実践 頭蓋骨矯正法セミナーのお知らせ
この度、私が所属する東洋オステオパシー協会も内外に向けて新しい試みをしようということでセミナーを催す運びとなりました。私の師匠である早瀬久義理事長の指導のもと、千人を超える卒業生を送り出したわけですが、我々卒業生もそれぞれ経験を積み研鑽を重ね今に至ります。会員同士のつながりもあり様々な形で情報交換をしてまいりました。各人が臨床の場で培ってきた手法、経験こそが東洋オステオパシー協会の財産であると確信する次第です。
かねてより経験豊富な卒業生たちとの交流や意見交換を個人レベルではなくもっと広く大勢の中で共有できれば協会の活性化にもつながり、厳しいご時世生き残りをかけて日々研鑽される皆様方にとっても朗報となるであろうと考えておりました。セミナーの開催にあたりまして一番こだわりたいのは「現場で役に立つ」ということ。理論のための理論が悪いとは思いませんが、現場で役に立たない理論ではだれも幸せになれません。あくまでも臨床の場で結果が出たテクニックなり経験なりを伝えることを趣旨としたセミナーにしたいと考えております。
また従来東洋オステオパシー協会の活動はあくまでも会員に向けた内部を対象としたものでしたが、協会の活動をより活性化する目的もありますので、セミナーは一般の方もご参加いただけます。元々協会内部でも自由な意見交換がなされていましたのでお気軽にご参加願えれば幸いです。
初回は「実践 頭蓋骨矯正法」ということで当協会常務理事の金谷康弘先生を講師として迎え実践的なクラニオワークのテクニックを中心に講習および実技が内容となります。ジョン・アプレジャー博士の10ステップはあまりにも有名ですが、それとは異なる部分でのクラニオワークの実践テクニックになります。私も数年前金谷先生のセミナーを受け、その徹底した臨床に則した技術の数々に感銘を受け、今回一番手をお願いしました。クラニオワークには教条主義的な考えもありますが、それとは対照的な現実主義的な合理性の高い内容であると感じました。金谷先生は現在二校の柔道整復師養成学校で講師を務められ、ティーチングの技術もさることながらそのお人柄を慕う卒業生も少なくないと聞いております(実際の生徒さんに聞きました)。自ら整骨院を開業されながら保険診療はまったくなさらず、自由診療のみの整骨院として異色の存在。そこには強いポリシーと信念で我が道を行かれます。
実際、私自身セミナーを受けて得た知識やテクニックを翌日からさっそく使っているのですが私なりに結果が出ていると感じています。素晴らしいテクニックでも使う場面や具体的な使い方がわからず宝の持ち腐れになり、それに気付かないまま「テクニックが悪い」と思い込んでいる方も少なくないかもしれません。具体的な使い方や使う場面を知ってこそ「実践で使える」技だと言えると思います。
5月27日(日)の午後、大阪市北区にて開催です
詳しいことはこちらをクリックしてご覧くださいませ
お申込みご質問等は上記リンク先からお願い申し上げます
なお参加人数は30名程度ですので満員の際はご容赦くださいませ
協会員だけではなく一般のお申し込みもお待ち申しあげております
東洋オステオパシー協会 事務局長 辻田浩志
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