ロコモティブ症候群
近年「ロコモ」という言葉が話題になっています
「ロコモティブ症候群(運動器症候群)」といって
運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態になることです
「運動器」とは骨・関節・靱帯、脊椎・脊髄、筋肉・腱、末梢神経など
人が身体を動かすときに必要な器官であり
これらに障害が発生すると動きが困難になり
痛みも伴い日常生活に支障をきたすわけです
腰痛などの運動器そのものの障害や疾患と
筋力低下による運動速度の低下や持久力の低下なども含まれます
これらの主な原因はやはり加齢
もちろん「ロコモ」の定義としては要介護のリスクが高い状態とありますので
その程度は著しいものに限定されますが
20代後半から体力の低下は宿命的に襲い掛かります
日常鍛えておられるアスリートでも体力面は
20代をピークとして30代40代と衰えていきます
ある意味では自然の摂理と言っても差し支えないでしょう
ところがロコモでいう運動器の障害や疾患により
介護を必要とするという状態までの程度が問題なんだと思います
体力の低下が問題の本質となるわけですが
誰しもが年齢とともに体力は衰えます
しかし介護を必要とするまでの体力低下は皆がなるとは限りません
要するに防ぐことができるであろう人の方が多いということです
日頃から運動している人とそうでない人との10年後20年後の差は大きいです
80歳や90歳を超えても元気に生活なさってる方はいくらでもおられます
反面不幸にも寝たきりの方もおられるのは事実
もちろんいろんなケースがあるはずですが
日頃の運動がこういったリスクに対する予防になるということを理解し
実行することだけがリスクの軽減につながるのです
こちらから日本臨床整形外科学会のロコモティブ症候群のサイトに行けます
こちらには詳しい説明もありますし
ロコモかどうかのチェックもできます
また日頃からの運動の具体的な方法もあります
一度のぞいてみられてはいかがでしょう
あなたはロコモチェックをクリアできるでしょうか?
| 固定リンク
コメント