春の祭典
いつの時代も人々は安定を求めるのが常
昨日と同じ今日、今日と同じ明日が来ることに安らぎ覚えます
少なくともその方が命の危機にさらされる危険が少ないであろうという自己保存の気持ちが働くからでしょう
従来のやり方を破り新しいものを作り出した者は
称賛と非難を同時に受ける羽目になります
変化を待ち望んでいた人もいれば
受け入れることができない人もいるからです
ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーが生み出したバレエ曲は
あまりにも斬新で称賛と非難の声が高く
騒動になったと伝えられています
その経緯を知らない私にとっては名曲のひとつにすぎず
なんで音楽でケガ人まで出る大騒動になったか皆目見当がつかないのです
どこがどう違ったのかもわからないのですから
そんなエピソードも私には関係のない話
1913年に完成された「春の祭典」も来年で100年の時を経たというこになります
やっぱり音楽というものは穏やかな気持ちで聴くに限ります
春を待ちわびる今頃に聴きたくなる名曲です
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