リスト ピアノ協奏曲第一番
先日テレビのニュースを見ていたらそのまま眠りこんでしまいました
目が覚めたらたまたま有名な作曲家たちの個性と
活躍した年代の時代背景についての関係性を解説した番組をやってました
すぐに寝るつもりだったのについつい興味深いので最後まで見てました
たとえばバッハが活躍したころは教会の力が強く
お抱えの作曲家だった彼は神々しい音楽を作らなければならなかったようです
モーツアルトの時代になれば貴族社会になり
貴族が食事をするとき邪魔にならない快適な音楽を作ることにより
パトロンの覚えもよろしく宮廷音楽に傾倒したんだそうです
ベートーベンのころはフランス革命の時代
栄耀栄華を極めた貴族社会が崩壊し
一般民衆にも受ける音楽を目指し
インパクトの強い音楽をたくさん作ったそうです
要するにスポンサーのご意向で音楽の趣向も変わったということ
いつの時代もお金を払う人は強いですね
だから有名な作曲家たちは決して自分たちの好きな音楽を作っていたとは限らないということでした
面白かったのは友人同士でもありライバルでもあったショパンとリスト
お互いにイケメンでご婦人方の人気を博していたそうですが
ショパンが少人数に優しく聴かせるソフトな音楽だったのに対し
リストはメリハリのあるテクニックを駆使したカッコイイ音楽だったといいます
リストは今で言うなら超テクニシャンのロックギタリストといったところ
ヴィジュアル系のミュージシャンもそれぞれ個性がありますが
昔も今も変わらないものですね
そんなエピソードを聞きけばリストの曲もロックンロールに聞こえないでもありません
「ピアノ協奏曲第一番」じゃなくて「ラ・カンパネラ」です
この曲も名曲ですよね
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