選手交代
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ひょっとしたら日本で一番有名なピアニストかもしれません
2009年にヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人として初優勝して以来、日本中の注目を集めました
天邪鬼な私としては今まで見向きもしなかったくせに
こういうことになると一躍時の人となり大勢の人が群がり
そしてその熱が冷めるとまた知らん顔をする「世間」ってものに冷ややかな見方をする習慣があるようです
そんな浮世の喧騒すらも
音楽には何の関係もないといわんがばかりの演奏には
素直な心で耳を傾けてしまいます
ショパン・リスト・ラヴェルのクラッシックの演奏のDisc1
軽快な印象が強く自然体を思わせるピアノが特徴的
どちらかというとサラッとした演奏が持ち味のようです
オリジナル曲を収録したDisc2
とても爽やかな曲が多く素直な感じがいいですね
BGMとして一日中聴いていても飽きることなく
穏やかな気分に浸れます
情景が浮かんできそうなピアノ
目をつぶりながら聴いていたいですね
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この季節、お店に行くと必ずタケノコが一番目立つ場所に置かれています
水煮で売っているのとは味も香りも違うので
ついつい食べたくなりますね
タケノコの塩麹煮
アク抜きして一晩おいたタケノコの半分を使いました
タケノコを薄く切り、ニンジン・イカ・豚バラ肉とごま油で炒め
中華スープの素と塩麹のみで味付け
少し水を加え、最後は片栗粉でとじます
タケノコの甘みがなんとも美味しく
塩麹の奥行きの深いマイルドな塩分は素材の味を生かします
イカとの食感のコントラストも悪くありません
これは会心の出来と言っていいでしょう
翌日残り半分で作ったタケノコとシイタケのたまり炒め
ごま油で炒めたタケノコとシイタケをたまり醤油で炒めたシンプル極まりないもの
ちょっと醤油が多すぎて味が濃すぎですが
外側をくるむ醤油の味と噛んだときに広がる
あっさりしたタケノコとシイタケの味のコントラストがいいですね
旬で食べる機会が多いタケノコも
レシピを変えれば感じもずいぶん変わるので飽きないですね
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一昨日美章園にあるギャラリー・エムズにお邪魔しました
いつもお世話になっているマルチアーティストのリキューさんの個展を見るためです
美章園にはおでん屋とか居酒屋目的で来ることは何度かあったのですが
こちらのギャラリーに来るのは何年かぶりのこと
今回は数多くのミュージシャンとライブペインティングで共演された作品がメイン
私も何度も拝見したのですが歌や演奏の傍らで
ライフワークのリキュー・ハートが描かれる様は躍動的
腰痛館にもリキューさんの作品はいくつか飾られていますが
漢字のリキューハートもユーモラスにして温かみがあります
ギャラリー・エムズは木の香りが漂いそうな空間
コク深いアッサムにたっぷりミルクを入れて飲むと
ちょっと贅沢な午後のひと時を味わえます
4月29日の日曜までだそうです
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先日の日曜日、宝塚ジュニア春季大会が行われ
いつもお世話になっている錬心館平野道場の生徒たちも参加し
大勢の入賞者を出しました
団体型の部の優勝をはじめとして
2位、3位、4位と活躍した選手たちの凱旋です
道場のみんなで彼らの健闘を称えたました
ところが優勝者以外の挨拶は皆敗戦の弁
入賞したことより優勝できなかったことの悔しさの方が強かったようです
当然です 最後の最後には負けたわけですからね
おおむかし私が学生だったころ
ある大会で2位になったのですが
悔しさのあまり「2位なんていらん」といって
賞状を破り捨てようとして周りからこっぴどく怒られたことがありました
当時からあまり常識的なタイプじゃなかったのですが
相当執念深いようでずっとその時の気持ちは忘れられず
おかげで翌年の優勝を勝ち得たという経験があります
悔しいという思いは「次」の原動力になります
あとはその思いの強さだと思います
何度か稲盛和夫さんの経営懇親会に出席したとき
いつも「思いの強さ」のお話をされます
寝ても覚めても飯を食ってても
いついかなるときにでも「強い思い」を持つ
それがあるからこそ努力ができるわけです
「そうなりたい」と願うなら常に「強い思い」を持てというわけです
普通に思うくらいなら誰でもします
しかし普通の思いはいつしか弱くなり次第に薄れていきます
ひと月もすれば悔しい思いは忘れ去られ
楽しさを追いかけるようになるのが人間
だからこそ強い思いを持ち続けることが大切なのです
道場の師範も「気持ちの問題です」
いつもそう言い切られます
全くその通りだと思います
彼らの言葉は本当の思いだと思います
しかしその言葉が「普通の思い」から出たものなのか
それとも激しいまでに「強い思い」から出たものなのか
今後の稽古を見ればわかるでしょう
応援します
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赤ちゃんを抱いていてあくびをしたら
手を握り締めその暖かさでもうすぐ寝るかどうかを判断します
これは赤ちゃんに限らず大人でも寝る前は手先が暖かくなります
実は手先だけではなく足先も暖かくなっているのです
眠るときのメカニズムとして体幹の熱を末梢部に送り
体幹の活動を鈍らせることで睡眠に入りやすい状態を作り出すのです
体幹の機能が活発に動くときたいてい興奮している状態ですから
ゆっくり寝られるはずもありません
いったん活動を弱めてペースダウンさせて眠りに就くのは
交感神経と副交感神経、つまりは自律神経の働きによるものです
「春眠暁を覚えず」
なかなか起きられない春の朝は誰しもが経験したことがあると思うのですが
私個人としてはこの現象も気候の変動についていけない身体の中で
自律神経のリズムが狂い本来交感神経にスイッチが入り
目覚めて起きて活発に動こうかというタイミングでも
副交感神経優位でなかなか起きられないのがその理由ではないかと思うのです
その反面、この時期なかなか寝付けないという人もおられるようです
リズムが狂うと起きるタイミングもずれてしまえば
寝るタイミングもずれてしまってもおかしくないはず
身体はしっかり疲れているのになかなか寝付けないというのもつらいもの
本を読んだりテレビを見たり自分の楽しみで起きているならまだしも
疲れて眠りたいのに寝られないなんて気の毒な話じゃありませんか
そういうときの対処法として冒頭に書いたことを利用するのも一つの方法です
寝付けない人の手足って冷えたままになっているケースが多いようです
私が夜に手足を触りに行ったわけじゃありませんが
そういう悩みをお持ちの人は手足が冷たいと口ぐちに言われるのです
真冬と違いこれだけ暖かくなったのに手足が冷えるのは不思議かもしれませんが
体調不良を訴える方には真夏でも足先が冷たいという人さえいます
それならば手足を温めて強制的に温めることで
眠りやすい環境を作ってやるのも一つの方法です
上半身が暑いから足も暖かいだろうと勘違いして靴下を脱いでしまっていたり
油断する人もいらっしゃるようです
これは比較的若い人に見られるパターンです
これから暑くなってきて半袖のTシャツで過ごすことができても
寝る前まで靴下をはいてみてもいいかもしれません
意外にその方が心地よかったりすると
足だけ冷えやすい証拠だと思うのです
靴下でダメなら足湯なんかはいかがでしょう
夜に邪魔くさいかもしれませんが
寝られずに悶々としているよりいいかもしれませんよ
冬場こたつで足が温まってきたらなんとなく居眠りしてしまう
そんな経験はみなさんおありでしょう
足だけを温めると突然睡魔が襲いかかってくることもあるんですよ
それを利用するのも一つの方法
そろそろ暖房器具をしまいこんでこたつがないという方には
足湯という手段もあるということです
眠りに就くときの身体のメカニズムを知っていれば
それを利用して心地よい睡眠を得られることもできるのです
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ソメイヨシノは散ったものの
今度は自分の出番とばかりに満開になった八重桜
3月の終わりごろ桜の話を聞いた時にはまだまだ肌寒く
花冷えに身を震わせていたものです
わずか二十日ほどでずいぶん気候も変わりました
毎年八重桜が咲くころはどちらかと言うと夏の印象が強くなります
天気予報では明日と明後日は25℃を超えて夏日になるんだとか
日中は半袖で十分でしょう
急激な気温の上昇は自律神経の乱れを誘発しがちです
土曜日なんかも急に暑さを感じ窓を開けて仕事してたら
とたんに予約や問い合わせの電話が入りました
エライもんですね
気温の上昇に対応できなければ
身体の中で熱がこもったような状態になり
だるいというか重いというか何とも言えない倦怠感を感じるみたいですね
そうかといってクーラーに頼るほどでもないですから
余計に対処に困るところ
私としては軽く動いて汗をかいた方がスッキリするのですが
普段から動いていない人にとっては逆効果になることさえありますからね
なんとか上手く乗り切りたいものです
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Fires at Midnight / Blackmore's Night
音楽のジャンルというのは数限りなくといってもいいほどです
「フォーク・ロック」と言われてもなんとなくわかったようなわからんような…
聴いてみると昔懐かしい感じの曲調なんですね
なんでもルネッサンス期のヨーロッパの音楽を基調としているそうです
どうりで映画音楽で使われていそうな感じがしたんです
ただコテコテの昔音楽ではなく現代音楽の中で再現した中世期と言った方がいいんでしょうね
その分私らみたいなオジサンでも素直に耳を傾けることができるわけです
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頂きものの味噌煮込みうどんです
これがちょっと変わった代物で素麺で有名な三輪の山本という老舗の商品
素麺の太さを変えて作った麺みたいでにゅう麺をもじってNEW麺という製品名
こんな感じでインスタントラーメンのような雰囲気ですが
色合いから素麺の面影があります
せっかくいただいたんですからそのまま食べるのももったいなくて具を入れてみました
鶏モモ肉、白菜、シイタケ、春菊、ニンジン、木綿豆腐でけっこう具沢山
うどんというよりも鍋に近くなってきました
付いていたスープだけでは足りないので
ダシをとって味噌を追加して煮込んでみました
八丁味噌の味わいもよく
インスタントっぽさはまったくありません
味のしみ込んだ豆腐なんかも美味しかったんですよ
麺も素麺ですので太さも違い独特のプリプリ感があります
もちろんうどんのコシとはまったく別物
まさしく「NEW麺」の名にふさわしい商品です
もうひとつ同じシリーズのふつうの「NEW麺うどん」もいただいたので
これは後日のお楽しみ…
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近所の豆腐屋さんで買った絹ごし豆腐
子供のころは豆腐をパックする機械に入れてビニール袋の封をする
そんな光景がどこでも当たり前に見ることができました
40年ほど前はその作業がとても画期的に思えて
豆腐屋さんの手さばきの早さとともに大いに感心したものです
子供のころは両親も商店街で商売をしていたので
それぞれのお店のやり取りや作業が物珍しく私の眼に映りました
商店街が遊び場の幼児には興味をそそられる機械がたくさんありました
豆腐屋さんで水の中から豆腐をすくって容器に入れ
パック詰めする機械に入れ手早くお客さんに豆腐を渡すまでの作業も私のお気に入りだったわけです
10歳ごろだったでしょうか?
ちょうど万博で大阪中が沸きに沸いていたころ
スーパーマーケットというものが現れ始めました
これはこれでセンセーショナルな社会現象だったのです
買い物をするときお店の人に「ちょうだい」っていうことなく
商品を黙ってカゴに入れレジに並ぶのですからちょっとした衝撃でしたね
スーパーのレジには釣銭を入れた竹で編んだザルもないし
商品を古新聞で包んでくれることもなく
シャレたビニールの袋にいれるのですから
買い物袋を持っていかなくてもよかったんです
しかし反面商店街で見られた光景も次第に少なくなり
両親も商店街の商売をやめました
それから数十年たってスーパーで買い物をするのが当たり前になった今
たまたま見つけた近所の豆腐屋
滅多に通る機会もなかったのでこんなところにあることさえ知りませんでした
むかしの雰囲気そのままのお店
朝の散歩のついでに豆腐やお揚げさんを買って帰ります
一丁110円の豆腐はスーパーのそれよりも値段は高いのですが
結構味もいいので喜んで買っています
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ブラウザはここ数年unDonutを使ってきました
とにかく軽いタグブラウザで重宝していたんですが
今年に入ってOSをリカバリーしたのちにインストールしようと思ってたら
なんでもここ数年更新されていないとか…
それでは対応できなサイトがあったりセキュリティーの問題もあったりで断念
そういえばこのブログの絵文字も使えなかったですからね
それで久々にFirefoxを使ってみました
Firefoxは入れたことはあってもメインブラウザとして使用するのは初めて
ところが困ったことにメーラーとして使用しているniftyメールにログインできないのです
どうも調べてみるとブラウザ自体に問題があるようで
調べて設定をしてもログインできません
いまさらIEに戻るのも重くて嫌だし
メーラーはoutlookを使ってしばらく過ごしていました
先日こちらの先生からの情報で
新しくて軽いブラウザがあるとの情報をいただきIronを試してみました
GoogleChromeから余計な機能を省いて高速軽量化したブラウザ
そんな触れ込みだったのですぐさまインストールしました
GoogleChromeは今まで全く使ったことがなかったので
どんな感じかわかりませんが
少なくともniftyメールにはログインできます
最初戸惑いながら使って見ると
ひと通りはFirefoxと同じような使い方が可能
ただ調べたい言葉を反転させて右クリックでググれた機能がないのが唯一残念なところ
あと高速化といいながらサイトの表示はFirefoxの方が明らかに早い
それでもIEよりかは使えそうなのでしばらくこちらに乗り換えです
ひと昔前はブラウザのみならずすべてがマイクロソフトが優勢だったのですが
ここ数年の趨勢を見ているとマイクロソフトの牙城も崩れ
戦国時代に突入したようです
ホント時代の変化が早い世界です
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ここのところ春らしい陽気が続き
今までの冬装束ですと汗をかくことさえあります
できるだけ臨機応変に服装も変えないと
気候の変化についていけないですからね
先日暖かい日に仕事時に履くパンツも薄手のものに変えたのですが
慣れてなかったからなんでしょうか?
なんとなく足元がスースーします
これも慣れるまでの辛抱とばかり我慢していたのですが
身体全体が冷えてしまいつつありました
これはいかんとばかりに厚手のパンツに履き換えたのですが
ちょっとタイミングを誤ったようです
1時間ほどしたら偏頭痛がしました
珍しいことなんですが左の鱗状縫合あたりがズキッと痛みます
(画像:クラニオセイクラル・リズムより)
久しぶりにクラニオワークで自己治療
とりあえず頭頂骨リフトをしばらくやってみました
なんとか上手くいって頭痛は治まりました
何年か前に親知らずを抜いた時も
クラニオワークをやって翌日腫れあがることもなしに
痛みもでませんでした
けっこう使えるんですよね
私の使う技法の中では数少ない自己治療が可能な技
自分でやる時は単独の技を便利使いしています
そうそう…
来月はクラニオワークのセミナーをやります
ついでに宣伝もしときます
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「もっと素早く突け!」
空手道場ではこんなゲキが飛びます
傍で見ていても緩慢というかスピードが乗らない突きをする生徒はたくさんいます
彼らは指導を受けあらん限りの力で拳を前に出そうとするのです
ところが本人は必死で素早い動きをしているのですが
こちらは突きの鈍さに頭をひねるばかり…
こんなシーンはどんなスポーツ現場でもよくあるのでしょう
自分では言われた通りやっているし
やれていると思っているのに
他人から見れば出来ていない
それが克服できればみんな一流選手になれるのかもしれません
冒頭の例でいえば下半身の動きに問題があるか
あるいは下半身から上半身への力の伝達に問題があることが大半です
ところが本人は手の方に意識が集中しているため
下半身に対する意識が乏しくなり
余計に形が崩れることもしばしば見受けられます
本人が一生懸命練習することは前提であり最も大切なことですが
第三者が客観的に問題点がどこにあるのかを見極めてあげることも重要だと思うのです
この一年、空手道場に通い動作解析の練習をさせてもらったことは
私にとって無形の財産をもたらしたんじゃないかと思っています
今月の特集は「主観と客観(動きのズレを認識する)」
どんな選手にも苦手な動きはありますが
本人のイメージと現実との相違点を明らかにして
問題点を認識させることが克服の手がかりになりますし
また逆に主観と客観のギャップを利用して相手を討ち負かすことも可能になるというのですから、ここにこそ人間がスポーツをする「妙」を感じてしまいました
さらに上級者にもなると何をどういう見方をすればより正確な情報をキャッチし
あるいは相手の主観さえも読み取れるから奥が深いですね
これが達人の域になるともっとすごい!
「勝負勘」というのも主観の一形態ではありますが
脳の機能を超越した直感を磨くことも瞬時の判断をより正確にするそうです
実際にプレー中に「ああでもない、こうでもない」なんて考えているようじゃたかだか結果は見えてきますもんね
私としては客観視することが大切だと思っていたのですが
今回の特集を読んでハイレベルなアスリートは客観の上に
常人では持ちえない「主観」を構築していることを教えられました
まさに目からうろこといったところです
連載コラム「からだことばに学ぶ知恵」も連載開始から30回目
今月のテーマは「胡坐をかく」
こちらも「主観と客観」の問題
勝利者に芽生える心の隙間
意外と本人は気付いていないもんですが
周りには油断が見て取れます
ところで…
なんで胡坐がダメなんでしょうね?
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何度か生で聴いたことがありますが
インドの民族楽器タブラはとても不思議な音がするパーカッションです
音の響きが乾いてはじけるような感じではなく
濡れているというか水中で聴いているような独特の響きがします
あたかも細胞が脈々とうごめくような生々しい音
生命体の鼓動のような印象があります
体調が悪ければ船酔いしそうな気さえするのです(笑)
ザキール・フセインはタブラを世界に広めた名手
シタールのラヴィ・シャンカールのサポートメンバーとして世界を回りました
情緒に訴えかけるような音楽もあれば
魂に直接語りかけるような音楽もあります
物を響かせ空気を振動させるという物理的な状況が
ヒトの内心に何らかの影響をもたらす
そんな原点ともいえる音楽のようにも思えます
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頂きものの筍です
そろそろ出回る季節なんですね
実は筍を一から調理するのはこれが初めて
けっこう下準備が手間ですからね
前日の夕方からアクとり
先端部分を切り、縦に三分の一ぐらいまで切れ込みを入れ
皮がついたまま煮込みます
何でも皮の部分にも旨味成分が入っているんだそうで
皮をむいてから煮込むとそれが利用できずもったいないんだとか…
糠を入れて1時間半ほど煮込んで
そのまま一晩置きました
サバ節でダシを取り
醤油・みりん・酒・砂糖で味付け
適当な大きさに切った筍を入れて1時間煮込みました
そして食べる前にワカメと山椒の佃煮を入れて再び温めました
器に盛り山椒の葉を数枚あしらって出来上がり
薄味ですが長時間煮込んだので
味が中までしみ込んでちょうどいい感じ
山椒の美とワカメがいいアクセントになってました
初挑戦ですがなかなか上手くいったと思います
そして半分は筍ごはんに
薄揚げと一緒に炊きました
今回も味が薄すぎたみたいです
炊き込みご飯は難しいです
これから季節の食材がどんどん出てきますね
楽しみです
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以前はネタ切れのときにアクセス解析の検索ワードを引っ張りだしてきてたんですが、最近は全然見ることもなくなってました
久しぶりにのぞいてみるとこのブログの訪れる方の検索条件も少し変化があるみたいです
上の表は過去4カ月の検索ワード・フレーズです
「肉離れ」「内転筋」「胸鎖乳突筋」の常連ワードは変わりませんが
「僧帽筋」がトップに躍り出ていたんですね
肩こりの方が増えたのでしょうか?
反対に常に2位をキープしていた「北枕」も12位に落ちてますね
それと「ぎっくり腰」もいつも上位にランキングされていたのですが
今はずいぶん下の方にあります
それと影も形もなくなったのは「うどん」ネタ
ちょっとさびしい気もしますが
これはこれで仕方ないこと…
「誕生日大全」という書籍が76位にランクインされるまで
すべてが身体に関するワードが連なっています
いつの間にか真面目なブログになってしまったということでしょうか?
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(画像:動きの解剖学Ⅰより)
この時期、身体を触っていて肋骨が固い人が目につきます
ここで素直に納得してもらってはいけません
肋骨というのは骨ですから固いのは当然のことで
それが柔らかくなったり固くなったりするわけがない
そんな疑問を持たれた方は鋭いです
実は骨自体の固さの問題ではなく
肋骨を押さえたときの弾力性のお話です
ご存じのとおり肋骨は背骨から左右12対の骨が出て
そのうち10本は胸の胸骨とつながり
いわばリング状になっているのです
これらの骨が全く弾力性がなかったとしたら
身体をねじるなどの回旋運動は困難になり
腰椎にのみ負担がかかります
そうかといっていくらでもねじれるようだと
中に入っている心臓や肺に圧迫がかかり
とんでもないことになりかねません
だから適度に固くて適度に柔らかい
そんな都合のいいしなやかさを備えています
私はたいてい全員の肋骨の「しなり」具合を確認するのですが
いつもならある程度のしなやかさを持つ人が多いはずなのに
春先になるとどうも肋骨を押さえても固くなっている人が多いように思います
実際問題日常生活にはなんの問題もないので気がつかない人がほとんど
それは痛くもなければ、できない動作もないので当然のこと
なぜ肋骨が固くなるのかといえば
肋骨の周りには肋間筋という筋肉が付着しています
これは肋骨を広げたり、すぼめたりする筋肉で
食肉でいうとスペアリブにあたります
骨が固くなるのではなく
これらの筋肉が硬くなることにより
肋骨全体の可動性が減少し
私としてはあたかも肋骨が固くなったような印象を受けるのです
その原因としては激しい気温の変化が考えられるのですが
いろいろごちゃごちゃとあって自律神経が乱れ横隔膜の緊張をもたらし
その次に肋間筋の緊張を引き起こすものと考えています
もう少しまともな説明をしたいのですが
この話題だけでとてつもなく長くなるので割愛します
普段あまり意識しない肋骨周り(胸郭)ですが
ここが緊張すると腰椎の負担もかかるだけでなく
呼吸量も減少し、それで酸素の摂取量が少なくなるのです
また上部肋骨からは頚筋群が付着しているのですが
それらに緊張が伝わり肩こりというより
首の付け根あたりが凝りだします
その他にも精神的なストレスとも関係したり
内臓機能とも関係したり
肋骨周りは気にならなくても
それ以外の全く別の部位で妙な症状を引き起こすことも少なくありません
どうも春先は不可思議な症状が目につくのですが
それらの大多数のケースにおいて肋骨の弾力性が失われているのです
軽いうちは腕を振りながら身体をねじる運動を呼吸とともにすることをお勧めしていますが
実際、気づいた時には相当硬くなってそれくらいではおぼつかないことが多いようです
こういった運動はあくまでも予防が目的ですから
普段から毎日やるべきなんですけどね
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近年ギョーカイで「ボディーワーク」なる言葉を耳にするようになりました
私が名乗る「整体」という枠組みとも違うようですし
単なる体操や運動というのでもないみたいです
基本的に枠組みにとらわれるのも縛られるのも嫌なので
カテゴライズには興味がないのですが
どうやら自分自身で身体を動かすときに何らかの意識付けを伴う
そんなふうに私自身は「ボディーワーク」というものをとらえています
きちんとした定義付けがあればぜひともお教えいただきたいのですが
ポイントは従来の体操などは指示通りに身体を動かすことが最大の目的だったのですが
それに対しボディーワークは一定の動作もしくは姿勢で心や身体に対してなんらかの意識をむけ、身体の動静にさらに奥行きの深い価値を賦与する(あるいは見出す)というところがカギになるようです
もちろんそれぞれのボディーワークによりその目的もことなるでしょうから
十把一絡げにどうこういうこともできませんが
私が興味を感じるのは心・意識・精神というものが
身体の動きや活動に何らかの影響を与える
そういった考え方が共通するんだろうなと思います
まだ明確にわかっていないことの方が多いので
どうしても神秘的な方向で説明しようとする方々も多いみたいですが
そこで立ち止まってしまっても面白くないというのが私の気持ち
ヒトの知恵でもっともっと多くのことが解明されることを期待します
(なんせ私の知恵ではちょっとムリなもんで…)
スポーツトレーニングでも運動しながらどこを鍛えているか意識しながらやれば、その効果もより高まることは多くの方に知られています
たとえば腹筋運動をしながら腹筋に意識を向けると効果が高まるのです
心と身体はひとつである
それが人間というものだということには異論がないと思います
しかし具体的にどうすれば心身ともに向上できるかについては
まだまだわからないこともたくさんあるでしょう
物体としての肉体ではなく心に裏付けされた身体という方向性は面白そうです
今後ボディーワークのような発想で心身に対する理解が深まるのならば
私の疑問点や気付かなかったことも少しずつ解決していくかもしれません
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先日興味深いお話を伺いました
日本の一級河川の中でも一二を争う水質の悪さを誇る?大和川
その下流でウナギの稚魚がたくさん獲れるのだとか…
それを徳島で育ててウナギの養殖をしているだそうです
私も子供が小さい時大阪南港の海釣り公園で釣りに出かけたことがありますが
その水の汚さたるやすさまじいもので
釣り上げた魚を家で飼うために海の水を容器に入れ
水槽の中に入れるとたちまち水が黄色くなったのです
当時は家で海水魚を飼育していたのですが
人工海水と比べて南港の水の汚さたるや
泥水に近い濁りっぷりだったんです
そんなところで魚がよく住めたもんだと驚いたものですが
話を聞くと私が考えていたのと真逆の事実
水が汚いと有機物も多いのでプランクトンが発生しやすく
プランクトンを求めて魚たちも集まるのだそうです
「白川の清きに魚のすみかねてもとの濁りの田沼こひしき」
これを地でいくお話のようです
水質がよく透明度の高い海の方が住みやすそうに思うのですが
漁師さんの見解は違います
意外にも汚れた海の方が餌も多く魚も集まる豊かな海なんだそうです
明石のタコといえばとても有名なブランド
しかし水揚げは明石でされても漁場は大阪港付近にもあるそうです
考えたら水揚げされる近辺で漁をしなければならないわけではなく
魚がたくさんいるところで獲る方が自然ですもんね
話を聞いた私としても
今まで抱いていた価値観を見事に覆されて
驚くというか、困惑するというか…
物事の価値というものはそれぞれの立場によって180度変わるというお話でした
しかし我々が口にできない国産の高級ウナギ
ひょっとしたらお里は私の家の近所にある大和川なのかもしれません
ちょっと釈然としないですね
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チャールダーシュ・ひばり / ジプシー・ヴァイオリンとツィンバロン
このアルバムも廃盤となったみたいです
アンドラーシュ・シャーンタ(ヴァイオリン)とルディ・ツェーネ(ツィンバロン)の演奏
ハンガリーのジプシー音楽のアルバムです
春になるとなんとなく聴きたくなるのが「ひばり」
とにかくせわしない曲なんですが
大空を飛びまわるひばりの情景描写が鮮やかな曲なんです
楽器ひとつでここまで表現できるのかと驚かされます
その超高速テクニックもさることながらヴァイオリンの奥行きの深さに感動します
インド・ヴァイオリンとジプシーヴァイオリンとでは同じ楽器とは思えないほどの違いです
「モンティのチャールダーシュ」もこの季節には欠かせない曲です
アンドラーシュ・シャーンタの演奏のはなかったのですが
The 5 DeViLs「ひばり」の名演奏をお聞きください
急降下するひばりの姿が目に浮かぶはずです
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もう2週間ほど前の熟成ネタです
スーパーで若ごぼうを見つけました
あまり馴染みのない野菜かもしれませんが
若ごぼうは大阪府八尾市の特産品
「葉ごぼう」とも呼ばれ根だけではなく
茎も葉も美味しく食べられるすぐれもの
フキと似たようなほろ苦さが特徴でもあります
「若ごぼうとおあげさんの炊いたん」
関西では煮物のことを「○○の炊いたん」なんて言い方をしますが
こういった素朴な料理には「炊いたん」がピッタリ
葉だけを切り茎と根の部分を4cm程度に切り
茹でてアクをとります
その間にサバ節でダシをとり
醤油・みりん・酒で味付けをします
程よい薄味になったところでアク抜きしたごぼうを入れます
薄揚げは熱湯で油分を落とし細切りにして一緒に煮ます
弱火で1時間程度煮込めば出来上がり
薄味ですがじっくり煮ていますので味がしみ込んで美味しかったです
パンチの利いたサバ節のダシはやや濃いめ
アツアツで食べても美味しいですが
あえて冷めたものを食べました
苦味、醤油の味、ダシの香りが引き立って美味しかったですよ
「若ごぼうの葉の佃煮」
いったん茹でてアク抜きした葉を細かく刻んで
油をひいたフライパンで炒めます
醤油・酒・ハチミツを入れて弱火で汁気が無くなる寸前までじっくり火を通します
茎や根よりも苦味がきつい葉の部分
ハチミツの甘さで苦味がややマイルドになります
鉄分やカルシウムというミネラルに加えて
ルチンというファイトケミカルも蕎麦に匹敵するくらい豊富だとか…
クセのある食材なのであまり量は食べられませんが
これを食べないと中河内の人間としては春を迎えられない
そんな地元の食材です
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水槽で泳いでいるゴールデンハニードワーフグラミーに異変が起こりました
腹の部分と目の下が黒くなってます
よもや病気?
いや、前にも何度かこういう経験があったことを思い出しました
どうやらこのグラミーはオスのようで
繁殖期を迎え婚姻色が出たようです
オスは発情すると色が変わり
口から泡を吹いて水面に泡の塊を作ります
ベタなんかもそうですが『アナバス』の仲間たちは同じことをするんですよね
水面が泡だらけになってます
ここで交尾して泡の中に卵を産みつけるわけです
問題はこの中にメスがいるかどうか…
メスもその気になれば泡のところで産卵をするのですが
なかなか飼育下では上手くいかないんですよね
この間はヤマトヌマエビが卵を抱いていましたし
水槽の中も春を迎えたようです
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最近私の周りは何かとにぎやか…
別に音が鳴り響いてやかましいわけではありませんが
行事が重なりそれらの段取りに追われています
GWに東北に行く準備もしています
5月5日の「311スマイルアゲイン企画!咲かせよう音楽の花ツアー」
こちらの方は連れて行ってもらうだけなんでお気楽なんですが
それでも向こうで施術するための道具一式
これをできるだけ少なくして荷物を減らさないと
とてもじゃないけどひとりでは運べません
施術用のベッドのカバーも作成し
これで持ち運びもしやすくなります
精一杯やりたい気持ちとできるだけ身軽に移動したい
そんな葛藤の中、頭の中ではいろいろ構想が浮かびます
先日もブログでお知らせしたとおり
5月末には東洋オステオパシー協会のセミナーが開催されます
これも私が講師をするわけではありませんが
裏方としていろいろと段取りをしています
講師の先生とも具体的な項目を打ち合わせをしましたが
内容的には他所ではあまりお目にかからない講義内容もあり面白くなりそうです
ケース別のテクニックというのもクラニオ・ワークのセミナーでも珍しいかもしれません
せっかくやるんだから皆さんが満足できるものにしたいので
準備不足でご迷惑をかけるわけにはいきません
先日確認したところ告知後は順調に参加者も増えているとかで
企画した私としてもひと安心
いざとなれば多少の増員も可能だとかで
フレキシブルに対応できるみたいです
参加希望の方もお申し込みは早い方が間違いないのでよろしくお願いします
もちろん当日は私も参加します
重なる時は重なるもの
ここは私の腕の見せ所とばかりに頑張ってます
どちらかといえば行動よりも頭の中が先行しているきらいはありますが
やるときはやります。。ハイ
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今月の特集は「腰椎椎間板ヘルニアの治療」
「ヘルニアの手術は絶対したらダメ」
「ヘルニアの手術をしたらすごく楽になったからあなたも手術したほうがいい」
両極端なアドバイスを受けてどうすればいいのかわからない方も少なくないと思います
ヘルニアだけの問題ではありません
人からのまた聞きの話によるアドバイスや
自分ひとりの経験談によるアドバイス
こんな怖いものはありません
他人の話を信用するなというわけではありませんが
とかくこういう話になると極めて狭い範囲の事例を
あたかも世界基準であるがのごとく話されます
悪気はないんでしょうが話している本人も
わずかな情報だけで信じ込んでいるからたちが悪いと言わざるを得ません
「ヘルニア」という症状を言い渡された場合でも
人によって程度も違えば本人の体力などの条件も全く異なります
手術をするしないの問題で一番大切なのは
「したい」とか「したくない」という希望的な問題ではなく
どういう治療法がその方の今の状態に最も適しているか…
まずそういう客観的評価をきちんとしたうえで
手術をするのか保存慮法で行くのかを判断しなければなりません
そういう点で我々手技療法をする者も
安易に「ヘルニアが治った」という宣伝をすることに疑問を感じます
少なくとも我々が対象とできる範囲というものを明確にして
絶対にかかわってはいけないケースもきちんと認識しなければ
これまた事故につながるということを覚えておかなければなりません
今回の特集記事は手術・保存療法を詳しく解説
掘り下げた内容は今の治療法を知るにはもってこいの内容でした
手術でも複数の方法があるのは知ってはいましたが
数年前よりも進歩しているのを実感しました
それぞれのメリットとデメリットを示しながらの説明は思わず納得
ヘルニアが確認されたからといって
それが痛みの原因であるかどうかの判断も難しいところ
ヘルニア以外の要因も混在しているから
話がややこしくなるんですよね
症状の分析と治療法の整理というのは
必須事項じゃないでしょうか…
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最近テレビを見なくなりました
ニュースくらいは見ますが娯楽として見ることはほとんどなくなりました
とりわけテレビドラマがあまり好きではなく
人気タレントありきのドラマに辟易しているのが正直なところ
紋切り型の内容に感じるところもあまりなくなっていたんですよね
このドラマが私にとって最後のテレビドラマみたいなもんです
これだけは毎週楽しみに見てました
濱マイクという主人公の名前も「俺が掟だ!」の探偵マイク・ハマーのパクリ
主題歌の映像はショーケンの「傷だらけの天使」のオープニング映像のパクリ
固いことさえいわなければニヤリと笑えるんですよね
当時まだ夫婦だった永瀬正敏と小泉今日子の妙な絡みも話題になりました
しかもパチンコ屋の景品交換に扮した情報屋というキャスティングもナイス
とにかく豪華で個性的なキャスティングでしたからね
妹役の中島美嘉さんもここでメジャーになったんじゃなかったでしょうか
とにかく主題歌の「くちばしにチェリー」が圧巻
それ以来EGO-WRAPPIN'に嵌り
そこからmama!milkやジャンゴ・ラインハルトを知ったのですが
私の音楽の好みを変えたバンドともなりました
テレビ放映では視聴率は低かったものの
マニアックな魅力でファンも少なくなかったはず
今では一般受けはしないドラマは排除されたみたいです
映画を見るような脚本の素晴らしさあらためて感動します
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