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2013/02/11

才能と体力

天与の才など技術でカバーできるのに、と思っていた。でも今は違う。才能の八割は、体力である。間違いない。今まで常に仕事が途切れずにこられたのは、才能のおかげではなく大半が体力のさせるワザだったんだと、身をもって実感しているのだから

石ノ森章太郎さんの「」というご著書の一節です
石ノ森章太郎さんといえば「さるとびエッちゃん」「仮面ライダー」「人造人間キカイダー」など数々の名作を生みだした人気漫画家
私も数えきれないくらいの作品を読み
胸躍らせたものです
仮面ライダーなんて今でも新しいシリーズがあるんですから
没後も少年少女に夢を与えていらっしゃるんですね

それだけハードに仕事をこなしてこられたわけなんですが
もちろん漫画家としての天賦の才や技術力がおありであることはいうまでもありません
しかしそれを長年続けてこられたのはそれを支える体力があったからこそ
いくら技術力やアイデアがあったとしても体力がなければ継続はできません

この話を聞いて同じ漫画家の仲間だったちばあきお氏を思い出してしまいました
「キャプテン」「プレイボール」などの代表作で知られる同氏は
「明日のジョー」で有名なちばてつや氏の弟さんでしたが
41歳という若さで病を苦にして自ら命を絶たれました

ひょっとしたら石ノ森さんの心のどこかにちばあきおさんのことがあったんじゃないかと想像してしまいます
いくら才能があっても病気になると活かすことができない
ましてや長年にわたって活躍するということは
生半可な体力ではもたずどこかでダウンしてしまう
そんな気持ちがあったのかもしれません

体力とはそのときそのときの筋肉の出力もそうですが
長年にわたりコンディションを維持する力も体力だと思います

私たち大人の多くはスポーツなどの競技をしているわけではありません
そんな私たちにとって必要な体力とは後者だと思います
別に100m9秒台で走る必要もありませんし
ダンクシュートを決めるジャンプ力も要りません
むしろ平凡な毎日をごく普通に生きる能力があれば充分です
ただし今日とか明日とかの目先の話ではなく
10年先20年先までそれを維持したい
そんな願望が強くあります

とかく天才的な能力があればとうらやむところですが
その天才たちだってフツウの体力がなければ宝の持ち腐れ
健康に生活しているときには気付かないものですが
なくなってみるとその大切さに気付くのです

先日私も不覚を取りダウンしたのですが
10年ぶりに内科を受診しました
逆に考えれば10年間ほぼ無事で過ごしてきたわけです
今までで10年間も内科にかからなかったことなんてなかったわけですから
その前も振り返って考えてみればスゴイことだと思います

ある程度年をとって無理が利かなくなった分だけ
一日一日を丁寧に過ごす習慣がついてきたからかもしれませんね

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コメント

体力や健康というのは何に起因するのでしょう
日々わずかな運動であったり食べ物であったり
多くは邪魔くさいという言葉と共におざなりにされます
変なものはなるだけ食べないということだけでも
10年単位では大きな差がでると思います

投稿: アルティマ | 2013/02/11 09:58

体力や健康の根幹には「習慣」がベースになると思います
一日だけ思いっきり運動しても疲労しか残りませんし
一時にたくさん食べてもすべてが栄養にまわるというわけではありません
おっしゃるとおりそれが5年10年となると大きな差となって身体にでます

たいしたことのない何かの積み重ねが人生そのものを変えることもできます
毎朝顔を洗うように、毎晩酒を飲むように(?)「何か」を習慣にしていただけたら10年後20年後に満期が来て大きな利息がついてくるかもしれませんよ

投稿: ひろ | 2013/02/11 10:19

こんにちわ!

才能の八割は、体力。
なるほど、確かに一番大切なものって
体でしょうね。

ひろさん、10年ぶりに内科受診でしたか。
我が家、先日の牡蠣の時、病院に行こうか
迷いつつ、ネットなどで調べると、結局
菌を退治出来る訳ではないと知り、家で
おとなしくしていました。

昨日やっと、ウオーキングが出来心地良い
晴れ晴れした気持ちを味わいました。

投稿: うさうさ | 2013/02/11 15:21

日々の生活を健やかに過ごすための体力って大切だと思います

何かあったときはプロの知恵を借りるのが一番だと思います
だから自分で判断できなかったので病院にいきました

細菌による場合は抗生物質が有効なケースもあるかもしれません
ネットで調べるのも悪くはありませんが素人にその判断は難しいかもしれませんよ

それでも徐々に体調が戻っておられるのならなによりです

投稿: ひろ | 2013/02/11 16:29

まさにわたしが普段考えているのと同じ考えを書かれているのでコメントしたくなりました。

体力があれば難題達成にむけての調査、思考、アウトプット、が絶え間無くなめらかに行う事が出来て、仕事も研究もスポーツもあらゆる分野で高い目標を時間をかけて達成できると思います。
体力がないとつい休憩したり集中力がきれてしまうのでなかなか大きな事やたくさんの事をこなせません。
人並み以上の成果を出す人間は殆どが休みなくこなせる一般人以上の体力があります。
数カ国語を操り世界日本各地で先進分野で学術的調査研究会議をこなしている歳の近い親戚は休日なく睡眠なく飛び回っていても風邪怪我一つないと言います。本人の才能もありますが全て体力の土台あってこそ花開いているのだと見ていて思います。
体力のある人は人並み以上の事が何かの分野で成し遂げられる筈だ、というのが虚弱体質気味の私の自論です。
今夜は長々と失礼しました。

投稿: 三十路後半OL | 2013/05/30 23:36

「気力」といいますが身体に問題があっては長続きせず限界値も下がります
「心技体」といいますがどれを欠いてもいい仕事はできません

私もここのところ体力の低下を感じ、今年の初めからトレーニングをしています

またコメントをお寄せくださるとうれしいです

投稿: ひろ | 2013/05/31 08:17

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