

要するに無理なく痩せるためには
体質や生活習慣を変えることに他なりません
これは地道な努力が必要です

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この重りを足に巻いてトレーニングを始めて3カ月
途中肉離れ寸前までいったのはご愛敬
ダマシダマシやり続けて何とか続いています

体力的な不安を感じたのが去年のこと
今年からもうちょっと頑張らないといけないと感じやり始めたのは1月
最初は負荷なしで始め3月から500gの重り
4月半ばから1kgと少しずつハードにしていき
以前に比べると余裕も出始めました

筋肉の新陳代謝には90日程度必要だと聞きます
どんなにやる気があってもそれを短縮できるものではありません
よくそれを知らずに無理なトレーニングをしてケガをする人もいます
そのたびに筋肉が鍛えられる過程を説明し
ムリなく合理的に行うことが最短距離であることを納得してもらいます

ある意味身体を変えるということは
性格を変えるくらい難しく時間もかかるわけです

気合い入れて無理なダイエットに手を出して
失敗しては次のものをやり始めて…
それを何回も繰り返しいたずらに時間を浪費される方もいらっしゃるようです

別に痩せるつもりはなかったんですが
こんなトレーニングを半年近く続けていると
知らないうちに3kg体重が減っていました
時間をかけてやり続ければこんな感じで変わっていくもんです

自然には「理(ことわり)」というものがあります
何人たりともそれに逆らうことはできません
むしろその流れに従い行動した方がいい結果が得られるというものです

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2013/06/18

晴れ時々雨

梅雨といえば梅雨なんでしょう
なんとなくピンとこないのですが
ここへきてようやく雨の日も増えてきました

いつものことなんですが
気圧が下がって雨模様になると
突如予約が埋まります
忙しいかと尋ねられるとそうでもありません
要するに忙しいときとヒマなときの差が激しいわけで
今日はどうなるかなと思案しながら毎日を過ごしています

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一輪の紫陽花をいただきました
この季節、あちこちで大きな花を見かけます

空梅雨になったらどうしよう…
そんな不安もありましたが
今日も夕方くらいから雨の予報

うっとうしいと言われる雨も降るべきとき降らないとたいへんなことになります
できればゲリラ豪雨とかではなく
穏やかにシトシト降ってもらいたいものです

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2013/06/17

超訳 ニーチェの言葉

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超訳 ニーチェの言葉 白取春彦(翻訳)

数年前のベストセラーです
当時から興味はあったんですがどうしても読みたいと突き上げるものもなく
発売から3年以上たってから読むことになりました

19世紀のドイツの哲学者として有名なニーチェ
きちんとした著作を読んだことがないので
こういった本でニーチェの匂いだけでも嗅ぎたいという気持ちが正直なところかもしれません
広く浅く断片的に知っておくならこういう本も悪くはありません

確かにいいことがたくさん書かれています
ただそれだけなのでニーチェの奥深いところまで入ってこないので
感動したり心の底から納得するということはありませんでした

確かに名言ではあるんですが前後の脈絡がないせいか
奥行きがないからなんでしょう

それでも文句を言うのはお門違いというもの
とっつきにくい「哲学」というものに簡単に触れることができるというのが趣旨のはず
奥行きの深さを求めるならばニーチェの著書を読めばいいわけですからね
楽して多くを得ようとしてもいけません

それでも解説もなく単調に名言を差し出されて
途中で飽きてしまったというのが本当のところ
まあ、名言の二つ三つは覚えておいてどこかで使えば
それで目的は果たせるのかもしれません

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2013/06/16

Homage to Mahatma Gandhi

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Homage to Mahatma Gandhi  Ravi Shankar

昨年12月92歳で亡くなった偉大なるシタール奏者ラヴィ・シャンカール
ジョージ・ハリスンに大いなる影響を与え
ハリスンが親印家として音楽活動したのは有名な話
「My sweet lord」もヒンズー教の神に対する信仰心を歌ったものです

シャンカールはシタールをはじめとするインド音楽を世界中に広めたアーティスト
その功績は没後も褪せることはありません

このアルバムはシャンカールが敬愛するマハトマ・ガンディーに対するオマージュとして作られたもの
シタールとタブラというシンプルな構成で演奏しています
それだけに飾り気のない素直な気持ちが現れているのかもしれません

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2013/06/15

昔のめんつゆで食べる素麺

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夏といえば素麺です
もちろん冷たいのでないとお話になりません
子供ころは学校のプールから帰ってきて
昼ごはんに素麺を食べて

炎天下の中虫カゴとアミを持って飛び出していく
まったくいつ勉強をしたのかまったく記憶にない夏休みを過ごしたものです

そのころは市販のめんつゆなんてありはしません
どこのご家庭でも朝のうちにめんつゆを作り
冷蔵庫で冷やすのが当たり前でした

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干しシイタケと干しエビを前の晩から水につけておきました
それらを取り出しシイタケを細かく刻んでおきます
その間に昆布でダシを取り
醤油(薄口と濃口)・酒・みりん・砂糖で味を調えます
食べるときは冷やして食べますので若干濃目の味に仕上げます
そこに再びエビとシイタケを入れ煮込みます

冷蔵庫でじっくり冷やして
ショウガ・ネギ・錦糸卵をトッピング
たっぷりとエビとシイタケを入れてダシを注げば出来上がり

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いくらでも食べられそうです
けっこう面倒なんですが
たまにはノスタルジックな味に浸るのもいいものです


昼からはセミとりではなく仕事です

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2013/06/14

MASTERキートン

最近、マンガというのはあまり読まなくなったのですが
小学生のころ家が商売をしていてマンガや雑誌も売っていました
そのころは漫画本はすべて読んでいました
店番もそっちのけで全部読んでたわけですから
少年・少女マンガには精通していました

しかし中学に上がったころにお店をやめてしまったので
以来マンガ本を読むことはなくなりました
逆にお金を出してまで読むものではないという認識すらありました

それから長いこと読む機会がなかったのですが
仕事で京都に通うようになって
2時間近い通勤時間を持て余すようになりました
20代の頃は英字新聞を読んで勉強していたのですが
30代になるとだんだん志が低くなって安易な方に流れだしました
いろんな面で疲れてたんでしょうね

そのころになってはじめて自分で買ってマンガを読むようになりました
毎日のことですからいろんなマンガを読みましたが
一番印象深いのがこの作品です

Master
MASTERキートン

聞くところによると著作権の問題で揉めて
増刷が中断されているんだとか…
ファン不在のこういうもめ事はいただけません

とりあえず中古の本をまとめて全部買いました
とうてい全部読むヒマはないわけですが
あらためて読んでみるとやっぱり名作です

考古学者のキートンがひょんなことから保険会社のオプになり
事件解決に奔走するというミステリーの形式ではあるんですが
さえない中年男性のキートンはイギリスの軍隊の特殊部隊にも所属したというツワモノ
どうも見た目と穏やかな物腰と裏腹にあらゆることに精通した知識の高さ
特殊部隊で培った戦闘のプロとしての技で難事件を解決します

それよりも人情の機微とでも申しましょうか
高い情緒性が物語のレベルの高さを醸し出します
当時の世界情勢もきめ細かく反映しているので
いたるところで勉強になることばかり

さえない中年男性が実はスーパーマンだった
つい憧れずにはいられない魅力的な男性像が描かれています
さえない中年という共通点だけは胸をはれるのですが…

余談ですがアニメの主題曲や挿入曲もケルト音楽を取り入れた情緒深いものがたくさんありました
蓜島邦明さんの音楽性はとても気に入りました

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2013/06/13

使えるデータをつくろう

スポーツにおいて物事を感じ取る能力は重要です
対戦相手の考え、動きのクセのみならず試合全体の流れ
あるいは周囲の選手の位置や動きなど
一瞬にして理解しより有利になるように次の行動をとる
そういった判断なしに勝つことは困難です
レベルが高くなれば高くなるほどそういう要素が勝敗の行方を支配します

体力や技術力があってもそういった判断力の欠如は
実力を出せず惜しいところで負けてしまうかもしれません
いや、むしろフィジカル面だけではなく
咄嗟の判断力は実力の一部であると言っても差し支えないでしょう

だからこそ一瞬の判断に必要な感覚というものを
大切にしたいという気持ちは当然のことと言えます

ところがその判断が必ずしも正しいとは限らないのが
人間のやることの難しさなのでしょう
しかし己の感じたものを否定したり修正することは
よほど信頼に足るものでなければできないはず
「データ」というものは時には判断の基準になったり
自分の感じていたことに対する突き合わせをする客観的なものだと言えましょう

ただ問題はデータでも取り方いかんにより有効なものとなり得たり
場合によっては使えないデータであったりすることもしばしば

Tj
月刊トレーニングジャーナル7月号

今月の特集は「使えるデータをつくろう」

脳しんとうは外傷に関係なく
軽微なものから重篤なものまでさまざま
しかもその判断は難しく現場で使える判断基準をデータ化するのは
回復過程をみたり競技復帰の判断にとても役立つようです

また統計学のセオリーもきちんと踏まえて
立体的な見方が必要であることには納得できました
ひとつの視点からのデータをバラバラに見ることの落とし穴もありうるわけですね

最後には人の判断があるわけですが
より客観的事実に則したデータを持つことは
判断そのものが正しいものになるかどうかの分かれ目のようです


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連載コラム「からだことばに学ぶ知恵」
今回のテーマは「だらしない」

まさかこの言葉が逆さ言葉だとは思いませんでした
語源となる「しだら」っていったい何?
ナニッ?サンスクリット語だって…

意外に真面目に「だらしない」を考えてみました

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2013/06/12

ドカンと一発

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腰痛館の二軒隣りの空き地に土管が置かれています
正確には硬質塩化ビニル管っていうらしいんですが
やっぱり土管と言った方が通りがいいですね

最近下水工事が行われていて毎日作業が続きます
私が子供のころ喜連幼稚園から西側には
農業用水路が流れていました
当時鉄板で蓋はされていましたが
ずっと川だったわけです

もうずいぶん以前にそれも埋め立てられ
代わりにこんなに大きな下水管が埋められているようです
直径1mくらいはあるでしょうか…
少なくとも奈良の大仏様の鼻の穴よりは大きな管です

下水工事のすぐ先にはお地蔵様があるのですが
そのわきに「まつやまばし」と彫られた石碑が今も残っています
私がこの町に引っ越してきたときにはすでに橋はなく
今と同じような光景だったのです

けっこう規模の大きな工事のようですが
掘り起こされた昔に川だった場所
それと埋められる予定の土管の大きさ
これらを見ていると古い古い昔の喜連の街並みがよみがえってくるようです

しばらくは賑やかになりそうですね

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2013/06/11

稚魚

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春にグッピーを参加させた30cm水槽
ここへきてようやく稚魚が生まれました
いや、正確にいうと生き残りました
グッピーは胎生メダカの種類で
卵を産むのではなくお腹の中で孵化させてから生み落します

水槽内での熱帯魚の産卵はたいてい難しく
たとえ産卵しても孵化することはほとんどありません
私も20年ばかり熱帯魚を飼っていますが
産卵した卵が孵化したケースは一度もありません

それに対してグッピーは稚魚として生まれるので
そのへんは楽だといえます
しかし生まれてからが大変で
生み落した親がいきなり食べてしまうということさえあります
小さくて動くものはエサに見えるんでしょうね
だからフツウそのままにしてたらたいがいは食べられてしまうんです

だからこの水槽内でも過去2度ほど稚魚の姿を見たのですが
全部食べられてしまったようです
3度目の出産でようやく食べられない大きさまで成長した稚魚が3匹
水槽内には流木に活着したウィローモスというコケを
トリミングすることなく放置していました
それがちょうどいい隠れ家というか逃げ場所になったようです

この流木も20年前からいろんな水草を活着させていたのですが
水槽の風景がよくなるばかりでなく
グッピーの稚魚が逃げ込むにはちょうどいい感じに仕上がっています

この先あまり増えすぎても水槽が小さいから
バランスを損なう恐れがあります
当分生き残る仔だけ育てるという方針でいく予定です

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2013/06/10

田園風景

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梅雨の晴れ間なのか、そもそも梅雨ではないのか?
ここのところいいお天気が続きます
必ずしも人の思う通りにはならないはずの自然に対し
ああでもない、こうでもないと言ってみても詮無きこと
雨が降るときは雨が降るし、晴れるときは晴れるはず

それなりの時期になると田植えは行われます
このあたりにはいくつかの田んぼが残っていますが
私が子供のころは田んぼしかなく
あぜ道程度の広さの道を走りぬけて遊びに出かけたものです
やっぱりこういう風景を見るとこの町らしさを感じずにはいられません

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逆に昔はこういう光景はありませんでした
今流行りの合鴨農法っていうんでしょうか?
毎年この田んぼだけに鴨の姿を見ます
ずっとここにいるわけではなく一時だけしかいないようなので
普段は別のところで活躍しているのでしょうか…

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2013/06/09

DUO@みの家

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西成区は鶴見橋商店街にあるみの家さん

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どこにでもあるフツウの飲み屋です

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ところがなぜか厨房がステージに変わるというシステム

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奥には冷蔵庫もあれば鍋もあります

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神奈川から石井康二さんを招いてのDUO
毎年恒例でこのライブはいつも楽しみにしています

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シンクを避けての演奏はプロの技

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お酒に酔って音楽に酔って
まったりした時間は夜遅くまで続きます

すっごい楽しかったです

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2013/06/08

どて焼き

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圧力鍋を買ったときから一度作ってみたかったのがどて焼き
大阪名物とも言われるこの料理はなかなか手間がかかります
以前作ったときも24時間以上かけて作りました
でも圧力鍋さえあれば数時間で作れるんですからね

買ってきた牛すじを二度下茹でしてアク抜きをします
合計1時間ほどやりました
その間、コンニャクをスプーンでちぎるように切り
こちらもアク抜きをします
牛すじの方は茹でただけで適度な大きさになってましたのでそのままで調理

圧力鍋でダシをとり醤油・砂糖・酒・みりん・合わせ味噌で味付け
ショウガの細切りを入れて牛すじとコンニャクを投入
様子を見ながら何度か煮込んだのですが
合計時間は20分弱でした

最後に蓋を取り煮詰めるように30分ほど弱火で加熱
あとはネギをあしらい好みで一味をふれば出来上がり
噛む必要がないくらいトロトロに煮込んだどて焼き
大阪の居酒屋では定番メニューです

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2013/06/07

深みにはまる

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どうもひとの性分というのは変え難く
毎回同じようなパターンにはまってしまうようです
フェイスブックで漬物の話をしていたら
だんだん自分で漬けたくなってきて
10分後にはアマゾンアタック
ぬか漬け用の容器とぬか床を買い求めました

はっきりいってこの金額なら
スーパーでかなりの漬物が買えるはず
それでも旨い漬けもの食べたさにこういう事態に陥りました

思いこんだら試練の道を…
そんな歌の文句もありましたが
その気になったらエスカレートする習性は
良くも悪くも昔から変わりません

夢は大きくキュウリとナスの古漬けを
水にさらしてショウガ醤油で食べること…
きっと至福のひと時をもたらしてくれることでしょう

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手始めにナスから…

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2013/06/06

成果

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日曜に行われました錬心館畿内地区大会において
大勢の入賞者がでました
ひとりひとり紹介するにも人数が多いもので
とうてい私の頭では覚えきれないので割愛させていただきます

年々優勝者や入賞者が増えるというのは
道場自体に勢いがある証拠
師範の指導のもと子供たちが自主的にやる気を出している成果なんだろうと確信します
ちょっとがんばったくらいでいい結果がでるほど世の中甘くはありません
一日一日の頑張りを積み重ねたことが
こういう結果につながったんだと思います

以前なら入賞したことに対し喜びの弁が当たり前でしたが
最近では優勝できないことに対する反省の弁が多くなってきました
上には上があり、努力には終わりがないということを
彼らが知ったことを意味するのだと思います

夏には全国大会もあり
秋には関西大会という大きな試合が控えています
そこに照準を合わせて今回の成果を踏み台にするくらいの
気持ちとさらなる努力が必要です

これから暑い時期がきます
練習もきつくなります
コンディションに気をつけていい夏を過ごして
もっと大きな成果を得られるよう頑張ってほしいものです

それとこの日、私がちょうどひと月前に参加した
東北支援の旅のレポートが子供たちに配布されました
短い紙面で私がいっぱいもらってきた東北の想い出を
どれくらい伝えられるかはわかりませんが
ほんの少しでも子供たちに何かを感じてもらえたら幸せです
そして今でなくて彼らが大人になったとき
人のために何かをすることの素晴らしさを知り
実行してくれたらこんなに嬉しいことはありません

こういう機会を与えてくださった師範にも心より感謝いたします

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2013/06/05

みぞおち

お腹の中央部には「みぞおち」と呼ばれる個所があります
胸骨の下部1~2cmのところにくぼみがあるのですが
武道では「水月」と呼ばれたりします
おおむかし柔術を習っていたとき
組手でここを殴られたら呼吸ができずのたうちまわったものです
圧倒的にやられる回数の方が多かったので
いつしか反射的にここだけは守らないといけないと身体で覚えました
いわゆる「急所」のひとつです

呼吸困難に陥ったのは衝撃で横隔膜の動きが止まるからだそうですが
このあたりには横隔膜を突き抜けるように腹腔神経叢が走ります
大内臓神経・小内臓神経・迷走神経の枝を受けている腹腔神経叢は
胃、十二指腸、肝臓、膵臓、脾臓、副腎に分布しこれら内臓の機能を支配します

これだけ説明すると殴られたら痛そうなのもご理解いただけたと思うのですが
急所というのはそれだけ大事な部分でもあるわけで
我々の施術するポイントとしても重要な部分と言えます
若干低い位置になりますがヨガではマニプーラチャクラと呼び
エネルギーの中枢のひとつといわれています

横隔膜の緊張がこれらの神経に影響を与えることは少なくありません
けっこう頻繁に触る個所ですが
私が施術中に横隔膜にアプローチをかけるのもそれに関わる部分に
何らかの影響を与える目的で行われます

とりわけ内臓が弱りやすいこれから先の季節
みぞおちは見逃すことのできない部位になります

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2013/06/04

ストレッチングの研究と現場

Sq151
月刊スポーツメディスン151

今月の特集は「ストレッチングの研究と現場」
ストレッチというと関節可動域を広げ柔軟性を高めるもの
その程度の認識が世間一般のものだろうと思います

ところが最近の研究はかなり進んで
その方法によっては柔軟性のみならず
筋瞬発力、筋持久力の向上にも役立つという結果が示されています

アスリートの能力向上にとどまらず
一般人の健康管理という面でも
ストレッチで血糖値が下がったり、血管を柔らかくするという効果もあるというから驚きです

もちろんその方法論については以前から多くの議論があったようですが
やみくもにやっても逆効果というデータもあります
特に競技前のウォーミングアップで過度なスタティックストレッチを行うと
筋力が低下するという事実もあるそうです
だからその程度や量は正しく行われべきであるということです


ちょっと話題はズレますけど
先だって読売ジャイアンツの沢村投手が不振なのは
ウェイトトレーニングが原因で首脳陣はそれを禁止する旨の報道がありました
具体的に沢村選手がどういうプログラムを行ったのかは存じませんが
トレーニングそのものの是非より
やり方や準備などに問題があったのではないかと推察します
どんなにいいトレーニング方法でもやり方が不適切であれば逆効果になることはあります

今回の特集を読んでもストレッチングの効果は素晴らしいのですが
その取り組み方の難しさも説明されています
沢村選手の件でも禁止する前に専門家も入れて
本人も納得できるプログラムを考えていく方向性の方が先々いいのではと考えます
でないと同じことの繰り返しになるかもしれません

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2013/06/03

メンテナンス

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たまにこうやってエアクリーナーで掃除をします
メンテナンスを実施するタイミングはファンがカラカラ鳴りだすか
あるいはパソコンの動作が鈍くなったとき

今まで何とかそれで乗り切ってきたのですが
ファンの異音が続きます
取り換えるようと思って電源ユニットはヤフオクで落として準備しているんですが
一度トライしたときHDもCPUも外しても交換できず
結局マザーボードもすべて取り除かないと
電源ユニットが交換できないという邪魔くささに辟易して
途中で作業をやめたのが2年前

工具はないわ、時間もないわで
なかなか取りかかる気持ちが湧いてきません
どうしようもなくなった段階でやろうかと思っているのですが
その時が近づいているのかもしれません

このパソコンを買ったのがエコポイント制度があったときですから
2009年の2月ということになります
ブツクサ文句を言いつつ4年以上使っているわけです
スペック的に問題があるわけでもありませんので
動く限りは使っていきたいと考えています

けっこうスリリングな使い方が嫌いじゃないので
ますます愛着がわいてきます

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2013/06/02

風の行方

ひと月前にスマイルアゲインコンサートで
福島県までご一緒させていただいた久保比呂誌さん
今頃になってCDを出されていたことを知り
何としてでも聴きたくて連絡を取り分けていただきました

今まで津軽三味線の演奏しか拝見したことがありませんが
ピアノやシンセサイザーの演奏もすごくいいのです!
これは癒される音楽です

Kazenojaket
風の行方~Wing of the wind~ 久保比呂誌

春の心地よい風は凍てついた心を解きほぐします
夏、木漏れ日の隙間をぬって吹く風はとても爽やかです
また冬の海で波しぶきとともに岩に打ちつける風はとても厳しく
都会のビルを駈けぬけるつむじ風は突然にやってきます
自然が生み出すものは決して人間にとって都合のいいものとは限りません
しかし私たちは自然の恵みを受け自然の仕打ちに耐え生きていかねばなりません
「人工」という言葉は「自然」の反対概念ではありません
人の造り出したものも所詮は自然の一部にしか過ぎないわけです

人にとって切り離すことのできない自然
いつも隣り合わせにいる自然
それを音楽という素材で表現したアルバム
そんな印象が強く残りました

穏やかで繊細
厳しくて荘厳

母なる大地、父なる空に吹く風
いつもは風の通過点にいる私たちは
決して風の行方を知ることはありません
たまには一緒に風になり人々のいる風景を駆け抜けてみるのも悪くありません

音楽を通じて風の行方にたどり着けそうな気がします

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2013/06/01

おろしポン酢で食べる冷たい牛しゃぶ

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たまに叔父が牛肉を持ってきてくれることがあります
嫌いではないのですが牛肉を買う機会があまりありません
食べて美味しいと思うお肉は手が出ないという経済的理由がもっぱらです

この暑い時期これをどうやって食べるかが重要な課題となります
寒い時期ならばすき焼きという手もありますが
どうも季節外れの感じがします

あっさりと食べた方が美味しくいただけそうなので冷しゃぶに決定
レシピなんてものはありません
サッと湯通ししてまだうっすら赤みが残るうちに氷水に入れます
あとは器に盛り大根おろしを乗せてネギをふれば出来上がり
お好みでポン酢をかければ夏らしく涼しげに上等の肉が楽しめます

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