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2012/07/05

SHMと膝の伸展

月曜日のブログでご紹介した月刊スポーツメディスン142号
その特集で「膝のゆるみと回旋」という記事が掲載され
膝関節を伸展していくと最終伸展時にscrew home movementと呼ばれる下腿の回旋が起き
それが膝関節の構造上自然に(不随意に)起こる運動であり
SHMが消失すると最終段階の伸展ができなくなるというものでした

普段の生活ではほとんど気づくことのない最終伸展時の10度前後の動き
これがなくなっているケースは意外と多く
しかもこの程度では痛みもなく本人が気づいていないのがほとんど
実際は180度ではなくもう少し伸展しますから
まっすぐ膝が伸びているだけでも本当は問題が発生しているのでしょう
このような方を長期的に見ているとやはりどこかで膝の痛みが生じるケースがかなり多く
膝痛の潜在的な要素を持っているという認識だったのです

今回の特集で詳しいメカニズムを解説いただき
いくつかのケースで試してみると
下腿部の外旋ができるようになれば伸展制限が取れるのがわかりました
そこで使用する各々の技法についてはまだまだ検討の余地がありそうですが
少なくとも方向性は見えてきたように思います

ただ具体的な問題点としては
大学生のアスリートに試した場合
膝の問題点も比較的軽微で簡単にSHMが戻り
同時に膝関節の可動域も広がったわけですが
高齢者で膝の痛みがある場合はどうやってもSHMが戻ることはおろか伸展制限もそのまま
わずかな臨床でどうこう言えないのは当然としても
回数の問題なのか?それとも構造上の問題なのか?
多くの課題は残ります

そうそう簡単にいかないのもいつもの通り
しばらくの間いろいろやってみることにします

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