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2013/01/28

体重を支える

物理的に自重を支えるということにおいて
二本足というのは実に不利です
イスにしても机にしても
人間以外の動物にしても
最低3本以上の足が必要です
大昔、地球上をわがもの顔で闊歩していた恐竜でさえ
尻尾という足の代わりになるものがあればこそ
純粋な二本足で立つとなるとそうそうできる芸当ではありません

人間と同じ形の人形になるとその足の裏の面積の狭さで
立てることが困難なのは容易に理解できます
つまり身体を支える面積の内側に体重の重心がこないと立っていることはできません
三本足、四本足が支えやすいのは体重の重心をそのエリア内に維持することが容易だからです

さて人間の二本足で重力を支えるのも難しいのですがさらに上手がいます
それは周っているコマです
こちらは一本足ですから人間よりもさらに大変です
皿回しのお皿も一本足ですね
これらの共通項は回転しているということ
つまり物理的なエネルギーが重力以外の方向へも作用しているということ
私立文系出身の私がこれ以上の講釈をすると馬脚を現すでしょうから
このへんでやめにしておきますが

人の身体を支えるのは二本の足であることは間違いないのですが
それ以外になんらかの力が働いているのではないかと推測します
コマのようなきれいな回転運動ではないにせよ
常に人の身体は前後左右にかすかな揺れがあり
そのバランスを保つことで二本足で立っていられるのではないかと思うのです
それについて確かな情報をお持ちでしたら是非お教え願いたいです
あくまでも私の推論ということでご理解賜りたいのですが
大切なことは立つという姿勢において
真の直立不動は逆効果で
体中の力を抜いてリラックスした状態が
もっとも立つという姿勢に適しているのではないかと考えます
もちろん立つことに対し必要最小限の筋力は発揮しなければこけてしまいます
しかしそれ以外の余分な力を入れることはマイナスに作用するようで
何年かヨガに通っていて気付いたことは
バランスを必要とするポーズを取る際
力んでしまうとグラグラしてしまいますが
逆に脱力状態になるとわりと簡単にできてしまうのです

私にとってのヨガのレッスンは難しい姿勢で
いかにして脱力状態を作りだすことができるかの修業と心得ています
そのための呼吸法であり心のコントロールが一番の課題として取り組んでおります
偉そうに言えるほどのものではありませんが
最大限に発揮する筋力と一切発動しない筋力
それらの分別が身体を使いこなす秘訣のように感じています
これはスポーツの世界では必須だといえますが
意外と一般人の生活レベルまで同じことがいえると確信しています

筋力を使えば疲れます
ましてやマイナスに作用する筋力なんてもってのほか
それなのに無意識のうちにいらぬ力を毎日毎日使って
挙句の果てに疲労困憊
これじゃ疲れが取れないのも当たり前だし
その程度が高じると身体のどこかがきしみだして
痛くなるのも無理のない話かもしれません

一度試してみませんか?
1分程度立ってみて
一回目は直立不動で一切動かず
二回目はできるだけいい姿勢で力を抜いて
両者のどちらが楽かやってみれば私の話もご理解いただけるように思います

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