強みを見つけ、伸ばす
「豚もおだてりゃ木にのぼる」なんていいますが
ほめられるとその気になって何でもできそうな感じがします
私のようなお調子者はその場の雰囲気で動くきらいがあり
ほめるという作業は相手の長所を見つけなければ始まりません
とってつけたようなお世辞や嘘は相手の気分を害することもあります
悪いところは見つけやすいのですが長所を探すとなると意外に難しいもの
ある程度の知識や経験はもちろんのこと眼力が必要になってきます
今月の特集は「強みを見つけて、伸ばす」
スポーツでも仕事でもいい結果を求めるために頑張らないといけませんが
そのとき本人のやる気やモチベーションは大きなウエートを占めます
やる気がなくてただやらされるだけの努力では結果は望むべくもありません
まず本人が奮い立たなければお話になりません
「昔はボロカスに言われても耐えて努力した」
そんなセリフをよく聞きますが
みんながみんなそうだったとは思いません
むろんどの時代にも叱られて伸びる人はいるでしょう
しかしむかしの人がもしほめられたらもっと伸びていたのかもしれません
『やってみせ、いって聞かせて、させてみて、 褒めてやらねば人は動かじ』
山本五十六元帥の有名な言葉ですが
やはりむかしからほめることの必要性があったようです
いや、最高位の指導者だからこそそれに気づいておられたのかもしれません
悪いところを叱るだけの指導は指導者としての能力に問題があるのかもしれません
だから私のことももっとほめてやってください(笑)
長所を見極めるのは科学的な方法もあるようで
今の時代は遺伝子検査で長所を探るんだそうです
競技種目の特性と身体能力の特性がマッチした方がいいのは当然ですからね
「からだことばに学ぶ知恵」
今月のテーマは「金縛り」
夜中に目が覚めたら身体が動かない
もしこんなときにお化けが出たらどうしよう…
目に見えない恐怖心との戦いはスポーツの世界にもあるようです
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