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2012/12/25

しぶとく残る

009

吹きつける木枯らしに葉もとっくのむかしに吹き飛ばされたというのに
いくつかの柿の実が枝にぶら下がります
渋柿なのかカラスにさえ相手にされないいくつかの柿の実

世知辛いご時世、あまり景気のいい話も耳にしません
むかし勤めていた会社も危なそうなんて情報も飛び込んできました
この世界に入るとき会社に残った連中には決して負けるまい
そんな意地が支えになって頑張ってきたのですが
複雑な気持ちが広がります

ふと見た柿の実に自分を映し
こうありたいと思ったのは今の周りの環境ゆえかもしれません

せめて実は落ちても種が芽を出し育っていく
そんな姿を想像したのです

しかし北風は冷たいもんです

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コメント

こんにちわ!

寒い時でも、じっと木に実る柿を見ると
何だか、考えさせられますね。
ほ~んと、昨日も今日も、寒いです。
暖房入れていない部屋へ行くと、それは
もう、外にいるかのよう。

さて、今から晩御飯の準備といきましょう。

投稿: うさうさ | 2012/12/25 17:51

むかしからこういう光景が好きでなんとなく応援してしまいます
環境が悪い中でも頑張れる人が残れるんだと思います

大阪も寒いですよ
今夜は出かけてみようかと思いましたが
風邪引くのが怖くてやめました

投稿: ひろ | 2012/12/25 18:31

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