筋肉痛
今週の月曜日と火曜日空手道場でいくつかのトレーニングプログラムを加えてみました
その大きな目的は股関節の動的可動域改善
単純に股関節を柔らかくするのではなく
広い可動域から大きな筋力を発揮させるためのもの
つまり不利な体勢からでも強く素早い動きができることを目的とします
それでいくつかのプログラムをやってもらうのですが
口で説明してもわからないので実際にやってみました
人数が多いのでいくつかのグループに分けて
それぞれの学年や体力に応じて難易度も変えないければいけません
幼稚園児と高校生では当然体力が違いますからね
グループごとに見本を見せながらやっていると
結局私が一番多くの量をしてしまうことになります
しかもプログラムの内容は全部エキセントリック収縮といって一番堪える運動です
彼らの三倍以上年を重ねた私にとっては過酷な運動と相成りました
まあ、自然の成り行きとして翌日には筋肉痛が待っているわけです
誰もが何度も経験したであろう筋肉痛
実は筋肉痛のメカニズムはいまだにはっきりわかっていないそうです
筋肉が切れた(肉離れ)などの損傷ですと
切れた瞬間に痛みが発生するのでちょっと違うようです
フツウ筋肉痛の場合遅発性といって翌日や翌々日に痛みが出てきますからね
「筋線維とその周りの結合組織の損傷が、回復過程において炎症を起こし、この際に発生した発痛物質が筋膜を刺激する」
という説がいくつかある学説の中ではもっとも有力なんだそうです
年をとると翌々日に痛みが出るのは
細胞分裂のメカニズムが年をとるに従い衰えるからだそうです
普段使わない部位の筋肉
普段やらない運動パターン
これらが筋肉痛の原因になります
慣れてしまえばなんということはないのですが
筋肉痛がでるということは今まで使っていなかったということ
これぞまさしく「動かぬ証拠」というやつです
水曜、積み重なる痛みの中受けるヨガのレッスンはなかなか楽しかったです
痛みも慣れてくると快感に変わります(笑)
基本的に筋肉痛が治るのは時間薬
それでもじっとおとなしくしているのもアリですし
軽いストレッチも血行がよくなり修復も早まりますし痛みも多少緩和されます
まあ、放置していても3日で治るといわれています
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