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2012/02/22

動かないと

運動すると疲れます
仕事をしても疲れます
疲れを取るには休むに限ります
何でもかんでも食べ物でなんとかなると思っている人もたまにいますが
疲労回復は休息が一番大事です
中にはずーっと休んでいたいなんて人もいるんじゃないですか?

私たちは「動物」です
「動くもの」と書く動物です
植物との決定的な差は動かないと栄養分の補給ができないこと
だから否応なしに動くことが宿命づけられています
そして忘れてはならないのは我々に与えられた身体は動くことによってその身体機能を維持することができるということです
逆の言い方をすれば動かないと身体の機能は正常を保つことができないのです
廃用症候群というのがあります

安静状態が長期に渡って続く事によって起こる、さまざまな心身の機能低下等を指す。生活不活発病とも呼ばれる。特に病床で寝たきり状態でいることによって起こる症状が多い。

筋萎縮
関節拘縮
褥瘡(床ずれ)
廃用性骨萎縮(骨粗鬆症)
起立性低血圧
精神的合併症
括約筋障害(便秘・尿便失禁)

などが挙げられる。


(Wikipediaより)

寝たきりの方に起こりやすい症状です
これはかなり極端な例かもしれませんが
寝たきりでなくとも日常生活で「動き」の量が少ないと
ここまではいかなくても何らかの問題は生じてきます
あくまでも量的な問題にしか過ぎず
運動量が少ないと次第に身体の中で充分機能しないところが増えていくという発想で考えていただきたいのです

「老化現象」と気安く言ってますが
適度な運動を長期的に続けてきた人は
老化現象も起こりにくいのは事実です
むしろ適度な運動が老化のスピードを緩やかにすると考えた方がいいでしょう

ひとつの例として筋肉には運動をすることにより
安静時よりも多くの血液が流れます
その温かい血液には酸素や栄養素が含まれています
だから運動をすると冷えにくくいい状態の筋肉を保つことができるのです
血管があるところは皆同様です
内臓にだって血管が無数に走っているのですから
血液の恩恵を被るのは同じこと

もちろん運動も程度問題で
やればやるほどよくなるのかと言えばそうではありません
最初に申し上げたように疲れるのです
だから疲労との兼ね合いを考えながら運動すべきです
もちろん睡眠や食事とのバランスが大事なこともいうまでもありません

できれば運動の質も考えてムリなく全身をあらゆる方向に動かせたなら言うことなし
偏った運動もケガの素
こちらもバランスが大切なようです
別にオリンピックを目指すわけではないのですから
ハードなことをやる必要もありません
あくまでも健康な身体作りというの目的にそって
年齢・体力を考えた上で長期的にできる方法を選んでほしいものです

じっと休むのもいいものです
しかしそれは動いて疲れた身体を休めるための休息であり
じっとしていること自体が目的になっては本末転倒です

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コメント

おはようございます!

疲労回復は、休息が一番、ほんと、
そうでしょうね。
たまに疲れてると感じる時があります。
そんな時は、やっぱり、休みます。

Wikipediaの記事も、参考になりますね。

投稿: うさうさ | 2012/02/22 08:38

おはようございます

休むこと以上の疲労回復はありません
しかしながら疲労すること、すなわち動くということが前提だということを忘れてはなりません

投稿: ひろ | 2012/02/22 08:51

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