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2012/08/15

なおす

あるサイトで見かけたのが「東京じゃ絶対に通じない地の言葉」
その中で関西でよくつかわれる「なおす」という言葉がありました
大阪で「なおす」というと「片づける」とか「しまう」という意味なんですが
私自身あまり「片づける」なんて使わず「なおす」と言ってしまいます
毎日使うお国ことばというものは使う者にとっては至極当然で
あたかも標準語であるかのような錯覚さえあります
地方の言葉であるという認識があれば
関西以外の人には使わないという気配りも可能ですが
全国共通だと信じて疑わないからこそ「アレ?」となってしまうわけです

似たような言葉は他にもあって
「捨てる」というのを我々は「ほる」とか「ほかす」と言います
前にも東京に人に「ほっといてください」と言ったらキョトンとされました
いわく「掘る」のか「放置する」のか迷ったそうです
このようなやりとりは他の地方の人と話をするときの面白さのひとつかもしれませんね

関西の「なおす」という言葉にはどんな漢字が当てはまるんでしょう
やっぱり元通りのところにしまうわけですから「直す」になるんでしょうか
「治す」は病気やけがの治癒や治療を示す言葉ですからこれはないでしょうね

人には自然治癒力というものがあります
学校で「恒常性」というのを習いましたが
身体が自然といい状態に戻ろうとする力が働くわけで
風邪をひいても骨折してもいつかは時間がたてば元通りの元気な身体になります
私の仕事はそういった自然治癒力が発揮しやすい状態をおぜん立てすることで
あとはその人の持つ自然治癒力が病気やけがを治してくれるんだと思っています
「治すのは自分自身の力であって、私が治すんじゃありませんよ」
こんな言い方を常々しているのですが
いつも私がやってるのは施術という作業でちらかった身体を整理して片づけるというイメージかもしれません
そして身体が片付いたら後は勝手に上手くやってくれるという感じなんですね
だから私の仕事は「治す」ことじゃなしに
関西でいうところの「なおす」という方が近いのかもしれません

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