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2012/03/28

呼吸とコントロール

自らの心と書いて「息」
このセリフを何度このブログで書いたことでしょう
息=呼吸が精神的なことに関して影響を与えるということについての研究は私自身の大きなテーマでもあります
坐禅しかり瞑想しかり
精神というものに何らかの作用をもたらすためには呼吸から
洋の東西を問わずこういう試みは古くから行われてきました

何事も実践が大切とばかりに
私自身もヨガを習い始め呼吸法を実際にやってみました
それまで呼吸が精神に作用するのは落ち着くという方向性にばかり目が向いていたのですが
逆に興奮する方向にも作用することを体験しました
「短息」と「長息」と呼吸の種類を二通りに分類すると
短い息をすると興奮し、長い息をすると心が穏やかになるというわけです

全力疾走すれば必要な酸素の量も増え
素早く呼吸しようとします
自律神経も交感神経優位になり心理的にもより興奮した状態になります
ごく当たり前のことなんですが
呼吸を早くするだけでも興奮という状態に導かれるというのは初めて知りました

落ち着いている方が興奮しているよりいい
そんな陳腐なことを言うつもりはありません
大切なことは自分が置かれた状況に応じてコントロールできるか否かではないでしょうか
生きている以上喜怒哀楽はあります
常に淡々としていて無表情・無反応な人間のどこに魅力があるというのでしょう
時には笑い、時には怒り
人とかかわる日々の生活には感情なしにはいられません
しかし過度な感情が軋轢を生みいさかいになることはあるいは人間の性ともいえるでしょう

適当に怒り、適当に泣く
そんな風に都合よくコントロールできたら…
きっとむかしの人も同じように考えたんでしょうね
先人たちはそのためのひとつの手段として呼吸に着目したのだと思うのです

ヨガをやっていて感じたことは
難しいポーズで身体がねじれそうなときでも
力を抜いてリラックスしないといけないんでしょうね
だから本格的な行者さんになると
そのポーズのままで一日中でもいられるように修行されているんだとか…
どんな劣悪な環境の中でも自分自身を見失うことなくコントロールする

そして一番肝心なことはここでいう「コントロール」は
心だけではなく身体に対するコントロールも含まれているということ
とりわけ身体の機能でも本来自分でコントロールすることができない
自律神経の支配にある機能に対し自らの意思で何らかの作用をもたらすことをいいます
全部が全部完ぺきにというのは難しいでしょうが
本来不随意で動くべきものがわずかでも自分のコントロール下に置かれるのならば
これは素晴らしいことともいえます

むかしの人がそこまで考えたかどうかはわかりませんが
漠然とでもそういう目的はあったんだろうと思います

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コメント

若松です。
ご無沙汰しております。

4月からパドマ先生のレッスンに復活します。
プラーナヤーマで教室の酸素濃度を下げますので、ご覚悟を~!

投稿: marjarah | 2012/04/03 00:45

復活楽しみにしています
最近タイミングが悪く行けないときもありますし
他の方もいろいろあって寂しい状態が続いていますので
起爆剤になることを期待しています

投稿: ひろ | 2012/04/03 05:44

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