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2013/01/31

動かない肋骨

施術で身体を触っているとき
いくつかのチェックポイントを確認しながら進めます
これで身体のどこに問題があるかを探るわけですが
その中でも大きなチェックポイントのひとつが肋骨
肋骨というのは骨ですので、正確にいえば胸郭になります
つまり背部からある程度の圧迫を加えた際
肋骨のしなりがどの程度あるかを確認します
その弾力性の有無や程度、あるいは場所により
具体的な問題点が浮かび上がってくるのです

下部肋骨にしなりがない場合上半身を捻るとき
胸椎が回旋しないので全体の回旋運動を腰椎が担うことになります
つまり腰に負担がかかるということ
一般的な腰痛の人は下部肋骨の硬さを伴うケースが多いのです

また上部肋骨ですが
ここから首や頭部に走行する筋肉もいくつか存在します
上部肋骨の緊張がそれらの筋肉に伝わり肩こりが発生します
腰痛や肩こりも胸椎の動きが阻害されて
それぞれの部位に負担をかけていることが原因の一つとなっていることもあるのです

その他にも長期間にわたるストレスは力んだ状態を生み出し
肋骨周辺に何とも言えない独特の緊張を与えることがあります

これらのケースにおいては胸郭の柔らかさを取り戻すだけで問題が解決するということはありませんが
当該部位をいくら施術しても症状が緩和しないというとき
胸郭に対するアプローチをすることで前に進むこともあるのです
ジグゾーパズルではありませんが
すべてのピースがそろってはじめて形をなすということもあるようです

ふだんの生活において肋骨の動きなど意識することはまずありません
胸椎から肋骨がでて胸骨に付着してリング状を形成します
その独特の形状から動かないものというイメージもあるのかもしれません
しかしながらそのわずかな動きが阻害されるとき
周辺部分に少なからず影響を与えるということも
覚えておいた方がよさそうです

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2013/01/30

なんとか

世間ではインフルエンザが猛威をふるっているとか
流行るときは爆発的に増えるみたいです
そういうシーズンなんですね
この冬は例年よりも気温が低いので
条件としてはあまり良くないようです
インフルエンザだけではなく風邪引きの方も増えています

私の周りでも風邪引きの人が多いので
うつらないように気をつけているつもりなんですが
体調が良くないとはねのける力もないわけですから
普段から体調管理には気をつけています

毎年危なそうなときも何度かあるのですが
何とか上手く切り抜けているというのが実情
余裕なんてありはしません
薄氷を踏む思いでギリギリセーフというのが本当のところ

とにかく朝は寒いので部屋がなかなか温もりません
年末くらいから部屋をグルグル周りながらのランニング
これを15分程度続ければそれなりに身体も温もってきます
あまり人様にお見せできるような運動ではありませんが
苦肉の策というやつでとりあえず身体の冷えを何とかしないといけません

おかげさまで仕事の方も忙しくさせていただいておりますが
疲れがたまってはいけません
充分な睡眠をとって体調充分で頑張らないといけません
綱渡りという感じもありますが
今のところなんとか無事に過ごしております

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2013/01/29

腰を回す

日常生活はもとよりスポーツでも腰の使い方は重要で
「足腰」を鍛えるのはトレーニングの基本となるのはそのためです
そこから繰り出される力はもっともパワフルであることもいうまでもありません

ところが腰椎を捻転させることから得られる出力はさほど大きいわけではありません
腰椎を回旋させる筋肉にはいくつかありますが
主に内腹斜筋や外腹斜筋が用いられます
これはこれでそれなりのパワーはあるんですが
思ったほどの出力は得られません
イスなどに座った状態で腰を回してみればわかりますが
意外とスピードや力が不足していることに気づきます
バットなどを持って素振りしたらけっこう弱々しいんです

「腰をもっと使って!」
スポーツの現場ではこんな指導をよく聞きます
私らも学生時代そんなゲキを飛ばされた記憶があります
ところがこの言葉を素直に受け取って腰を回そうとすると
余計力が出なくなっておかしな動きになりかねません

腰を回すという指導が間違っているのかといえばそうではありません
問題は腰椎だけを動かすことで上半身を回すのではないということ
つまり身体を回すことから大きな出力を得られる部分が少しことなるということなんです
それはどこかといえば股関節の使い方にポイントがあるのです

股関節といえば足を上げたり後ろに引いたり
あるいは外側に出したり内側に動かしたり
そんな運動が頭に浮かびます
ところがもうひとつ忘れてはならないのが回すこと
骨盤に対して大腿部を内旋・外旋と両方に回すことができるのです
そして左右の大腿部を一方は内旋、もう一方は外旋と
反対の動きをさせてやるとほんの少しだけ骨盤から上を捻じることができます
さらに股関節を屈曲させた状態でそれをやれば
股関節の伸展・屈曲で使う大きな筋力を加算することができます
実はここがポイントで元々身体を捻じるための筋肉の力はさほど大きくありません
ところが股関節の屈曲・伸展といった縦方向の動きに使う筋肉は
人体の中でももっとも大きい出力を持つ筋肉ばかり
股関節をわずかに屈曲させることで
縦方向に作用する筋肉が左右逆の斜め方向の動きに転じ
それが骨盤から上、つまりは腰を回すという作用になるのです

このあたりの説明は詳しくすればするほど難解になりますので
この程度でご容赦願いたいのですが
論より証拠 やってみればすぐにわかるはず
腰を回すイメージではなく
むしろ腰椎を動かすことなく股関節を捻じってみれば
比較的大きい出力を得られます

先日アマチュアのゴルファーが来院されたのですが
彼の筋肉を触っていると発達している部分が従来のゴルファーとは少し違いました
股関節の捻転は必要不可欠であることは変わりませんが
むかしの人は上半身全体を捻じる感じで
それに特化した筋肉をした人が多かったのです
ところが彼は筋肉の発達の具合から推測するに
股関節から生み出されるパワーは尋常ではレベルだったのですが
腰から上を捻じっている形跡がありません
つまり股関節のパワーをダイレクトに肩から腕
そしてクラブヘッドまで伝えようとしているスウィングであることがわかります

ゴルフの理論も変わるようです
当然それに伴いクラブヘッドの重さやシャフトのしなりもむかしとは違うんだろうな想像しました
たぶん今の理論の方が飛距離が出るんでしょうね
聞けば300ヤードは超えるんだとか…

スポーツのバイオメカニクスもさかんになって
スポーツの動きも従来とは少し変わってきたようです
当然プレーヤーも自分の身体に対して
意識付けを持つことが上達の必須条件になるんでしょう

努力と根性は今も必要です
しかしそれだけでは足りない時代になってきたということなんですかね

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2013/01/28

体重を支える

物理的に自重を支えるということにおいて
二本足というのは実に不利です
イスにしても机にしても
人間以外の動物にしても
最低3本以上の足が必要です
大昔、地球上をわがもの顔で闊歩していた恐竜でさえ
尻尾という足の代わりになるものがあればこそ
純粋な二本足で立つとなるとそうそうできる芸当ではありません

人間と同じ形の人形になるとその足の裏の面積の狭さで
立てることが困難なのは容易に理解できます
つまり身体を支える面積の内側に体重の重心がこないと立っていることはできません
三本足、四本足が支えやすいのは体重の重心をそのエリア内に維持することが容易だからです

さて人間の二本足で重力を支えるのも難しいのですがさらに上手がいます
それは周っているコマです
こちらは一本足ですから人間よりもさらに大変です
皿回しのお皿も一本足ですね
これらの共通項は回転しているということ
つまり物理的なエネルギーが重力以外の方向へも作用しているということ
私立文系出身の私がこれ以上の講釈をすると馬脚を現すでしょうから
このへんでやめにしておきますが

人の身体を支えるのは二本の足であることは間違いないのですが
それ以外になんらかの力が働いているのではないかと推測します
コマのようなきれいな回転運動ではないにせよ
常に人の身体は前後左右にかすかな揺れがあり
そのバランスを保つことで二本足で立っていられるのではないかと思うのです
それについて確かな情報をお持ちでしたら是非お教え願いたいです
あくまでも私の推論ということでご理解賜りたいのですが
大切なことは立つという姿勢において
真の直立不動は逆効果で
体中の力を抜いてリラックスした状態が
もっとも立つという姿勢に適しているのではないかと考えます
もちろん立つことに対し必要最小限の筋力は発揮しなければこけてしまいます
しかしそれ以外の余分な力を入れることはマイナスに作用するようで
何年かヨガに通っていて気付いたことは
バランスを必要とするポーズを取る際
力んでしまうとグラグラしてしまいますが
逆に脱力状態になるとわりと簡単にできてしまうのです

私にとってのヨガのレッスンは難しい姿勢で
いかにして脱力状態を作りだすことができるかの修業と心得ています
そのための呼吸法であり心のコントロールが一番の課題として取り組んでおります
偉そうに言えるほどのものではありませんが
最大限に発揮する筋力と一切発動しない筋力
それらの分別が身体を使いこなす秘訣のように感じています
これはスポーツの世界では必須だといえますが
意外と一般人の生活レベルまで同じことがいえると確信しています

筋力を使えば疲れます
ましてやマイナスに作用する筋力なんてもってのほか
それなのに無意識のうちにいらぬ力を毎日毎日使って
挙句の果てに疲労困憊
これじゃ疲れが取れないのも当たり前だし
その程度が高じると身体のどこかがきしみだして
痛くなるのも無理のない話かもしれません

一度試してみませんか?
1分程度立ってみて
一回目は直立不動で一切動かず
二回目はできるだけいい姿勢で力を抜いて
両者のどちらが楽かやってみれば私の話もご理解いただけるように思います

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2013/01/27

Gling-Glo

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Gling-Glo Bjork

どうもこのアルバムをジャズとしてカテゴライズするには抵抗があります
あまりにも天真爛漫な歌声に童謡を聞いてるような印象が強いのです
彼女の母国語アイスランドの言葉も耳慣れないので
定型的な雰囲気がありません

少女のような圧倒的に明るい歌唱はビョーク独自の世界観を紡ぎだします
でもよく聞けばやっぱりジャズですよね

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2013/01/26

豚汁うどん

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煮物って作った当日より翌日の方が味がこなれてきますよね
作りたては素材の個性がぶつかり合って自己主張しますが
お互いがお互いの良さを染み込ませハーモニーを奏でるようです
その楽しみがゆえにわざと量を多く作り2日目を待ち遠しく感じることもあります

豚ロースをごま油で炒めてから
大根・ニンジン・シイタケ・ゴボウ・コンニャク・玉ねぎを投入
そこそこ火を通したところに
イリコとサバ節でとったダシ汁を入れしばらく煮込みます
アク取りが面倒なんですがしっかりやっておきます
それから合わせ味噌を入れていきます

翌日はうどんで食べるので薄口醤油を少し足しました
冷凍うどんを茹でてしっかり水を切ってから
残り物の豚汁をかけます

やっぱり二日目は美味いですわ~~
身体も温まります
麺は八尾の銘店讃岐屋雅次郎さんの冷凍麺を使ってみました
麺がいいとゴージャスな仕上がりになります

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2013/01/25

水分補給

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年末に新しい水筒を買いました
300mlほどの容量なんですが
ちょうど持ち運びに便利だし
量的にもこれくらいがいいようです

実はこの水筒が活躍するのが明け方
目覚めた時にけっこう咽が乾いているんです
お酒を飲んで寝るせいもあるんですけど
意外と寝ている間って汗をかいたりします

むかしから起きたときに咽が痛かったりするんで
お湿り程度でも水分を口に入れてやるとなんとかなります
それとそこそこのお年になると
寝ている間に体内の水分が少なくなると
血液がドロドロになりやすく
朝に血管系の病気のリスクが高まるそうです

夏場はこれくらいの量ではたりませんが
冬場でもけっこう水分補給は必要です
ステンレス製ですので朝までけっこうあったかいお茶が飲めます

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2013/01/24

やせ我慢

人間いったん刷り込まれた習慣というものはなかなかかわりません
修業時代、東洋オステオパシーにインターンとして入ったとき
ドレスコードがありました
半袖の横がけの白衣に白いパンツ着用
靴下も白で仕事中は真冬でもその格好
休憩中とかは白のカーディガンを羽織ってもいい
とまあこんな感じでした

半袖といっても暖房の効いた部屋ですから
動いていれば寒いとは感じません
むしろ施術中は暖房が妙に暑くて
頭がボーっとすることさえありました
以来仕事中は今でも半袖の白衣だけで施術しています

ところが今年のこの寒さ
朝7時からフル回転で暖房をつけても
いったん冷え切った部屋を暖めるには相応の時間がかかります
ひどい時になると午後3時過ぎにようやく
標準温度の20℃を超える始末

気温の上がらない日はハロゲンヒーターやタオルケット二枚掛けでなんとかしのぎます
それでもこっちは半袖姿…
だんだんつらくなってきました
扁桃腺が腫れたりして体調が良くない日もあったので
あきらめて長袖のフリースを着たまま施術
考えてみればそんなにやせ我慢する必要なかったんですよね
上着をはおったまま仕事するのに違和感を感じつつ春を待ちます

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2013/01/23

成長期のトレーニング

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月刊トレーニングジャーナル2月号

今月の特集は「成長期のトレーニング」
いつもお世話になっている空手道場では幼稚園児から高校生まで多くの門下生が在籍します
もちろん彼らは成長期の真っただ中
ついこの間までできなかったことが突然できるようになったりして
驚かされることもしばしば
よく観察していると身体の使い方も常に変化し
個々具体的にどの部位が成長したのかもわかることさえあります
ただそんな彼らも一定の成長度合いかといえば
それぞれの年代において大きな違いがあるようです

この特集を読むとその謎が解けたような気がします
9歳ごろまでは神経系の発育が著しく
10~12歳ごろは見たことや一度試したことを再現できる年ごろで
中学生は持久力が向上し高校生は筋力アップ
「成長」というものの内容が各年代により
大きな違いがあるようです
当然それに沿ったトレーニングメニューも変えるべきなんですね
また男女の成長の差も考慮する必要性もあるようです
なんとなくわかっているのと具体的に知っているのとは大きな違いがあります

さらに成長期であるということは逆に未成熟であるということ
起こりうるケガの予防という観点も無視するわけにはいかないのです

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連載コラム「からだことばに学ぶ知恵」
今月のテーマは「腰抜け」

人生勇気が必要だ~♪
水戸黄門のテーマソングにも歌われています
しかしやみくもに突き進むのは勇気なんでしょうか?
「臆病くらいがちょうどいいのよね」
カイ・シデンはそういいます

私たちはどういう基準でどこに心の立ち位置を決めればよいのでしょう
強く生きたいものです

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2013/01/22

年を考えて

「年寄りの冷や水」なんていいます
何でも江戸いろはがるたの中にあった言葉だそうです
お年寄りが強がって無理な言動を揶揄する意味があり
以前に月刊トレーニングジャーナルのコラムでも
「年寄りの冷や水」をテーマにしたことがありますが
江戸時代今の隅田川の水を売りに回っていたんだそうで
免疫力の劣る年寄りが生活排水の混じる川の水を飲むとお腹を壊す
そういうところからきた言葉だそうです

若いころに比べると体力面で衰えてきて
様々な場面で能力の低下があるのですが
それを無視して若いころと同じようにすれば問題は起きます
だから注意しなさいよと若い人はいいます

しかし私としては注意することに異存はありませんが
とにかく無難に過ごすために危なそうなことは
すべて回避するのもいかがなものかと思います
若いうちなら身体を動かさなくてもそんなに衰えませんが
老齢者がしばらくしなかった行動はそのままできなくなることがあります
楽だと思って寝てばっかりいてはいずれ歩けなくなるでしょうし
毎年できないことがひとつずつ増えていくのは
あまりやらなかったからというのがあるんだろうと思います
かといって無茶をして取り返しのつかないケガをしてもいけません

「年を考えて行動してください」
この言葉は「決してするな」という意味ではないんだと思います
「年を考える」ということは自分の身体の能力を適正に見極め
できる範囲でやることが大切なんだろうと思います
「年を考えて…」というのはそういう意味では消極的な言葉ではなく
むしろ「年を考えて」自分の能力に適したことで
上手く動くという積極的な意味だと理解したいのです
「年をとる」ということいは若い人にない様々な経験をしたきたことに他なりません
経験を基づいた知恵を使えば逆にいろんなことが出来そうに思うのです

年を考えて上手く身体を使えば
いつの間にかいろんなことができ
若返ることもあるかもしれません
それくらいの積極性だけは年をとっても失わないでいただきたいものです

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2013/01/21

寒稽古

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昨日は錬心館平野支部の寒稽古
先週から稽古は始まっていますが
毎年恒例大和川の堤防沿いでの寒稽古

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去年は前日に雨が降りぬかるみの中での稽古でしたが
今年は好天に恵まれ若干風はあるものの
いいコンディションの中で行われました

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炊き出しの準備も万端

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子供たちもがんばります

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休憩時間にはお手伝いも

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こっちの方が楽しいかもしれません

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餅つきが始まったところで仕事に戻りました
稽古が終わったあとはご父兄が作った豚汁やぜんざいに舌鼓を打ったのでしょう
一年のスタートにふさわしいいい一日でした

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2013/01/20

ひだまり

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ひだまり かとうかなこ

大阪出身のクロマチック・アコーディオン奏者として
世界で活躍されるかとうかなこさんの2004年のアルバム
フランス留学で学んだ音楽は彼女のベースになっているのでしょうか
ミュゼットやシャンソンが中心のアルバムになっています
在学中に全仏のコンクールで優勝という本格派

彼女の音楽はとても温かで穏やか
「ひだまり」というアルバムタイトルそのままの雰囲気が曲に出ています
とにかく軽快で心地いい音楽が並びます

どの楽器でもそうでしょうが
特にアコーディオンは奏者の人格が反映されるように思います
ジャバラが奏者の息吹として命を吹き込んでくれるからでしょうか?

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2013/01/19

ぜんざい

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そのむかし1月15日といえば成人の日
今では1月の第二月曜と定められているので
何日が成人の日かわからなくなりました
さらにむかし1月15日は小正月とも言われていました
私が子供のころにはそんなふうにもいってたんですが
今はあまり小正月というのも耳にしなくなりました
大昔は小正月も旧暦だったわけで
何でも明治時代から新暦に変わったんだそうです

結局暦もその時の都合で変わることもあり
最初のころとは主旨や目的あるいは行事もかわるということのようです

ずいぶん昔、小正月には鏡開きをし
ぜんざいを作るという風習があったそうです
子供のころ小正月にぜんざいを食べた思い出があります

大人になってすっかり左党となった今
なんとなくぜんざいを作ってみました
胸やけしそうになりながら塩こぶとともに食べるぜんざいも風情があります

食べている最中、むかしむかし学生時代に学園祭で
「THE ZENZAI」という屋号でぜんざいの屋台を出したのを思い出しました
初めてぜんざいを作ったと思ってたら30年前にも作ってたわけです
当時流行ってた「THE MANZAI」という番組をもじったんでした

あまりぜんざいって食べないんですが
ふと甦ってきた懐かしい思い出とともにいただきました

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2013/01/18

腹だけ痩せる技術

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腹だけ痩せる技術 植森美緒

初めて痩身本を買いました(汗)
いろいろなダイエット方法はあるんですが
どうも納得がいくものが少なく
中にはやり方によっては逆効果になりそうなものさえあります
とりあえず「痩せる」と書けば物は売れるんだそうです
だから針小棒大に宣伝するのは当たり前
騙される側はいい面の皮といった雰囲気さえします

けっこう運動も真面目にやってるんですが
お腹の膨らみだけは解消しません
内臓脂肪の問題もあるでしょうし
内臓が下垂してるという要素も見過ごせません
安易な食事制限もするつもりはないのですが
何とかならないものかというホンネもあるのは事実

肥満のタイプ別に分析した上での対処法は興味深いです
以前からシットアップによる腹筋運動については
効果がないと考えていたのですが
その理由についても納得できる説明があります
力士やプロレスラーは充分腹筋があるのに脂肪もある
そういわれればその通り
腹直筋だけ鍛えてもダメなわけです

腹式呼吸との関連もあるのではないかと思ってたんですが
本書では呼吸法と関連付けた運動よりも
むしろ切り離して行うエクササイズを勧められていました

いつでもどこでもできる運動法が多いので
気軽にやれそうなのがありがたいです
後はその意識をどれだけ持ち続けることができるかだけ
しばらくは遊んでみることにします

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2013/01/17

初詣

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昨日の奈良は先日降った雪がそこらに残っています
しかも池には氷がはっています
午前10時を超えてもとても寒い

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桜井市にある大神神社です
今頃になってようやく初詣
この日は予約もまったく入ってなくて
ゆっくりと出かけることができます

この時期に来れば参拝客も少なく
ご祈祷を受けるにもさほど待たなくて済む
そういう計算で行ったのですが
さすが巳年!ご祈祷の待合室は今まで見たことないほどの混雑ぶり
予定が1時間ほどオーバーしたので
ご神体のお山も登らず帰りました

するとどうでしょう…
いきなり降ってわいてきたようにご利益がありました
お昼過ぎに帰ったら電話が殺到して
予約ゼロがすぐに満員

いつもながらお見事でございます
今年もよろしくお願い申し上げます

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2013/01/16

最後は体力

私はいつも「治すことはできません」と言います
毎度毎度いってるので耳にたこができたという人もいるかもしれません
同業者の皆さんが「治します」と言われているにもかかわらず
あえてこういうことを言うのにはわけがあります

自然治癒力を活かして…
というのが我々の仕事の前提であるといえます
本来ならば何もしなくても自然治癒力が働いて
何日かたつと自然に治るというのが通常で
それが何らかの理由で自然治癒力が働かず
いつまでたっても治癒しない場合
我々が身体に働きかけ自然治癒力を呼び起こし治してもらう
こういう手筈になっているのです

要するに治すのは自然治癒力であって我々ではない
そんな考えから「治せない」といってるのです
単に言葉の遊びと言ってしまえばそれまでですが
私としては自然治癒力の存在を超えて何かをできるとは思いたくないのです
ましてや自然治癒力を忘れて施術すれば
無理が生じたり強引なやり方に陥ったり
多くの問題点が生じる恐れがあると思うのです
あくまでもその人固有の自然治癒力に則した形での施術が肝要なんです

さて問題の自然治癒力ですがこれには個人差があります
同じ言葉を使えども能力の差はあって然るべし
若い方と老齢者、鍛えている人とそうでない人
いくつかの条件で能力の差はあります
だから私が同じような施術をしても
すぐさま自然治癒力が発動する方もいらっしゃれば
知らん顔されることもあります
あるいは施術後大きな力が働いて短期間で治ってしまう方もいれば
弱々しい自然治癒力ではすぐにエンストしてしまうのも当たり前

受けられた方にとって自分に対する効果が大切
他人さんに効果があったかどうかなんて関係ないこと
だからそこで我々に対する評価が変わるわけです
まあ私らの評価なんてどうでもいいことなんですが
なぜ同じ施術を受けても自分だけが治らないかを考えてほしいのです

若い人と年配者とでは明らかに若い方の方が治りが早い
また普段から運動されてる方とそうでない方では運動されている方の方が治りが早い
ここがポイントなんです
結局最後は体力がものを言うわけです
だから若くなければ若い時の身体を取り戻せばいいし
運動していない方ならば運動すればいいのです
簡単なことでないことは重々承知しています
体力があれば病気にもなりにくいしケガもしにくい
だから万が一病気やケガに襲われた時も
体力があれば大きな自然治癒力が発揮され
比較的短い期間で治ってしまうのです

「自分の身体は自分で守れ」
腰痛館での合言葉にしていますが
健康食品や薬などお金で買えるものもたくさんありますが
一番備えてほしいのは体力なんですよ

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2013/01/15

弱点

人間誰しも長所短所があります
身体だってそう、丈夫なところがあれば弱いところもあります
個人差もありますので人と比べてどうこういうこともできませんが
自分自身の身体を見つめてみれば弱点のひとつやふたつはあって当然
ある意味個性のひとつくらいに思っています
後は程度の差であったり現れ方により
気にならない程度の場合もあるでしょうし
その人を一生悩ませる重篤なものであったり
天の気まぐれで片づけることができないことさえあることでしょう

おかげさまで毎日元気で過ごしている私にも
いくつか身体の弱点があります
今の仕事に就くきっかけとなった腰痛も
身体をうまく使って過ごしているので
極端な痛みやしびれはほとんどなくなりました

弱いといえば消化器系も弱点のひとつ
高校に進学したあたりから胃痙攣
大学あたりから慢性的な下痢になり
胃腸薬のお世話になったものです
これもその原因や起きるパターンがわかってきて
上手く回避する方法を覚えれば難なくつきあえるようなってきました

そういえば子供のころから皮膚は弱く
草にかぶれたり、疲れてくるとデキモノができたり
ひどい時にはアレルギー症状まで出たこともありました

数え上げればけっこう私の弱点も多いもんで
もうひとつは咽が弱く
環境が変わるとすぐに声が出なくなります
小学生のころ修学旅行などに行くと声が出なくなりました
去年も福島県に行ったときも悲惨な声になり難儀しました
よく喋る割に咽が弱いというのも皮肉なもの

実は先週から扁桃腺を腫らしています
おかげさまでようやくおさまってきましたが
このパターンも何年に一度かあるんです

これだけ挙げてみれば病弱な人と思われるかもしれません
しかし弱点を把握し先手を打つことができれば
回避できることもありますし
体力が弱ったときに起きる現象は
体力維持を心がければなんとかなるものです

正直、十九ハタチの身体ではありませんので
全部回避できるとも考えてはいません
むしろ十回起きるであろうことを2~3回に抑えることができればそれで上等
健康に対しあまり欲どおしいことを考えても
なかなか思い通りにいくはずもありません
大切なことは身体に対する常日頃からの意識
それと対策となることの励行
それに尽きると思います

毎日どこか具合の悪い人を何人も見ていますが
その中には事前に注意すれば
たぶん回避できたであろうという方もいます

自分の身体に対する意識を持たないということは
自分の弱点に対して無防備であるということに他なりません
自分の身体をよく観察して自分の弱点を挙げてみることから始めませんか

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2013/01/14

バストマット

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新しいバストマットを買いました
最近困っているのがこのサイズのバストマットがなかなかないこと
以前も間違えて42cm幅のを買って使えなかったこともありました

ようやく35cm幅のを見つけたので注文しました
やや高さがありすぎるのでもう2cmほど低ければ言うことなしなんですが
とりあえずこれを使ってみることにします
使ううちに沈んでくるはずですからね

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2013/01/13

綾部恋しや

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綾部恋しや/港が見える街 柳柴帆

ジャンルなんてお構いなしにCD紹介をしておりますが
演歌が登場するのは初めて

ご縁がありまして腰痛館にお越しくださるようになりました
年末に来られた時いただいたニューシングルです
前に来られたときも湯原有情のシングルをいただきました

ご当地ソングの持ち歌が多いみたいですね
今までじっくり演歌を聴くことなんてなかったんですが
あらためて聴いてみると演歌歌手の歌唱力・表現力ってハンパではありません
学生のころニューミュージックというジャンルが出て以来
言葉を崩して歌うのが流行り
今ではそれが当たり前のようになってますからね
それを悪いというつもりはありません
しかし言葉を大切にしない歌が全部になってもらっても困ります
詞の内容をきちんと伝えるにはまず言葉を大切にしないと始まりません
雰囲気だけでは足りないこともあるはずです

京都府綾部市を歌ったこの曲
綾部の春夏秋冬が見えてくるようです
誰もが持つ故郷の懐かしい思い出
ふと振り返る人生に綾部の情景がオーバーラップ
そんな故郷の温かさを感じられる曲です


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2013/01/12

ブリにゅう麺

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どこかのサイトで鯛のアラを煮た横に素麺が添えてあったのを見て
いいダシが出て美味しいだろうなと思いました
すかさずスーパーに行ってみると鯛のアラは売っていません
予定変更でブリのカマを買ってそれで作ってみました

作り方は簡単
イリコ・サバ節でダシを取り
醤油・酒・みりんで味付け
臭みをとるため刻みショウガを入れて煮込みます

ブリのカマはサッと湯通ししてから
ダシの中に入れて煮込みます
出来上がる直前にネギを入れて火を止めます

素麺はマイブームの半田素麺
別に茹でて水でしめてダシ汁の中で温めます
盛り付けてからおろしショウガをトッピング

鯛のアラもいいでしょうけどブリのダシも最高です
いい脂が出ています
これは美味しかったですよ

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2013/01/11

坐のはなし

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坐のはなし―坐りからみた日本の生活文化 森義明

アタックネットにブックレビューが掲載されました
こちらをご覧くださいませ

座るという姿勢は単に体を休めるという目的以外にも様々な意味があるようです
地位の高い者と低い者
平時と戦乱時
その時代や状況により座り方もかわります

日本では立たされることに屈辱を感じる場面もありますが
欧米では膝まづくことに屈辱を感じるそうです

「坐」は文化を表します
とりわけ日本文化においては
「坐」には人の道があり心がある
そんなふうにも言えるんだろうと思います

日本人の奥底に在るものが
「坐」をつきつめていくと見えてくるようです

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2013/01/10

FAX電話

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オープン以来使っている電話機です
今はまず使うことのないFAX機能が付いています
あのころはよくFAXで地図を送ったものです
口頭で説明してもなかなか道順は伝わりません
そんなときFAXがあれば大変便利だったもの

今ではインターネットが普及し
多くのご家庭でネットを見ることができ
腰痛館のサイトをご覧いただければ詳しい道順を知ることができます

最初はほとんどFAXだったのが
次第にネットに移り変わり
ここ数年FAXを使用したことがありません
たまに送られてくるのは迷惑極まりない宣伝FAXのみ
それでもFAXの感熱紙も買った時付属の2本がいまだに使いきれていないのです

電話機そのものは大活躍しているので
なくてはならないものには違いありません
手狭になったデスクの上で幅を取るので
本当はスリムなのをほしいところですが
どうしてもそれでないとという切羽詰まった必要性もないので
当分この電話機には活躍してもらうことになりそうです

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2013/01/09

新品

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白衣を買いました
ずっと着てたのがヨレッとしてきたので
そろそろ欲しいなと思ってたんです
たまたまあるサイトで安いのがあったので
年末に思いついて買ったのですが
年内に間に合わず忘れかけたころの到着となりました

そういえば何年か前に千日前の道具屋筋で白衣を買った時
躊躇なしに飲食店用の白衣を勧められたことがあります
あのころは毎日うどんばかり食べていたので
身体から鰹節の匂いがしていたのかもしれません

やっぱり新しい白衣はパリッとしてて気持ちが引き締まります
若干背中周りがツッパル感じもしますが
まだ洗濯していないから生地が硬いのでしょう

年末にあれこれ買い物をしましたが
まだ届いていない物もあります
新年だからといってこだわる必要もありません
のんびりと楽しみにして待ちましょう

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2013/01/08

抱負

以前はその年のテーマを決め何かひとつ自分を変えてみたいと取り組んでいました
5~6年くらい前でしたっけ?
「かたよらない、とらわれない、こだわらない」
こんなテーマを掲げそういありたいと願い過ごしてきました
この言葉は高田好胤さんの本を読み
その自由な心の持ち方に大いに感銘を受け
そういう人間になりたいと思ったのですが
現実にはなかなかできるものではありません
そのようにふるまっても自分の中で
どうにも納得できないことが多く
結局、以降毎年同じテーマを繰り返し
それ以外のことはあまり考えたことはありませんでした

そりゃそうです
もし本当に自由な心を得られたとしたなら
それは悟りが開くということに限りなく近づいたような
深遠なる命題だと思うのです
結局一生かけて少しずつ前進していけばそれでいいんです

近年そういう境地に近付くための方法論として
「力を抜く」ということがキーポイントになるように感じています
意外なほど無意識に力が入ることが多いのですが
それは何かに囚われているからなんだろうと思います

力を抜くということのむずかしさは
武道やスポーツの世界でもよくあります
勝ちたい、自分を守りたい
そんな意識は潜在、顕在を問わずあってしかるべし
捨てろという方が無理なことかもしれません
無意識でさえあるものならば強く意識して消さなければいけない
そんなふうに思うのです

結局今年もまた同じテーマに取り組むのですが
わずかながらもその取り組み方が変わっていくのなら
それもまた面白いことだと思います

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2013/01/07

七草粥

セリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロこれぞ七草
子供のころからよく聴いたのですが
実は今まで一度も食べたことがありません
今日1月7日の朝に七草粥を食べるという日本独特の食習慣
お正月からご馳走を食べすぎて
弱った胃腸を休めるため
あるいはこれから一年の無病息災を祈ったとも言われます

むかしの人の知恵というのはホントよく考えられています
実際に年明けから来院者の多くは胃腸機能が低下しているのです
自覚症状の有無にかかわらずけっこう胃腸は弱っています

以前は私も3日間休みを取っていて
3日ともご馳走の食べ通し
お酒の飲み通しで3日目にはダウン寸前だったこともしばしば
なにせ仕事もしないで飲んでばかり食べてばかりじゃ
胃腸だって休まる暇はありません
最近2日から営業するようになり
その方が明らかに体調はすぐれています

腰痛や肩こりに限らず
消化器系の不調が影響することって
意外と多いんですよ
ただ本人さんが気づいていないだけのこと

七草粥を食べれば大丈夫というわけではありません
胃腸が疲れているなと思ったら
やはり食養生が一番です
まずは量を抑え、規則正しい生活に戻ることを忘れないでください

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2013/01/06

かぶらとサツマイモのポトフ

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年末に親戚からたくさん野菜をもらいました
おおかた正月に鍋で食べたのですが
サツマイモとかぶらがあまりました
それと冷蔵庫にある半端ものの野菜の一斉処分
これはもうポトフしかないと思い久々に作りました

寒い時期は暖かい野菜がいいですね
味付けはコンソメとベーコンの塩分のみ
それでもいい味に仕上がりました

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2013/01/05

フル稼働

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寒いです
冬ですから当たり前ではありますが
この冬の寒さには情け容赦ありません
2年前にエアコンも新品になり
部屋が暖まりやすくなったはずなんですが
この冬には太刀打ちできません
朝からエアコンをつけっぱなしにして
基準の20℃を上回るのが15時過ぎということもありました

ちょっとこれではということで
助っ人として登場するのがこのハロゲンヒーター
毎年数回は活躍の場があるのですが
今年に限ってはフル稼働しています
節電、省エネが叫ばれる昨今あまり電気を使いたくはないんですが
そうも言ってられません

これを使ってようやく快適な環境を確保できます
これからが冬本番
これ以上寒くならないこと祈りつつ冬をやり過ごすことにします

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2013/01/04

環境が変わると

2013年になって早4日目
去年の今頃もお正月気分で相次ぐ新年会を満喫していました
光陰矢のごとし
バタバタしているうちに春が来て
まもなく暑い夏が過ぎ
足早に秋は通り過ぎ
気がつけば木枯らしが吹き
今に至ります

ましてやお正月だからのんびり過ごそう
家族が集まり友達が集まり
楽しいひと時を過ごします
こういうときに限って時間のたつのの早いこと
あっという間にもうすぐお正月休みも終わろうとしています

しかし注意しなければならないのは
ここ数日間生活のペースが変わってしまっていること
起きる時間に寝る時間
食べる時間に食べる量
さらに運動量も大幅に変わっているでしょうから
身体のリズムが乱れ切っている人も少なくありません

それでも人間の身体というものよくできていて
多少のことなら上手くやりくりして
身体活動に変調をきたすことはありません
しかしあくまでもこれは原則…
当然例外的なケースもあるわけで
中には年末からの疲労がたまってたり
普段からの運動不足がたたったり
あるいはここ数日の寒さに身体が冷えていたり
余計な負担が身体に加わり
身体に対するマイナス要因の累計が
身体に何らかの影響を与えます

それらがその人その人のキャパシティーを超えると
どこかに痛みや不調を生み出します
全体から見ればごく一部の人に過ぎませんが
それが自分になるのか他人になるのかの問題だけ
ある程度運不運の要素もあるので
自分だけは大丈夫と高をくくるわけにもいきません

三賀日も終わりそろそろい腰痛館も忙しくなってきました
毎年そういう人が数日間大勢いらっしゃいます
新しい年の船出にどこかが痛いというのは嫌なものです
楽しかった正月休みも裏を返せば普段と違う環境に他なりません
そのあたりのこともよく考えて過ごす必要があるということなんでしょうね

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2013/01/03

手指のケガ

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忘れもしません
私が高校2年生のときの11月14日
お昼休みだったと思いますが
校庭で野球をしていました

外野を守っていた私はフライを追いかけて
グラブをはめた左手では間に合わないととっさの判断で
右手をのばしました
フライをキャッチできたかどうかは失念しましたが
右手中指に痛みが走ったのは覚えています
中学のときバスケットボールをやってたので
こんな突き指たいしたことないわとそのまま放置

すぐ後に家から連絡が入ったと職員室に呼び出され
祖父が亡くなったことを知りました
どうも祖父の死去と突き指の時間帯が同じで
忘れようにも忘れられない思い出になりました

数か月たってもつき指は治らず
半年経って整形外科に行き
もう遅すぎるとつれないひと言であきらめました

数十年後今の仕事に入り
マレットフィンガーという名前を始めて知り
今も曲げ伸ばしできない関節の正体を理解したのです

Sq147
月刊スポーツメディスン147

今月の特集は「手指のケガ」
かつての私がそうであったように
「突き指くらいで…」という意識はいまだにあるようです
激しい痛みでなければたいした怪我ではない
そういう誤った認識はあとあとこんなはずじゃなかったというケースを生み出します
中途半端な自己判断は禁物
きっちりした診察を受けて客観的な判断を仰いだうえで
軽いか重いかを知り
その先の過ごし方を正しく認識しないといけません

なかなか知りえない指のケガの多くのケースが
まとめてあるので理解しやすい内容でした

突発的な事故だけではなく
長期的にアライメントが崩れ障害につながるケースもあります
そういった予防のストレッチやトレーニングも参考になります

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2013/01/02

お雑煮

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とりあえずお正月気分で…
母方の祖父が山口県出身だったもので
我が家ではすましの雑煮を食べます

毎年恒例なんですが
お雑煮用として本枯れの鰹節でダシをとります
やっぱり普段使うダシとは違います
深みのある味わいとシャープな香り

下に昆布を引いて煮込んだお餅を入れます
具は大根とニンジンのみ

今年は白みその雑煮にも挑戦してみようと思います
おそらくこれからひと月近くは毎朝雑煮
中華風、あんかけなど
飽きないようにバリエーションをつけて作るのも面白いですよ

朝食はお正月気分でも
お仕事の方は今日から通常通り営業です
今年もがんばりますのでよろしくお願いします

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2013/01/01

年の初めに

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この間冬至が過ぎ少しずつではありますが
わずかではありますが夜が明けるのが早くなってきたと実感します
寒くて暗い冬の朝は嫌われ者かもしれません
しかしそれでも時は流れ必ず春はやってきます
じっと耳を澄ませば季節の移り変わりを感じることができます
先に希望があるから人は頑張れるのでしょう

今はまだ暗いですが、探してみると春の足音は近づいています
そんなこの時期が意外と好きだったりします

明けましておめでとうございます
今年一年がみなさまにとりまして希望に満ちた年でありますように

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