« 腰痛が多発するシーズン | トップページ | できること できないこと »

2012/10/17

ウォーミングアップとクールダウン

ここ何年かアスリートの割合が増えています
スポーツの競技や練習で起きたケガで来られる方もおられますが
コンディションを整える目的で来られる方も増えています

一般の方の慢性的な症状の場合
どうしても運動不足というのが根底にありますが
さすがにアスリートの場合それはありません
当然のことながら運動のしすぎが原因となる場合がほとんど
人の身体には限界があり
それを超えるとオーバーワークとなり身体が悲鳴を上げるのですが
そうかといってそこそこでやめてしまうといつまでたっても限界値が上がらず
競技能力の向上は見込めません
お楽しみでなさるスポーツの場合は適当なところで止めておく方が無難です
しかしプロはもちろんのこと本格的にやる方はそうはいきません
体力気力の限界まで挑戦するのがいわば当たり前なわけで
だからこそコンディショニングには気をつかわれるのです

しかし最近気になるのは本格的に取り組んでおられるアスリートでも
意外にウォーミングアップやクールダウンがいい加減な人が多いのに驚かされます
「青春をかけて」とか「人生をかけて」と言う割に
コンディショニングの基本とも言える項目には頓着がないんですね
厳しい練習はできるのにアップやダウンができないなんて奇妙にさえ思うのです
どれだけ厳しい練習を積んでも身体が動けないままではお話になりませんし
ましてやケガをしてしまっては元も子もありません

以前にきちんとクールダウンをせずに疲労が蓄積し
腰痛になってオリンピック代表からもれたという人もいました
泣くに泣けない事実です

知識のない小中学生ならいざ知らず
ある程度経験を積んだ大人のアスリートならば
その必要性は知っておいていただきたいのです
せっかく必死で練習したのに実力が発揮できない身体のままで試合に臨むのはなんとしても避けなければいけません

いつもお世話になっているスポーツトレーナーの西村典子さんのサイト真面目にスポーツトレーニングにウォーミングアップとクールダウンの必要性について書かれていますので引用させていただきます

ウォーミングアップ

1)体温を上昇させる
運動をすることで体温や筋温(筋肉の温度)が上昇し、柔軟性がよくなります。また関節のもつ可動域(関節の動く範囲)をその人のもつ最大限まで高めることができます。

2)適応性を高める
ウォーミングアップをせずに高いレベルの運動をおこなうと、心肺機能や筋肉などに大きなストレスがかかってしまいます。すぐに対応できないためケガの原因になりやすく、これを予防する効果があります。

3)心理的な準備
ウォーミングアップをおこなうことで、アドレナリン量が多くなり中枢神経を刺激して、運動に対する心理的な準備が整います。

クールダウン

1)疲労回復の促進
筋肉を動かすことによって血管が収縮し、筋肉内にたまった疲労物質をとりのぞくことができます(筋肉のポンプ作用)。

2)柔軟性の回復
筋肉が硬化する前にクーリングダウンをすることで、過緊張をとり、柔軟性低下によっておこるケガの予防になります。

3)体調を整える
疲労や柔軟性の回復を早めることで、その日の体調を整えることができ、慢性疲労の予防になります。また回復することでより高いレベルのトレーニングや練習が可能となります。

暑さも和らぎスポーツには最適のシーズンです
反面夏ほど身体が温まりにくく
意外に身体の芯は冷えたままかもしれません
「こんなはずじゃ…」と後から嘆いてもどうしようもありません
優れたアスリートは準備万端で試合や練習に臨むのは当たり前
邪魔くさがらずにしっかりコンディションを整えてください

|

« 腰痛が多発するシーズン | トップページ | できること できないこと »

コメント

こんにちわ!

ウォーミングアップは、良く聞くのですが
こうして、記事を読むと、成る程と。
クールダウン、こちらも大切なのですね。

投稿: うさうさ | 2012/10/17 15:53

スポーツに伴うケガは多いのですが
こういったことをきちんとしていれば防げたであろうケースも少なくはありません
せっかく練習してもケガしたらお話になりませんからね

投稿: ひろ | 2012/10/17 16:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 腰痛が多発するシーズン | トップページ | できること できないこと »