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2013/01/03

手指のケガ

005

忘れもしません
私が高校2年生のときの11月14日
お昼休みだったと思いますが
校庭で野球をしていました

外野を守っていた私はフライを追いかけて
グラブをはめた左手では間に合わないととっさの判断で
右手をのばしました
フライをキャッチできたかどうかは失念しましたが
右手中指に痛みが走ったのは覚えています
中学のときバスケットボールをやってたので
こんな突き指たいしたことないわとそのまま放置

すぐ後に家から連絡が入ったと職員室に呼び出され
祖父が亡くなったことを知りました
どうも祖父の死去と突き指の時間帯が同じで
忘れようにも忘れられない思い出になりました

数か月たってもつき指は治らず
半年経って整形外科に行き
もう遅すぎるとつれないひと言であきらめました

数十年後今の仕事に入り
マレットフィンガーという名前を始めて知り
今も曲げ伸ばしできない関節の正体を理解したのです

Sq147
月刊スポーツメディスン147

今月の特集は「手指のケガ」
かつての私がそうであったように
「突き指くらいで…」という意識はいまだにあるようです
激しい痛みでなければたいした怪我ではない
そういう誤った認識はあとあとこんなはずじゃなかったというケースを生み出します
中途半端な自己判断は禁物
きっちりした診察を受けて客観的な判断を仰いだうえで
軽いか重いかを知り
その先の過ごし方を正しく認識しないといけません

なかなか知りえない指のケガの多くのケースが
まとめてあるので理解しやすい内容でした

突発的な事故だけではなく
長期的にアライメントが崩れ障害につながるケースもあります
そういった予防のストレッチやトレーニングも参考になります

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