手指のケガ
忘れもしません
私が高校2年生のときの11月14日
お昼休みだったと思いますが
校庭で野球をしていました
外野を守っていた私はフライを追いかけて
グラブをはめた左手では間に合わないととっさの判断で
右手をのばしました
フライをキャッチできたかどうかは失念しましたが
右手中指に痛みが走ったのは覚えています
中学のときバスケットボールをやってたので
こんな突き指たいしたことないわとそのまま放置
すぐ後に家から連絡が入ったと職員室に呼び出され
祖父が亡くなったことを知りました
どうも祖父の死去と突き指の時間帯が同じで
忘れようにも忘れられない思い出になりました
数か月たってもつき指は治らず
半年経って整形外科に行き
もう遅すぎるとつれないひと言であきらめました
数十年後今の仕事に入り
マレットフィンガーという名前を始めて知り
今も曲げ伸ばしできない関節の正体を理解したのです
今月の特集は「手指のケガ」
かつての私がそうであったように
「突き指くらいで…」という意識はいまだにあるようです
激しい痛みでなければたいした怪我ではない
そういう誤った認識はあとあとこんなはずじゃなかったというケースを生み出します
中途半端な自己判断は禁物
きっちりした診察を受けて客観的な判断を仰いだうえで
軽いか重いかを知り
その先の過ごし方を正しく認識しないといけません
なかなか知りえない指のケガの多くのケースが
まとめてあるので理解しやすい内容でした
突発的な事故だけではなく
長期的にアライメントが崩れ障害につながるケースもあります
そういった予防のストレッチやトレーニングも参考になります
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