骨盤の内側
骨盤の周りにはたくさんの筋肉があり
腰痛をはじめとする様々な症状に大きく関与します
しかも何百種類もある筋肉の中で太く力も強いものが多数存在します
これらが筋拘縮を起こしたら実に厄介で
弛緩させるのにもひと苦労です
「この技をかけたらたちどころに腰痛が治る」
こういうセリフを聞くと眉唾に思ってしまうのも
たくさんあるうちの筋肉のひとつだけが悪くなるなんて現実にはありえず
たいていの場合厄介そうな筋肉がいくつも絡み合うように
力学的なアンバランスを生じせしめ痛みにつながっているのなら
ひとつの筋肉に対するアプローチで問題がすべて解決するとは思えないからです
骨盤を取り巻く環境というのは何も外側だけではありません
内側にだってたくさんの筋肉が存在します
骨盤の内側の筋肉といえば代表格は腸腰筋
インナーマッスル=腸腰筋と思ってる人もいるようです
パワーの源でもあり、体幹を安定させる役割も担います
骨盤底筋といわれるこれらの筋肉も呼吸に関与するなど
普段脚光を浴びることはありませんがとても重要な筋肉です
内側の筋肉が直接触ることもできませんので
その状態を知ることも容易ではありません
こういう見えざる部分まで考えながら組み立てを決めるのはなかなか難しいんですよ
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