征服する
大学受験の時苦労したのは英単語の暗記
元々コツコツ地道にやるのが嫌いだった私の最重要課題でした
単語を知らずに文法を覚えても無意味
九九を知らずに数学をやるようなもんです
当時、英単語の暗記に欠かせなかったのは「シケタン」こと試験にでる英単語
これも買いましたが単調なんで飽きてしまいます
こういう態度にに大きな問題があることに早く気づくべきでした
それで次に買ったのが英単語連想記憶術
Amazonで探してみたら今でもあるんですね
英単語連想記憶術が私に合ったのはイラストで覚えることができたからです
いわば漫画感覚で読める単語帳
単純に暗記するよりイラストや語呂合わせで覚えた方がより効果的なわけです
脳の研究が進んだ現在、視覚などの身体感覚を伴う方が覚えやすいということは言われています
今、月刊トレーニングジャーナルで「からだことばに学ぶ知恵」というコラムを連載させていただいておりますが
毎月佐伯マスオさんのイラストが添えられています
やはり文章だけよりもイラストがあるほうがインパクトがあるんですよ
文章を書いてる私でもタイトルを見たら文章の内容よりも
イラストの方が先に浮かんでくるから面白いもの…
閑話休題
受験生のころ愛用した英単語連想記憶術ですが
いまだにイラストのイメージが強く残っているんです
一番ハッキリ記憶しているのは「conquest(征服する)」という単語
語呂合わせがこれまたインパクトが強く
「困(コン)・苦(ク)・飢(ウエ)・ストで征服する」というもの
挿絵は何日も飲まず食わずで瀕死の状態でハンガーストライキをしている姿でした
当時ストライキはよくあって労使交渉のときはストがあるのがふつうで
「ハンスト」という言葉もテレビでよく言われたのですが
幼いころは「半スト」だと勝手な解釈をして
楽なストライキをいうのだと勘違いしていました
その後この本で初めて「ハンガーストライキ(Hunger strike)」
つまり飲まず食わずの飢餓状態でのストライキであることを知りました
18歳の私は食べざかり
人の二倍や三倍は食べて当たり前の生活をしていたんですから
自らの意思でものを食べずに倒れこむイラストに恐怖を感じたものでした
それだけの強い強い意志がなければ征服できないという人生観まで刷り込まれたのです
最近ちょっと食べすぎのようです
夕方のカップ麺が欠かせなくなってきました
間食にしては量が多いようです
空腹を感じることが少なくなっています
これではいけません
せっかくここ1~2年で落としたウエートも元に戻りそうです
ここはひとつ強い心を持って飢えと戦わなければなりません
まず自分の気持ちと習慣を征服しなければなりません
なんて考えてたら単語の本を思い出しました
一番言いたかったのはそのことだけでして…
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コメント
ワタシが受験生の時は「一日で覚える受験英単語」というふざけたタイトルの本がありました。
実際には一日では無理でしたが一週間くらいで覚えてしまってそれで入試には通りました。
地道な努力も大事だけれど、試験には要領が必要だと知りました。
投稿: 非常勤k | 2012/06/25 09:18
なんでもっと早くそれを教えてくれなかったんですか?(笑)
人間の横着は限度というものを知りません
覚えようとするから覚えられないのであって
教えると意外なほど簡単に覚えられました
お金を稼ぐっていろんな意味で素晴らしいですね(笑)
投稿: ひろ | 2012/06/25 09:46
こんにちわ!
Amazon、便利ですね。
今も、ちゃんと、あるんですから。
夕方のカップ麺、あらら!危険(笑
投稿: うさうさ | 2012/06/25 12:01
学生時代に愛用したものが今の学生さんにも使われていると嬉しくなります
商品を探すときAmzonは便利です
一時やめてたんですが去年くらいから帰る時間が遅くなったので
つい誘惑に負けてだらだらと毎日のように食べる習慣がついてしまいました
キッパリとやめます
たぶん…
投稿: ひろ | 2012/06/25 12:16