移り変わり
人の心は移ろいやすく
それに従い世の中も変わっていきます
人は常に新しいものを求め
それが目の前に現れると興味を示します
その中に有益性を認めると今までのところに留まる人はごくわずか
ネットの社会はスピードという点に於いて
10年という歳月が一世紀に匹敵するくらいの変化をもたらしますし
20年だったら原始時代から現代にひとっ飛びの感があります
さすがに20年前は知りませんが
私がパソコンに手を染めたのはWindows95のころ
たいしたスペックでもなかった最安値のパソコンを二十万円の大枚をはたいて入手し
わずか2カ月で起動しなくなった苦すぎる思い出もありますが
当時に比べるとパソコンの普及率も高まり
ネットをするのも当たり前という環境になりました
ISDNと呼ばれるブロードバンドで
24時間つなげても同じ料金でいつでも楽しめるというシステムができてからだったと思います
それまではひと月10時間コースというので
来る当てのないメールをたまにチェックするのが唯一の楽しみだったような記憶があります
腰痛館のホームページを立ち上げるために
3カ月ほどかけて手作りでやったまではよかったのですが
数年間は累計のアクセス数が三桁に到達することはありませんでした
実は今でも腰痛館のホームページのベースはその当時のままで
一昨年知り合いの依頼しリフォームしてもらったのですが
内容はむかし作ったものをそのまま流用しました
誰の目に触れることなく
私自身の閲覧が数少ないアクセス数を加算するだけだったサイトに
転機が訪れたのがこのブログでした
当時簡易ウェブサイトということで登場したブログを始め
このブログのサイドバーに腰痛館のサイトをリンクすることで
徐々にアクセス数を伸ばし始めました
何よりも楽しかったのは多くの方がそれぞれのブログを始められ
このブログを通じてコミュニケーションをとり
ここから多くの知り合いや友人ができたことでした
今でもリアルでつきあいのある方もたくさんいます
だからコメント数もたくさんあり
レスをつけるのも楽しみのひとつでした
それでもさらに時代は流れます
猫も杓子もという感があったブログも
邪魔くさくなったりネタ切れだったりで離れる人がチラホラで出したこと
もっと簡単にコミュニケーションがとれるコンテンツが登場しました
mixiをはじめとするソーシャルネットワークです
ネタがなくてもつぶやくだけでいいTwittreなんかも楽ちんです
今度はもうちょっといろんなことができるFacebookも現れました
いっちょかみの私としてはひと通りやってきました
だから情報収集やコミュニケーションは今まで以上にできているように思います
それでも腰痛館サイトの一部としての意味合いが強くなったブログには
毎日大勢の方が訪れてくださいます
アクセス数は年々増えています
それでもコメントの数はどんどん減っていることに
このブログの役割も少しずつ変化していること感じずにはいられません
おそらく定期的に訪問してくださる方にも
コミュニケーションよりも情報収集の目的の方が
ニーズとして増えているようにも思います
その辺の空気も察しながら臨機応変に変えていくつもりです
またコミュニケーションを楽しみたい方は
ソーシャルネットワークを探していただければ実名でやってますので
たぶんどこででも発見できるだろうと思います
10年先このブログはどうなっているのでしょうか?
ココログから与えられたデータ容量の6割は使っています
このままの形では10年は無理みたいなので
どこかで何か(契約内容)を変えないといけません
それ以前にブログというものの存在がネット社会でどう変化するかも見極めないといけません
また新しい何かが登場しそうな予感もあります
楽しみでもあり不安でもあるネット事情です
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コメント
こんにちわ!
ほんと、ネット社会のスピードと変貌は、
凄まじいものですよね。
アナログな私でも、何とかやっていけるのは
やはり、簡単という事なのでしょうか。
ブログの役割も、少しずつ変わっていき、
10年後には、どうなっていることやら。
投稿: うさうさ | 2012/11/02 17:32
簡単に自己表現ができる場としてブログというものは爆発的に増えました
でも今は一緒に楽しんでいた方もずいぶん減ったみたいです
場を変えて楽しむというのもアリですし
ブログそのものも変わっていくようです
投稿: ひろ | 2012/11/02 18:42