弱点を知る
どうも最近私の周りでは風邪を引いている人が多いようです
一週間くらい前は突然寒くなり、追い打ちをかけるように日曜の雨
それでまた夏日が戻ってきたんですから環境はあまり良くはありません
この冬は暖冬の気配もしますが
暖冬というのはずっと温かい日が続くわけではなく
温かい日が数日あったかと思えば突然寒い日がやってくる
そんなジェットコースターのような気温の高低差が激しい状態になるのです
身体にとって一番堪えるのは環境の変化
ホメオスタシス(恒常性)というのは身体をいつもと同じ状態にする能力のことをいい
外の環境の変化に対応し自分の身体を一定の範囲内におさめ
活発な身体活動を確保するのですが
あまり変化が激しすぎると変化についていけず
身体の調子が崩れてしまい、同時に免疫力も落ちます
そんなときに風邪のウィルスが体内に進入すると
ひとたまりもなく風邪を引いてしまうようです
ホメオスタシスにしても免疫力にしても本来は本人の意識と関わりなしにベターな状態をキープしてくれるものですがそれにも限界はあります
これらの能力はまさに体の力に他なりません
「体力」の中のひとつの力といってもいいだろうと思います
必然的に体力が弱った状態だと免疫力も低下し風邪を引きやすくなるのも当たり前もこと
体力が不足する要因はいくつかありますが
主には年齢からくる衰えや、疲労は大きな原因と言ってもいいでしょう
だからといってあきらめてしまってはいけません
無意識のうちに働いてくれる体内の能力が低下しているならば
逆にそういう状態を意識し、用心することによって補うこともある程度可能です
風邪を引かないための工夫をすればいいわけです
そんなに難しい話ではなく、世間一般で言われている予防対策のことです
手荒い、うがいはよくいわれますし、疲れた身体を元に戻すために十分な睡眠をとることも必要です
できるだけ身体を冷やさないというのも重要事項
これらのことはいつも言われることなんですが
大切なのはメリハリをつけること
秋から冬にかけてずっと意識の中にとどめておくことは容易ではありません
私たちはそこまでヒマではありません
長い期間ずっとそればかりを意識しようとしても無理があります
だからこそ体力が落ちているなと感じたとき
気候の変化が著しいときだけでも普段より高いレベルで意識しておくことが必要です
それと意外に感じたのは不幸にも風邪を引かれた方々は比較的若くて元気な人が多いこと
体力的にレベルの高い人の方が風邪を引くというのは
突発的な気候の変化に対して心の準備がなかったんじゃないかと思います
「油断」といってもいいでしょう
むしろ体力的に不安のある人の方が経験則で風邪を引くんじゃないかと用心なさってたかもしれません
弱者がおのれの弱点を知ればこれもひとつ武器になるということなんでしょう
自ずと具体的な対策も講じ不測の事態に備えます
一部のご年配は10年以上風邪を引いたことがないと言われます
これは体力があるからというのではなく
自信がないからこそ、きちんと予防をしておられるわけです
私しも8年前に風邪を引いて以来ここ数年間セーフです
もちろん自分でも風邪を引かないための工夫はしています
若い頃の方が毎年風邪を引いていたのですが
歳をとるにつれて自分の身体に自信が持てなくなり
予防の意識が高まってきたということなんでしょう
まずは「風邪を引きたくない」と強く思うことからだと思います
それだけ?と思うかもしれませんが
風邪を引かないという強い意識があってこそ
予防にも力が入ります
具体的な対策を講じようともするのです
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コメント
こんにちわ!
昨日は、11月と言うのに、今までになく
暑かったです。
その前は、ほんと、寒い時がありましたね。
日頃から、風邪を引かないようにと心がけ
予防しておかないとですね。
投稿: うさうさ | 2011/11/04 11:43
さっきお昼ご飯にうどんを食べに行きましたが帰りは汗ダラダラ
冷たいうどんにしておけばよかったです
温かいうどんも風邪の予防として食べています(嘘)
投稿: ひろ | 2011/11/04 14:14