つまみぐい
久しぶりに新しい手技療法の本を読んでいます
基本、師匠のところで教わった技術を使いますが
それでもたくさんのことは知っておくにこしたことありません
このギョーカイは多くの手技療法があり
流儀流派を含めると星の数ほどあります
手技療法家の数だけ手技があるというのがホントのところかもしれません
思うに手技療法を勉強するといっても
教わったらその日からできるというほど甘いものではありません
何度も何度も繰り返し練習してさらに実践を重ね
年年もかけて熟達するべきものだと思います
往年のコメディアン岡八郎さんのギャグで
「オレは空手八段やで!通信教育やけど…」
というのがありましたが
教わっても練習を重ねなければお話にならないのが世の中の道理
プロ野球のピッチャーが変化球を練習しても
実践で使えるまで何年もかかると聞きます
それがプロの世界の厳しさでしょう
ただ球が曲がればいいというものではありません
一流の打者さえも打てないほどの
威力・コントロール・キレ味などが備わらなければ
実践で使えるレベルには至りません
それでも進化するためには
たくさんの下準備をしておかなければなりません
新しいことを得ようとするにはまず知識から入り
原理原則を理解できたら次は実践
その中からコツであるとか組み立てなどの
実践に必要な要素を身につけていかなければなりません
毎回、いろんな本を読んだりして新しいものに取り組むわけですが
多くの物は途中で脱落するのが実際のところです
学んでもピンとこないものもありますし
肌に合わないものもあります
とりあえずつまみ食いして美味しかったら本格的に食べてみる
そんなパターンでいろいろなものを取り入れてみようと思います
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