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2011/12/05

骨盤探究

その手の趣味はないもんで実際には使ったことないんですが
鞭でひっぱたくとき手を動かして柄の部分を前後に振ります
すると柄の部分に加わった力がドンドン先の方まで伝搬し
先端部分が目標にヒットするとき激しい威力でぶつかります

この原理は多くのスポーツの動きの基本となり
野球でボールを投げる時、バットを振る時、サッカーで蹴るとき
いろいろな場面で鞭のしなりを利かせてスピードをあげます
逆に言うと先端部から動いてしまうと威力やスピードはなく
弱々しい鈍い動きになってしまいます

鞭でいうと柄の部分から始動するのですが
人の身体ですと骨盤がそれにあたります
投げるときも蹴るときも撃つときも骨盤からの始動で
なおかつできる限り効率の良い力の伝達が行われたときに
威力やスピードのある運動が可能になります
それができていない動作を「腰が入っていない」などと表現することもあります
手足から始動する動きは見た目にも不器用そうで
へっぴり腰と称される状態になってしまいます
骨盤には体重の重心もあり
身体を動かす際にはここから動くようなイメージを持つようにアドバイスすることも少なくありません

それゆえ骨盤の正しい動きはそれらの前提となり
より正しい動きを構築するためにはまず骨盤の動きを見直す必要があると考えています

Sq136
月刊スポ-ツメディスン136号

今月の特集は「骨盤探究」
いつ読んでも渡會先生の記事は奥行きが深い!
動物としての人間の進化の過程をひもとくと「下肢」は腸骨から始まるという発想は目からうろこ
また骨盤底筋に対する着目は今後の研究が待たれるところですが
ヨガなどの東洋思想に基づく身体の使い方には骨盤底筋を意識したエクササイズが多いようです

「使わないものは機能を低下させるのは生命体の必然戦略である」という言葉は重みがありますね
使いすぎて疲労するよりも使わないで弱っていく身体の方がたちが悪いのは私の経験でも痛切に感じます

また骨盤の構造と機能を理解して行う運動はとても参考になります
具体的にどうやって動かしたらいいかが問題なんですが
この特集で紹介されたレッスンを継続的にやれば身につきそうです

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コメント

こんばんわ!

スポーツの動きにも、色んな原理が
あるものなのですね。
何気なく見ているだけですが。
骨盤矯正というのも、耳にします。
女性はお産をすると、骨盤が歪むとか。

投稿: うさうさ | 2011/12/05 23:24

人の動きにはある程度類型化された動きの法則があるそうです
勉強したら面白いんですよ

この本にも書かれていましたが
「骨盤がずれる」ということに対してそれがすべてというようなことをいう人もいますが
骨盤のアンバランスは多くの人にふつうにあって
それさえ矯正すればすべての問題が解決するというわけではありません
利き手・利き足などがある中で左右対称でなければならないという話には無理があります

投稿: ひろ | 2011/12/06 07:38

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