運動会で1番になる方法
著者は東京大学の深代千之助教授で
以前運脳神経の作り方という本を読んで
子供向けにわかりやすく書いておられるわりに、その内容の濃さに驚いたものです
タイトルの通り「運動会で1番・・・」といえば明らかに小学生くらいのお子さんを対象としているようにも思えますが
実際これを読むべきは父兄であったり小学校の教員ではないかと思います
小学生にはちょっと難しいと思います
「運脳神経の作り方」には運動を覚えるのに最も適した年代が8歳~13歳ごろと位置付け
「ゴールデンエイジ」と呼び積極的に基本的な身体の使い方を覚えるという内容でしたが
この「運動会で1番になる方法」では走るという最も基本的な動作に焦点を絞り
簡単でなおかつレベルの高いバイオメカニクスが紹介されています
「股関節活性化ドリル」という項目にはトップアスリートがやっている動きのすべてをわかりやすく紹介しています
ご丁寧に「ドリル」と題するあたりは小学生に耳馴染みのある文言を使う気配りを感じてしまいます
学術的な言葉ではなくお子さんにも理解できる言葉で
トップレベルの走りを説明し
具体的にどう走ればいいかが記されています
まずお父さんお母さんに読んでいただきたいですね
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