散華
先日のライブに出演されてた廣田昌世さんのCDです
こちらのアルバムもベースが二人にバンドネオンが一人というユニークな編成
コントラバスばかりのユニット「ざ・低音一家」のリーダーでもいらっしゃる廣田さんは
ベースという楽器に命を吹き込むような演奏が第一印象
どちらかというと縁の下の力持ち的な役割が多いベースですが
彼女が奏でると心臓の鼓動のようにも聞こえてきます
「散華」とは「仏に供養するために華(花)を散布すること」とどっかにありましたが
重厚感のあるベースの音色が荘厳で慈悲深い温かみさえ感じられます
その中を貫くようなバンドネオンの音色がとてもいいコントラストになっています
東大阪市の八戸ノ里で収録されたそうですが
近くなんで妙に親しみを感じてしまいます
落ち着いて聞きたい音楽です
ざ・低音一家の動画を見つけましたので貼り付けておきます
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