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2013/05/23

足裏の構造と機能

ここ2~3年新たなことに興味を抱きました
それは足の構造
「足」といっても股関節から下は全部足ということになるんですが
人体の形態学的にいうとくるぶしから下の部分を指していいます
何が面白いかといえば
あの小さな部分に多数の骨が複雑な形で存在します

Img046

26個の骨がひしめいているのですが
これらひとつひとつに独立した役割があり
はるかに大きな身体を支えているわけです

子供のころ遊んだリカちゃんやGIジョー(古い?)では
置いても立つことはできずずっと手で持たなければなりませんでした
このあたりは4本足の動物の人形や
大きな尻尾で支えることができるゴジラの人形とは大きく異なりました

Img044

我々人間はこの不安定さを解消するために足のアーチというものを生み出し
2本の足の裏にそれぞれ三点支持のポイントを作り
これらの微妙な均衡のおかげで明らかに少なすぎる接地面で
直立できるばかりか素早く走ることさえ可能にしました

何気なく毎日立って動いてこういった構造の恩恵を受けているのですが
それ自体意識することもなく当たり前に機能を享受しているのが現実です

ところが運動の過不足あるいは靴の形状
日々の不合理な使い方などの原因で様々な問題点や症状があるようです
この点に関しては私自身もあまり興味がなく
単なる知識として知るにとどまっていたわけですが
近年、仕事上もっと詳しく知る必要性にかられて勉強するにいたりました

Img043Img042Img040

足のアーチの構造を正しくご説明するには
あまりにも勉強不足なので割愛させていただきます
(書き始めて邪魔くさくなってきたことはナイショです)

ただアーチを形成する靭帯に損傷を負ったり
あるいは筋肉の機能障害が発生した場合には
パフォーマンスが低下するばかりか
他の部分に負担を生じせしめ骨折に至る場合もあるみたいです

この間からアーチを意識しながら歩こうとしています
普段意識しないところを意識することで身体で感じてみたいと思っています
こんなふうに解剖学の本を引っ張りだし
スキャンしてブログに貼り付けることで
自分自身にもう一度確認させるのが目的なんです

備忘録として…
(ところで「備忘録」と「忘備録」はどっちが正しいのやろ?)


※画像は「スポーツメディスン144号」と「新・図解 機能解剖学」より

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コメント

こんばんは
もっと早く書き込みをしたかったのですが、 仕事に追われて、遅くなってしまいました
色々調べていただいたんですねありがとうございます(^-^)
一口に足と言っても構造や仕組みは凄いんですね
色々勉強になりました
私は運動の過不足ですね後はの形状私は右足の踵が外側だけやけに減ってしまいます
新しい靴を買って今度こそはと歩き方に気を付けるのですが
今の靴も右側だけ外減りしてしまいましたトホホ
私もまだまだ、仕事も趣味も娯楽も頑張りたいし、8人の孫の成長も見守りたいし、体に気をつけて頑張ります
最近毎日午前のの時間まぁタバコはすいませんけどね
拝読させていただいています(^_^)/~
色々勉強になったり、なるほどと感心したり、楽しみにしています
先生も体に気をつけて頑張ってください(^_^)/~


投稿: おけい | 2013/05/24 22:56

ありがとうございます
何人かのスポーツ選手も来られますので
こういう身体の仕組みも勉強しておかないとついていけないというのが本音だったりします

おけいさんも適切に運動されていい状態でお過ごしいただきたいと思います
健康であってこそ日々の生活も充実したものになりますからね

投稿: ひろ | 2013/05/25 08:48

ハイ わかりました
私も今までは「この忙しいのに、何なんだまたかよ」アイテテテ、なんて足にもんくを言いながら指をそらしたりしてました
足を労りながら、毎日続けられる、歩くから始めてみる事にしました
ヨガにも誘われているのですが、今迷っています
出来るところから頑張ってみます
ありがとうございました

投稿: おけい | 2013/05/25 12:17

「労わる」ことは動かさないことだけではなく
適度に動かすことでもあります
ウォーキングは一番いいと思いますよ

私もヨガを習いだして3年ほどになりますが
良い変化感じられます
おやりになるなら長く続けてください
きっといいことがあります

投稿: ひろ | 2013/05/25 12:27

たびたび書き込み失礼します。

三年前、高野山で右足首を捻挫し、なかなか治らなかったところスポーツ専門医にかかって初めて靭帯損傷と発覚しました。

右足に体重がかけられないので、右半身全ての筋肉の退化、左半身のつっぱりによる腰痛、靭帯の代わりに右足首周りの筋肉がカバーするため固くなり結果右足全体のつっぱりが生じて筋肉全体が縮み階段の昇り降り時にの足首、膝、股関節の屈伸に苦労しています。
それでもかなりよくなりましたが。

靭帯が戻らないために力が加わらない箇所があります。それは右脇腹です。
太ももや臀部に力を込めるのも大変でしたが、右脇腹は靭帯に力をこめてやっと力が伝わるようです。三年間のリハビリの感想です。

何しろ、足裏、周りに力がはいってこそ踏ん張れて全身筋肉バランスがとれるのですね。

力は地から、です。
足裏足首と全身の繋がり構造は非常に密接だと思います。

投稿: 三十路後半OL | 2013/05/30 23:24

程度の差こそあれ捻挫の正体は足関節の靭帯損傷なんです
初期の処置とその後のリハビリで数年後に差が出ることも多いようです

スポーツ選手で数年後手首にまで故障が及んだケースもありました
身体のバランスを損なうことの怖さを見たような気がしました

どうぞ時間をかけてバランスのとれた身体を再構築なさってくださいね

投稿: ひろ | 2013/05/31 08:13

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